新武器をゲットしたんだが…
短い
ジグゾーパズルの最後のピースをはめ込む
出来上がったのは美しいが装飾の類がほとんどない二本の日本刀の絵だった。
柄についてる無色の宝石がチャームポイント。
なんだこれ?
「これ…どうする?」
俺は聞く
「そんなこと聞かれてもねぇ…」
「飾る、とか?」
リンとマイがそれぞれ返す。
正直答えを求めた質問じゃなかったんだが。
「いい刀だなぁ」
「全く、これが実物なら業物であろうな…ござる」
ハナとタローが絵の感想…というよりは刀の感想を言っている。
まぁ…ハナの使用に耐え得る刀がないからなぁ…
「これ出てきたりしないの?ファンタジーなんだし」
リンがそんなふざけたことを言って絵をひっくり返して上下に振る
「あああああ??それジグゾーパズルだよぉぉおお!!」
シンの絶叫がこだまする。
リンさん。ここはファンタジーじゃなくてファンタジーな世界を舞台にしたゲームです……あっ、じゃあファンタジーなのか。
程なくしてジグゾーパズルは案の定枠から落ちて来た
そして型にはまったままの形をしていたピース達が弾け飛ぶと同時にピースを達が光った。
「うぉっ、マブイ」
「マブイって何?」
「目がぁ、目がぁ。ぁぁあああ目がぁ目がぁあ」
光が収まるとそこには絵の中にあった刀がそっくりそのままそこで存在感を放っていた
「おい…」
「あぁ、わかってる」
「ほかのパズルも完成させるぞー!」
「目がぁー」
「おいっ!……くそっピース蹴り飛ばしやがった」
「最後のピースがないんだけどー」
「ん?これどこにはまればいいんだ?」
「なんで淵からじゃなくて真ん中から作ろうとするの?」
「いや…なんとなく?」
「目がぁああ!」
ガッシャーン!
「あーーーーー!どうしてくれんのよ!今までの苦労が……。
……私の怒りを知れ……
ヤケクソブレンバスタァア!」
「ごふっ」
程なくして全部のパズルが完成した。
…ふぅ、全部回収完了!
「いやぁ、いい武器ばかりだったね」
「本当、シンには申し訳ないけど…ていうかあれは不死身なの?」
「目がぁ目がぁ」
「だれかシン君の目を助けてあげてー」
「状態異常盲目だな。というかブレンバスター…」
「あれはヤバイですよ…でござる。」
「そろそろござるやめたらどうだ?」
「目がぁ……見える!」
「見えるのかよ!」
「ござるを止めるわけにはいかないのでござる。拙者のアイデンティティでござる!」
「お、おう」
「うん、頑張れ」
「フッ……」
「あぁー!鼻で笑ったでござる…。グスッ」
「諦めるなよ!まだまだいけるって。もっと自分出せよ!ほら…まだ、まだなんかできるだろ!」
「具体的な方法考えろよ!」
「男泣きとか……誰得だよー」
「考えつかなかったんだよ!」
「誰も得しないわね…」
「拙者はどうせ影がうすいでござる……どうせなんの役にも立たない案山子でござる……どうせ……何もできないシジミでござる……」」
「おい、泣いちまったじゃねえか!」
「俺のせいじゃないでしょ!」
「あーかわいそうに…」
「よしよし、いい子でちゅねー」
「うっ…泣いてなんかいないでござるっ!」
「おーよちよち」
「あんよが上手あんよが上手」
「クソォ…必ず…必ず報復してやるゾォ………(プルプル)」
「もっと熱くなれよ!
シジミも頑張ってんだよ!」
「解決策それかよ⁉︎」
「松岡、し○ー「それ以上はダメだ」
ぞうっ!」「って人の話聞いてんのかよ⁉︎」
そんなわけで俺たちは新しい武器を手に入れた。
その武器達の名は『始まり』シリーズ
素材を喰らい進化する生きた武器だった。
まぁまだ強化してないので『見習い』シリーズの武器より弱いんだけどね。
「じゃあ次の階層に行こっか」
「りょーかい!」
「ほら泣くなって」
「泣いてないでござるー!」
次の階層は……
「迷路かな?」
「迷路だな」
迷路でした
太陽神よ…
私の部屋の気温を3度あげてください
現在(室内の気温=外気温)
エアコン無し
床暖房故障中




