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始業式

春のうららかな日差し<校長のクソ長い話


眠い。ただその一言に尽きる事が目の前で起こっていた。いや、実際寝ていた。


「おい、起きろよ。話終わったぞ。」

「真也か。すまんな。」


校長先生の話ってねむいよね!

いや、マジで。きっと催眠効果のデバフをかけるスキルなんだろう。

詠唱そのものが攻撃だとはなかなか強いスキルだな。対象範囲は体育館一つ分。

デバフが成功する確率は四割と言ったところか。


「裕太何ボーとしてるんだ?」

「いや、校長先生の話はデバフを広範囲にかける優秀なスキルだなぁと」

「あぁ、確かに。でもさ……さっさと移動しないと目立つよ?」


体育館には人がまばらにしか残っていなかった。

全くいないわけではないのが救いか、

ーーーーーー


移動完了

自己紹介も普通に

「佐藤です。よろしく」

って言ってすませたし他のクラスメートもそんな感じだった。

あとなぜか凛と一緒のクラスになったなぜかっていうのはおかしいか。


「なんか文句ある?」

「いいえ、全く」


ええ、全く文句などありませんとも。

これはゲームの中でも学校でも私生活でも凛といる時間が長くなるな。


「リーン〜、おはっよー」


何やら明るい感じの声が聞こえて来た。


「おはよー、あ、ユウは初めまして?

いやぁ、あれは会った事に入るのかな?」

「おおー、ゲームの中とぜんぜん変わらないねー」


明るい感じの声の主はどこかゲームの中のマイに似ている気がした。雰囲気というか……そんな感じ。


「マイ?で合ってる?」

「せいかーい。初めましてってのは変な感じだけど。では改めて、初めまして櫛田 舞です今後ともよろしくぅ!」


明らかにテンションが高いのだが……いつか燃料切れみたいな場面に出くわしそうだ。


「テンション高いね」

「あ、あの」


そこに車椅子に乗ったいかにもお嬢さん的な女子が小さな声で訪ねてきた。


「凛、凛」

「二回呼ばなくても聞こえてるわよ。誰かって話でしょ。ほんと鈍いね」

「おれの知り合いか?」

「リアルでは初めましてじゃない?」


またそのパターンか。

そうなると残っているのは……


「となると、ハナか?」

「ッ…は、はい。初めまして…ユウさん。

藤堂 麗華……です。ゲーム…のときは、ありがとうございます。」

「こちらこそよろしくお願いします。」


儚げな感じだなぁ…ゲームの中だとそうでも無いんだけど。あっこれ失礼かも。


そこに突然男の声がした。

イケボだ。ただ影が薄い……影が薄いということは


「初めましてになるかな?」

「タローか」


なんかカッコつけてたところ悪いけどね……イケメンか、爆ぜればいいのに。


「なぜばれたし」

「いや流れ的に」


残念感漂うイケメン……無罪放免だな。

流れ的にとは言ったけどそこまで影が薄い知り合いはタローしかいないってのもある。


「ノォォォ」

「叫ぶな。リアルだとキャラ変わるな」

「突然話は変わるがアニメは好きか」


グイグイくるな…こいつ、ヲタクか⁈あの指定絶滅危惧種のヲタクだというのか?!


「お、おう。ほんとに変わるな。アニメはそうだなまぁまぁかな」

「なんですとォォォ。あのアニメだぞ。男なら萌えやバトルシーンを求めるものだろぉ」


あっこれめんどくさいやつだわ。


「ふぅ。そういえば名前を言ってなかったでござるな」

「おーい。忍者口調になってるぞ。」

「あ、マジじゃん。とりあえず俺の名前は田中太郎だ。よろしく」

「…あぁ。うん。よろしく。」


なんだそのテンプレートみたいな名前は。

それにしてもリアルでゲーム内メンバーが揃うというのは……これって奇跡じゃねーか?


「じゃ帰る頃にはメンテ終わってるはずだから

すぐログインしてね」


そんな感じで俺らの学校生活が始まった

真也「あれ…俺だけクラス違う…」






ーーーーーーーー


2/19ハナとマイの実名を訂正


あと加筆しました

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