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第六話:月夜・・・

いやぁ〜・・・久しぶりですね。

ま、たらたら書くのも面倒なのでどうぞ・・・。

甲板には小柄な二人組の客が佇んでいた。夜空に少し欠けた満月があり、辺りをその光が照らしていた。

「こんばんわぁ・・・」

恐る恐る声をかけてみると、二人組は振り返った。二人とも同じマントを羽織っていたが、一人は、何故か綺麗な顔立ちだが、不機嫌そうだ。体は小さいが妙に威圧感がある。もう一人はさらに体が小さく、ニコニコ童顔だ。

「こんばんは」

優しそうな方は答えたが、もう一人は答えなかった。

「今晩もいい月ですねぇ・・・」

「そうですね・・・あなたもトラッシュ島へ?」

どうやらこっちの人は友好的そうだ。

「はい!仕事でトラッシュタウンの清掃活動の手伝いを」

「ふむふむ・・・もしかして、『暁』の方ですか?」

アルは大きく頷いた。

「そうなんですかぁ・・・実は・・・」

「アリオン!」

不機嫌そうな方がその先を言わさないよう遮った。

「あ・・・はい、ごめんなさい」

「・・・先に戻っておく」

彼はそう言い残し、去ってしまった。その後姿を見ながらアリオンは言った。

「・・・すみませんねぇ、あの人今日はちょっとご機嫌斜めで・・・いつもはいい人なんですけどね」

「ううん、少しびっくりしたけど・・・君、アリオンって言うんだ」

くるりと、振り返り笑顔で自己紹介を始めた。

「はいっ!ぼくはアリオン、アリオン・メイルといいます」

「ボクはアル・フリーウェル、これからよろしくっ!」

二人は握手を交わした。

「あ、ついでにさっきの人はリュート・クレウム。かなり剣術上手いんですよぉ」

「ふぅん・・・確かにすごい威圧感あったね」

「あ・・・あれは不機嫌だったからだと・・・」

二人は苦笑いをした。

「・・・どうして不機嫌だったのかなぁ?」

「ん〜・・・たぶんトラッシュ島へ行くのがイヤなんだと・・・」

「ははは・・・ホントに評判悪いね、トラッシュ島って」

うんうん、とアリオンは頷いた。

「まぁ・・・こっちも上の人からのお仕事なんで仕方ないんですけどね」

二人は笑った。どうやらアリオンも似たような職業らしい。それから二人は、夜空を見上げたり他愛もない話をして時間を費やしていった。別に特別なことでもなかったが、お互いに気があった。

「はぁ・・・明日には着くんだね」

「はい、明日の朝に着くみたいです・・・」

二人は夜空にたったひとりで輝いている月を、寝転びながら眺めていた。

「またこうやって話できるといいなぁ・・・」

「そうですね・・・楽しかったです」

そう言ってアリオンは立ち上がった。

「それじゃあ、ぼくもそろそろもどらせてもらいますね」

「うん、そろそろボクも寝なくちゃ・・・ありがとう」

最後の一言にアリオンは首をかしげた。

「『ありがとう』?」

「・・・変かな?楽しく過ごせたお礼のつもりだったんだけど」

すぐに笑顔のアリオンに戻った(さっきからずっと笑顔だったが)。

「いえ、普通にしていただけなのにお礼を言われたので・・・それじゃあ、また明日!」

手を振り、アリオンは向こうへ行ってしまった。

「ただいまぁ・・・」

返事はなかった。ジンはすやすやと眠っている。アルもこれ以上起きてる必要もなかったのですぐさまベッドに体を沈めた。

『今日は長かったなぁ・・・けど、かなり楽しかったぁ。このままこんな日が続けばいいのに・・・』

はぁ〜・・。ネタはいっぱいあるのに、PCの前に座るとやる気0に・゜・(つД`)・゜・モウダメポ

まぁ、今日もこんな感じで終わりますねぇ〜

ではっ

☆⌒(*^-゜)ノ~♪see you again♪~ヾ(゜-^*)⌒☆

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