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亀には甲羅干しが必要です

 ――卑怯なことを、していると思う。

 一度離した手を力ずくで引き寄せ、衝動のままに抱き締めた体は想像していたよりずっと細く、頼りなかった。

 泣いている顔が、きれいだった。よくできた人形のように整った、そして感情の乏しい小さな顔。そこに嵌め込まれた宝石のような瞳から、透明な滴が後から後から溢れ出し、子どものように泣き喚く声が拒絶の言葉を紡ぐことにさえ感動を覚えた。


 泣かせたかったわけじゃない、と思う反面、ああして一度すべてを吐き出させてやらなければ、いつか本当に壊れてしまっていたのだろうとも思う。悲鳴のような嗚咽を漏らす震える体を抱き締めながら、あのとき翔が覚えていた感情は浅ましいことに、哀れみより憐憫より、喜びが勝っていた。

 理由なんか知らない。

 多分、最初は同情だった。いつも怯えた顔をして蹲っていた小さな少女が、ひとりぼっちでいるのが可哀想で、一緒に遊ぼうと手を差し出した。……あの手を離したことを、どれだけ悔やんだことだろう。


 もう二度と、あんな後悔はしたくない。もう、離さない。離せない。

 本当に、どうして優衣でなければ駄目なんだろう。

 どれだけ気持ちを向けられても、ほかの誰にもこんなふうに欲しいとは思えなかった。どれだけひたむきな視線を向けられても、それが優衣の瞳からのものだったならとしか思わない。


 ……傷つけられていることを、知っていた。それ以上傷つかずに済むように、自ら感情を心の奥底に沈めてしまったことも。自分にできたのは、優衣を守るための力を貪欲に求めることくらい。


 けれど「子ども」である自分の立場ではできることなどたかが知れていて、そのもどかしさにただただ苛立つだけだった。

 優衣を最も傷つける存在は、同時に優衣の「保護者」だった。「子ども」の自分には「大人」である彼らを断罪することができないのが歯がゆくてたまらなくて、ひたすら憎むことしかできなかった。


 自分のことを見てくれなくても、そばにいてくれるだけでいいと思っていられたのは、触れるのを許される前までのこと。その瞳に自分の姿が映る喜びを知った今となっては、もう戻れない。

 嬉しくて。欲しくて。

 ずっと抑え込んでいた貪欲な獣が、啼いている。

 愛しくて、苦しい。もしまた優衣が、自分の手の届かないところへ消えてしまったら、なんて――考えるだけで、心臓が凍りつく。


 理由なんかいらない。

 ただ、心を全部持っていかれた。本当は、誰よりも寂しがりの少女に。

 ――優衣は、知っているのだろうか。彼女に名を呼ばれる、それだけのことが本当にどれだけの歓喜を自分に与えてくれるのか。

 どうしてひとは、自分は、こんなにも強欲なのだろう。

 泣かないで欲しいと思った。これ以上、傷つかないで欲しかった。それだけでいいと、ほんの少し前までは、本当にそれだけでいいと思っていたはずなのに。


 そばに在ることを許されれば、触れたくなる。触れることに拒絶を示されなければ、その心に自分の存在を刻み込みたくなる。視線を、言葉を交わすことが叶えばその心のすべてが欲しくなる。

 幼い昔、自分から差し伸べた手を振り払って傷つけた。その手を再び取ってくれただけでも奇跡のようなものだと思うのに、どうしてそれだけで満足できないのか。


 傲慢で、強欲で、わがままで、どうしようもないほど幼稚な独占欲にも似た熱情が、ほかの誰にもこの存在を渡したくないと吼える。

 そんな嵐のような感情をひた隠しにして、柔らかな体を抱き締める腕に力を込める。

 伝わって欲しい。

 本当に、大切なのだと。


『愛してる』


 繰り返し、何度も囁く。


『オレを信じて』


 ごめん。

 卑怯で、ごめん。

 だけどもう、離せない。

 おまえを失ったら、きっと生きていけない。

 ――守るから。

 もう二度と、誰にもおまえを傷つけさせたりしないから。

 おまえを傷つけるすべてから守ってみせるから。

 だから、優衣。


『オレのものに、なって』







 優衣が顔を上げると、短くなった分だけ軽くなった髪が、ふわりと舞う。サイドは頬に落ちる程度に長さはあるものの、後ろは本当にばっさり切ってしまったんだな、と今更ながらに思う。以前の長い髪も綺麗だったけれど、艶やかなそれがなくなり、細く透き通るような項が晒されているせいだろうか。妙に大人っぽく、というか色っぽくなったような気がする。


