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第五話:まだまだ途中・・・

ふぅ・・・何だか書くのに疲れてきたぜ(早)

それでも一応がんばりまぁす・・・だから元気を分けてくれぃっ!(何様だ)

と言うことで、今回も始まり始まり・・・

予定通り昼ごろにルウェル港にたどり着いた。さすがこの国の入り口とあって、かなり賑やかだ。

「じゃあ、まずは何処へ寄る?」

「・・・手当たり次第にまわってもいいですか??」

その言葉通り、二人は旅に必要なものを手当たり次第回って、買い揃えていった。

「ふむふむ・・・しめて1万マニーだなぁ」

『マニー』とは、この世界での共通通貨である。ジンは何処からともなく取り出したそろばんを弾いていた。世の中やはりお金なのだと少しがっかりした。

「・・・世の中こんなものさ」

ジンも少しくたびれたようだ。さすがに両手にいっぱいの手荷物を長い間持たされてたら誰だって疲れる。

「じ、ジンさん・・・そ、そこで休憩しませんか?」

「そ、そうだねぇ・・・」

二人は近くの噴水のほとりに腰を掛けた。

「いやぁ・・・なかなか大変なものだねぇ・・・」

「はいぃ・・・」

しばらくの間、ボーっとした。そして、空が夕焼けに染まる頃、正気を取り戻した。

「・・・はっ!船がぁっ!!!」

一足早く正気に戻ったジンが叫んだ。

「あぁ!!!こんなところでボーってしてるんじゃなかった!!」

しかし、さすが先輩。新米のアルとは違いすぐに元に戻った。

「そうだ、夜の便があるかもしれない・・・急ごう!」

未だパニック状態のアルと、手荷物を掲げ波止場までダッシュした。

「もうすぐトラッシュ島行きの船が出発いたしまぁ〜す」

ジンたちがついた頃にはもう出発していて、5,6メートル陸から離れていた。

「おじさん!これ二人分のお金!じゃあ・・・・・・おぉりゃぁ!!!!」

助走をつけて、いつものジンからは考えられないような掛け声とともに大ジャンプ。着地先は・・・ぎりぎり船の上だった。

「ひぃ、ひぃ・・・」

ただ、アルはぶら下がっていた。辛うじてジンの手に捕まっている。

「ふぅ・・・あぁ、悪いね」

そう言ってようやく引き上げられるアル。息も絶え絶えだ。

「お客様、ようこそおいでなされました。お二人様のお部屋までご案内いたします」

優しそうな船員さんは何事もなかったように二人の荷物を運んでいった。

「わぁ、結構広いんですね」

船員が部屋を出てからのアルの第一声はそれだった。

「あぁ、相部屋だからこんなものかな?」

「へぇ・・・ボク、船に乗るの初めてなんです」

はしゃぐアルの横でジンは荷物を寄せていた。

「そうか・・・ってことはアル君はあの町から出たことなかったり?」

「いえ、隣町くらいは行ったことあるんですけど・・・それより向こうはなかったりします」

少し照れた感じでアルは言う。それを見てジンは優しく言った。

「そうかぁ、アルにとってはじめての事ばかりなのかぁ・・・」

二人は互いに笑顔で見つめあった。アルも自分の荷物を端へ避ける。

「さてと・・・もうすぐ夕食だし、ご飯食べてから自由行動にしようか」

アルはそれに賛成した。じきに夕食が運ばれ、ジンはゆっくり、アルはせっせと食べ始めた。早く食べ終わったアルは部屋を飛び出した。

「あ、あんまり遅くならないようにするんだよ」

何だか母親のような言い草に、アルは少し懐かしさを感じた。

さぁて、いかがだったでしょうか。

え?『いつも通りつまらなかった?』・・・そんなものでしょう。でわ・・・

今回は少し疲れたので作者と対面コーナー(?)を休ませてもらいます。

んじゃあまたぁ〜。


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