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師匠、とりあえず言語教えて

眠い中書いています

「んじゃこれから6日ほど自由行動で」


そんな感じで話はまとまった。ニンジャ君はいつのまにかそこにいた。全然気づかなかった。


「りょうかいしたよー」

「このゲームって時間が現実世界の2倍で動いてるからより多く遊べて便利だよね」

「そうそうイベントとかやるときは現実世界の2時間を一週間にするらしいし」

「えー、リンーそれどこ情報ぉー?」

「はい、かいさーん」


はい、そんなわけで自由行動です。とりあえず鍛冶ギルド行くか。確か町の南西にあったような。こんなの聞かないと全然わからないので聞き込み。教えてくれたNPCの方よ、ありがとう。というかこのゲームのNPCって中の人なんて居ないよな?


えーとこの町の名前は〈始まりの町 リタルダント〉というらしい。NPCに聞いてみたところこの町は農業と鉱石が主な産業らしい。いや、『産業だった』が正しいか。


しかし鉱石に関しては10年ほど前から鉱山に魔物が住み着いてしまい取りづらくなってしまったという。だが鉱山の分以上の収入を魔物素材で得ることができてしまっているためあまり困らないらしい。


つまり今のメインは魔物素材である。そんな設定があるなんて以外とつくりこまれてるんだな。歴史設定とかも気になるし図書館みたいなところがあるか聞いてみるか。

そんなことを考えていたら鍛冶ギルドの前に着いた。


「すいませーん」


中に入ってみたものの人がいない。声をかけても反応しない。この店大丈夫か?掃除も行き届いてないし。


「このギルドに登録したいのですが」

「本気かボウズ?ならもちろん大歓迎だ」


とつぜんカウンターの向こうから、背の低いヒゲの生えたオッさんがカウンターをよじ登って飛び出してきた。目つきが怖い。しかも顔も怖い。つまり怖い。ただカウンターを飛び越えることは出来ないらしい。


「なにが目的だ?渡り人さん(プレイヤー)?」

「剣を創りたいんですよ」


まっすぐオッサンの目を見て言った。そんなに見つめ返さないで欲しい。照れる。


「いい目だ。信用しよう。おれぁドワーフのガンテツ。お前の師をするA級の鍛冶師だ。しっかり見てアーツ、盗めよ?」

「わかったよ。ガンテツ、これからよろしく頼む」

「バカヤロー!師匠にはしっかり敬語を使うのが礼儀だ。常識だ!覚えとけ!……まぁそこら辺のことに関してはおれは怒らないが、今のうちに使えるようにしておけ。後々困るからな、あとこれもっていけ」


十分怒ってない?そんなガンテツさんに渡されたのは2冊の本。でもね、字が……表紙の字らしきものが、読めない。


「その本には鍛冶師の心構えがかいてある。ちゃんと読めよ。字が読めないわけでもあるまいし」


はい、そのまさかなんですよ。文字の解読はスキルでしたか。このあと師匠に頼み込んでこの世界の共通言語を教えてもらった。教えてもらったんだが……


「お前……こんなのも読めないのか?」


くそ、めちゃくちゃ悔しいぞこれ?!ダメだ!知力が足りない!もっと振っておけばよかった!クソォ……やっぱり読めない!なんとかどうにかできないか?そうだレベルを上げればいいじゃないか!うぉぉおおおー!狩りだぁ!


そんな時ガンテツ師匠から声をかけられた。

おやすみなさい


1/7改稿

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 街の名前、音楽記号ならリタルダンドではないのでしょうか。 リタルダントではなく。 [一言] がんばってください!
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