 何? と不思議そうに首を傾げる仕草は、むしろ幼い。そのあどけなさが、男心をジャストミートに打ち抜くとわかった上でやっているんじゃなかろうな、と思った自分は悪くない。……多分。

 他人の感情に疎いところのある優衣が、そんな翔の屈託や煩悩など知るはずもない。見上げてくる大きな瞳に、訝しげな色が滲む。

 翔は、どうにか平静を装って口を開いた。


「帰り、街に寄ってかないか? 駅ビルの水族館でカワウソの子どもが生まれたって、テレビでやってた」


 ホームルームが終わるなり、優衣の席に近づいて笑いかける翔に、クラス中の視線と注目が集まっている。親しくしている連中や、彼女持ちの連中はにやにやと楽しげにこちらを見ているが、そんなものはきっぱりと無視だ。

 今まで女っけゼロだった翔を、先輩ぶって見守っているつもりなのだろう。空手部でも一緒の一ノ瀬晶など、「おまえにもようやく春が来たか、でもキモイ」などと言うから、黙って鳩尾に一発入れて悶絶させておいた。失礼な奴だ。


 一年から持ち上がりのクラスメイトたちは、優衣が髪を切って別人のようになったことにも、そんな彼女に、それまでは無愛想そのものだった翔が「オレのもんだ」とばかりに甘ったるく接することにも、はじめのうちはかなり驚いて硬直していた。そんなことにも、このひと月あまりで随分慣れたらしい。

 優衣が翔と話しているときの、訥々とした口調ながらも柔らかくきれいな声。中学時代にあれこれ言われたせいで、恐らく無意識に伏せがちにして隠していた瞳の美しさ。何より、時折ほんの少しだけどほほえむようになった可愛らしい姿を目にした彼らが、こんなふうに意識を向けてくるのは予想の範囲内だ。


 他人の目をまるで気にしない優衣は、その一切に気づいていない。……気づいたとしても、そんなことはどうでもいいとまったく頓着しなさそうだが。


「カワウソ」


 ぽつりとつぶやく優衣の声が、わずかに弾んでいることを聞き取れるのは、きっと翔だけだろう。

 春休み中、あちこち連れ回して知ったのだが、優衣は動物が好きだ。いかにも少女が好みそうな、小さくもふもふした愛くるしい生き物ばかりでなく、虎や熊などの猛獣の前で「肉球……」と目を奪われていたり、巨大なアリゲーターをじっと見ながら、「鰐って鶏肉の味だってほんとかな」などと言っていた。


「部活は?」

「今日は休み」

「そう。行く」


 よし、と内心ガッツポーズを決めた翔の耳に、男子の「死ね」だの「爆発しろ」だのという密かな声が届く。翔は彼らに見せつけるように、優衣の指をすべて絡め取る形で手を繋いだ。

 優衣は基本的に、翔のすることには逆らわない。受け入れているのかどうでもいいと思っているのか、或いは意味をわかっていないのか(恐らくこの可能性が一番高い)はともかくとして、ごく素直に応じる様子に、周囲のボルテージが一瞬で下降する。


 ――ある日突然、クラスメイトが極上の美少女として花開いたと思ったら、既に売約済みでした。

 そんなやるせなさに燃え尽きているらしい彼らをそれ以上刺激するのはやめておくことにして、そのまま教室を出る。


(それにしても……)


 元々、整った顔立ちをしているとは思っていた。表情を消してうつむきがちにしていたときには、陰のある冷たい印象しか与えていなかったものが、ほんの少し顔を上げ、柔らかな表情を浮かべるようになるだけで、これほど変わるものなのか。

 少しずつ、少しずつ。

 それまで頑なにまとっていた薄いヴェールを脱ぎ捨てるかのように、日々魅惑的になっていく優衣に、そんなにきれいにならなくていいのにとときどき思う。すれ違う人々が振り返って見とれるのに一切構わず、翔だけを真っ直ぐに映すその瞳を見るたびに、さまざまな感情が入り乱れる。


 優衣は、ほかの誰も知らない。当然与えられるべきだった、温かく柔らかなすべてを知らない優衣に、一方的に気持ちを押しつけ、愛情を押しつけた。優しく抱き締め、愛情のきれいな面だけを見せて、逃げられないように、ほかの誰も見られないようにそっと目を塞いだ。


 親に捨てられ、傷ついて弱っていたところを甘やかされれば、心が傾くのは容易いことだったのだろう。好きだ、愛していると告げるたび、どう受け止めていいのかわからず泣きそうになっていた優衣が、嬉しそうに顔を綻ばせるようになるまで、そう長い時間はかからなかった。

