第七話:奇襲!
お久しぶりでぇ〜っす!!!(汗
久しぶりすぎて最終更新いつだったか忘れちまいました(滝汗)
ま、まぁ・・・いろいろあったんですよ(ぉ
死に掛けたり、大会で惜敗したり・・・ま、そんなこんなで更新ですっ(苦笑
ようやく日の出が見えてきた頃、アルはまだ眠っていた。しかし、辺りが騒がしいのに気がつき目をそっと開けてみた。
「えええええええ?!」
部屋がめちゃくちゃになり、ドアがブチ破られていた。
「え・・・あ・・・」
固まっていると、剣をもった明らかにいつもと感じが違うジンが出てきた。
「アル!!!ここから出るぞっ!」
まったく状況が飲み込めていなかったが、ただ頷いて荷物を背負った。ジンは辺りに敵が出てこないかどうか確認していた。
「説明は後だ、急ぐぞ!」
アルは黙ってジンの後ろについていったが、とたんに悲鳴じみた声を上げた。至る所に機械で作られたような腕や翼の生えた胴体が転がっていた。
「わわわ・・・」
「急ごう、いつ襲われてもおかしくない」
「は、はいっ」
二人は走り、ようやく甲板にたどりついた。するとそこは戦場と化していた。無数の羽の生えた狼型のロボットの残骸が散らばり、そこで昨日出逢った二人が戦っている。数から見て、こちらのほうが圧倒的に不利だ。
「ん〜・・・これって危なくないですか?」
この危機的状況にもアリオンは笑顔だ。両手に銃を持ち、舞うように敵を打ち抜いている。
「ふん・・・じゃあ逃げるか?」
リュートは笑顔ではないもののかなり余裕な感じだ。鬼の如く敵を切り刻んでゆく。
「数・・・多すぎません?」
あたかもいつものような感じでふたりは会話をしている。
「ジ、ジンさん、どうしましょう・・・」
慌てふためくアルを尻目に、ジンは二人の援護に向かった。それによってアルはさらに混乱した。
「あわわわわ・・・」
「おはようございますッ・・・アルさんもこっちに来ませんか?」
『顔とやってることが不釣合いすぎる!』
顔を引きつらせながらそう思い、首を大きく横に振った。
「そうですかぁ・・・どうします?」
「・・・知らん、死なない程度に逃げておけ」
と言うリュートの命令で、アルは仕方なく(?)逃げることとなった。敵は三人と同様、アルにも襲い掛かり始める。
「ひっ!・・・ほっ!」
妙な声を上げつつ、ギリギリのところで攻撃をかわす。
「ぶ、武器・・・!!!」
避けつつも武器を探す。走ってもなかなか武器は見つからない。その間にも狼はアルを執拗に追いかけてきた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
あまり体力に自信のないアルは緊張のせいもあって早くも息切れし始めた。狼はアルのすぐ後ろまで来ている。
「ひぃ・・ひぃ・・・うわぁっ!」
狼の屍(?)に躓いてしまい万事休す。アルはうつ伏せに倒れ、それに覆いかぶさるように狼は襲いかかった。
「ウォーン!」
『・・・こんなところで・・・こんなところでぇ・・・っ!!!』
必死の思いで、右手で狼を払いのけようとした。
ブチブチブチッ―――
確かにそんな音が聞こえた。その後に海に何かが落ちる音。そっと目を開けると右手には今まで見たこともない変わった形の剣が。海のほうに顔を向けると体が切断された狼が沈みかけている。
「・・・?」
危険な状況にもかかわらずアルは考えた。
『・・・この剣、どうしたんだろう』
何にせよラッキーなことに違いない、そう考えがたどり着きジン達がいるところまで戻りにいった。
・・・づがれだぁっ!!!(ぇ
まぁ、今までの苦労をこの人と話そうじゃありませんか!?
護「じゃ〜、今回のゲストです?!」
アネル「・・・ちょっと」
護「は、はい?」
アネル「私のこと呼ぶ前に名前図鑑調べたんでしょ」(事実です)
護「・・・へ?そそそそそ、そんなことしてませんよぉ(汗)」
アネル「じぃ〜・・・フンッ!」すたすたすた・・・
護「なにぃ?!今番組(?)初のゲスト逃亡?!」
アネル「・・・バカ・・・そんなことするわけないのに・・・」てくてくてく・・・
護「ふぅ・・・よかったよかった(泣)」
アネル「ばっ、ばかぁっ!…な、泣かないでよねっ」
護「は、はいぃ」
アネル「・・・で、今回はどんな話?」
護「え、あ、そうだった・・・今回は僕の今までの苦労話を・・・」
アネル「夏休みなのに苦労話???」
護「ま、まぁ・・・いろいろあるんですよ」
アネル「そう・・・で、どんな話・・・」
護「あっ!!!もうこんな時間になってしまいました!」
アネル「えぇ?!な、何なの一体?!!!」
護「すみませぇ〜ん、また今度っ!」
・・・
・・・
・・・
・・・
アネル「まぁ〜〜〜〜もぉ〜〜〜〜るぅ〜〜〜〜!!!!」
注:名前図鑑→作者が作っているPCにあるキャラ図鑑。いろいろあるかも・・・