 まるで、手負いの獣がはじめて優しく触れた手に懐くように。優衣の心から警戒が消え、戸惑いが溶けて、素直に信頼を見せるようになってくるたび、胸のどこかがわずかに軋む。


 喜びと、飢えと。

 欲しい、欲しいと獣が叫ぶ。

 囲い込むようにして他の可能性を遠ざけ、自分しか選べないようにしておきながら、笑顔を、信頼を向けられて尚、獣が狂う。


(駄目だ)


 軽く頭を振って、堕ちていきそうな思考を振り払う。


「翔?」


 柔らかく素直な響きの声に、笑う。


「なんでもね。先に何か――」


 食べていくか、と言いかけた言葉は、神谷? と呼ぶ声に遮られた。

 反射的に振り返ると、見覚えのある顔がいくつか並んでいる。中学時代、同じクラスだった連中だ。彼らは立派に高校デビューを果たしたらしく、黒かった頭がみんな明るい色に染まっていた。着崩した制服には、ファッション雑誌で見るようなアイテムがいろいろとくっついている。


 男連中はどうにか識別できるが、素顔がわからないほど化粧を塗りたくられた女子は、元クラスメイトなのか初対面なのかも判断できない。仕方なく、翔は声をかけてきた顔馴染みに視線を当てた。


「よう。久しぶり」


 中学を卒業して以来、一年以上顔を合わせていなかったのだから、挨拶としては間違っていないはずだ。なのに、茶色く染めた髪のあちこちをピンで留めた相手は、なぜかむっとしたように顔をしかめる。


「久しぶり、じゃねーし! おまえ、ドタキャンした上にあれから全然ケータイ繋がらなくなったと思ったら、お手々繋いでデートだと!?」


 ――そういえば、春休みに同窓会があったのだった。優衣が携帯端末を持っていないし、一緒にいる時間を邪魔されたくない。部屋の隅に放りっぱなしの小さな機械は、とっくに充電も切れているだろう。

 それを知った今のクラスメイトたちは、揃って顔を引きつらせながら乾いた笑みを浮かべていたが、今のところ困っていない。


「く……っおまえはイケメンでも、無愛想で仏頂面で女心をまるで理解しない、残念なイケメンだと思ってたのに! この裏切り者ー!」

「おまえがオレをどう評価していたかは理解したが、うるせえ黙れ。そして失せろ」


 冷たく言うと、わざとらしくよろめいたふりをする。


「酷い……っ! そんな酷いことをいう子に育てた覚えはなくってよ!?」

「気色悪い。おまえに育てられた覚えはねえとか、いちいちわかりきったツッコミさせんな。鬱陶しい」


 そのやりとりに、背後に居た連中が変わらないだの、相変わらずだなだのと言っている。

 だが、もしそこにいる女子が中学時代のクラスメイトなら、少なからず優衣にいやな思いをさせた連中であることは間違いない。そんな連中とへらへら笑い合えるほど、翔の心は広くなかった。


 彼らを認識した時点で、その視線から優衣を隠す位置に動いたものの、没交渉の相手にこれ以上邪魔されたくない。じゃあな、と言い置いて踵を返そうとしたが、待たんかいー! と騒々しい声に阻まれる。


「おまえのようなヤローとオツキアイなんぞしてくださってる、心の広い娘さんを紹介する程度の殊勝さもねーのかおまえ……は……?」


 不自然に声を萎めた相手が何に驚いたのかなど、見ずともわかった。辛うじて彼らの視界から隠せていたとはいえ、覗き込む意図をもって踏み込まれてはどうしようもない。


「――はじめまして?」


 優衣の語尾が疑問形なのは、彼女自身が覚えていなくとも、翔と親しげにしている以上、恐らく初対面ではないと考えているからなのだろう。


「ハジメ、マシテ……って、うぇえ!?」


 奇声を上げ、優衣の顔を指さした相手の手を、容赦なく叩き落とす。


「あだ!」

「やかましい」

「じゃなくて! ハジメマシテ違うじゃん! え、え? ……佐倉、だよな……?」


 不安げな口調に、優衣が不思議そうに瞬きして見上げてくる。可愛い。


「翔?」

「ああ、中学んとき一緒だったろ。原田って、ほら文化祭のカラオケステージで調子こいて、舞台から落ちて骨折したアホだ。覚えてねえか?」


 多分覚えていないだろうな、と思いながら教えてみたが、優衣はやっぱり覚えていないようだ。困ったような顔をして首を傾げる。

 原田が声をひっくり返した。


「ちょ、何その説明!? ってゆーか、それでも思い出してくれないとか、どんだけ印象薄いの、オレ!」

「安心しろ。優衣は興味ねえことに関しては、すぐ忘れるのーみその持ち主なだけだから」

「そっちの方が酷くねーか!?」


 ぎゃあと喚く原田に、優衣はこくんとうなずいた。


「今、覚えた。中学の文化祭で骨折した、気の毒なひと」

「うん、別に覚えなくてもいいからな?」


 そんな覚え方はいやー! と悶絶する原田の向こうでぽかんとしている面々のひとりに、ふと優衣が視線を向ける。


「……あ」

「……っ!」


 思わず、といったふうに零れた優衣の声に、小柄な少年がばっと顔を背ける。心なしか、顔色が悪い。だが、そんなことはどうでもいい。珍しくしまった、という顔をした優衣が、相手から視線を外さないのが面白くない。

 翔は、ひょいとその頬に手を当てて顔を自分に向けさせた。


「優衣? オレ以外の男を、理由もなしに三秒以上見たら駄目」


 一拍置いて、奇妙な悲鳴じみた声が周囲から上がる。

 掛け値なしの本音でもあるし、これで連中が引いてくれるなら一石二鳥というものだ。

 優衣は、少しだけ困ったように首を傾げた。そのまま、翔から目を逸らさずに続ける。


「――亀太郎さんが」


「亀太郎?」


 誰だそれは、と首を傾げる。

 優衣が見ていた相手は笹森健二で、断じてそんなレアな名前ではない。


「中学のとき、理科の石川先生が飼ってた亀の亀太郎さん」


 種族はミドリガメ、ちなみにメスだそうだ。

 それでなぜ亀太郎なんだろう。普通は亀子じゃないだろうか。


「小さい間は、雄雌の区別をつけづらいんだって」


 なるほど、と翔はうなずいた。


「二年のときにね、その亀太郎さんの甲羅干しを頼まれて、放課後屋上に連れていったんだけど。そこで――」

「だああああああ!?」


 先ほどの原田以上の奇声を発したのは、話題の人物、笹森だ。血走った目と、赤くなったり青くなったりする顔色が、とても尋常な様子ではない。周囲も完全に引いている。


「……佐倉さま」


(さま?)


 翔は目を丸くした。

 笹森はおどろおどろしく、一気に言葉を吐き出した。


「世の中のあらゆる人々には、決して口外されてはならない黒歴史というものが存在するのです。無闇やたらと見聞きしたものを喋られた場合、世を儚んでえーい電車に飛び込んじゃえー! と思っちゃったりする者もいたりいなかったりするんですよ。ご理解いただけましたか、ご理解いただけたならお願いします。今すぐ、その記憶を脳内からデリートしていただけますでしょうか?」


 素晴らしい肺活量と滑舌である。きっと彼は、どんな早口言葉でもどんと来いに違いない。小作りの瓜実顔で、一見女子にも見えそうな笹森の妙な迫力に、優衣は軽く眉を寄せるとおもむろに口を開いた。


「墓穴を掘って自爆するのは勝手ですけど、わたしを他人様のプライベートをべらべら吹聴するようなアホ女と一緒にするのはやめていただけませんか。あなたがどこで誰と何をしようと、ばらばらの轢死体になって、ご遺族に一千万単位の賠償責任を背負わせようと知ったことじゃありませんが――喧嘩を売るなら、相手と状況見てからにしろ、バカ野郎」


(あーあ)


 ナンパ男を容赦なく叩きのめす優衣を何度も見て免疫のある翔はともかく、他の連中は揃ってフリーズドライ状態だ。笹森など、完全に蒼白になって口をぱくぱくと開閉させている。

 それきり、冷たい一瞥を残してその場を離れた優衣から聞いたところによると。


 その日、優衣が亀の甲羅干しをしていた屋上にやって来た笹森は、一緒に来た男子生徒に突然愛の告白をかまされ、危うくそのまま押し倒されるところだったそうだ。どう見ても合意ではなさそうだったから、優衣は鼻息を荒くしたその男子生徒の脇腹を、思いきり蹴りはがしたのだという。


 仮にも一応恩人に喧嘩を売るとは失礼な、と優衣はぶつぶつ言っているが、翔は思わず遠い目をしてしまった。思春期の少年にとって、これ以上の黒歴史があるだろうか。いやない。


「揉めてるところに遭遇したから覚えてたとか、適当に濁して言うつもりだったのに」

「ああ。オレも濁して欲しかったな……」


 世の中には本当に、知らない方が幸せなことがある。

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