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Bullet Returner~遺産回収部隊~  作者: ライオット
第一章 京乱戯画
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第四話 関西大異変


浪花の街、大阪。


関西圏の食事情を支え、何かと東京と比べたがる負けず嫌いとノリのいい街。


そんな街でとある噂が立っていた。


なにも人が攫われ、異形に殺され、それらを納めたDVDが闇市場で売買されているとのこと…。


それらスナッフビデオは大阪府警に回収されるものの、未だ出回っている。





大阪府警察署 生活安全部少年犯罪課


此処は成人していない青少年による犯罪を主に取り仕切っており、近年、中国製の拳銃やアサルトライフルを持っていることがあり、特別に拳銃と防弾チョッキを携帯している。



そんな少年犯罪課の机でパソコンをせわしなく使う女性が一人。駄菓子のココアシガレットをくわえ、ポリポリと噛み砕いていく。


目には熊を作り全体的に疲れが見えている。

それもその筈、彼女はこれで三日目の署泊まりなのだ。


「やあ、千里」


「睦月?」


千里と呼ばれた彼女は振り向かず、キーボードをカタカタと鳴らす。

睦月と呼ばれたスーツの女性はため息を漏らしながら、口を開く。


「アナタ、いつから?」


「んっ…つい三日程」


「ハァ…いくら此処が忙しがろうと、そんな事やってふた月経ってるじゃない」


「大丈夫。駅前の漫喫でシャワー浴びてるし、クリーニングは出してるから」


「そういう問題じゃない」


千里の行動に呆れかえる睦月。だが、そんな事は置いておき、本題を切り出すため口を開く。


「…最近また新しいスナッフビデオが流通してたわ…」


「…今度は?」


「…何処かで15~6の女性が何かに襲われてる物よ」


「ふ~ん」


そう言いながら、エンターキーを押し、椅子を回転させ、向き直る。


「被害者の身元は分かる?」


「ええ、ご立派にも綺麗な画像でね…」






ゴールデンウイーク。


長い休暇の習慣が少ない日本で唯一存在する祝日が合わさった休み。


日帰り旅行程度や家で何処にも行かない場合もあれば、休日を利用しサービス業等が忙しくなるそんな時である。



ルーファウスによる改造が施された大型バイクであるYAMAHA「V-MAX」を疾走させる真之介は白いパワードスーツ「GAS-エクスカリバー」を着込んでいる。


「…~♪」


ロシアの国歌を口ずさみ、遠くを見据える。


今通っているのは京都から大阪まで行く高速道。今となってパワードスーツは一般の認知度が高いので、こういった服として活用していることもある。

現に十代前半の男の子には何処かのヒーローにも見えるだろう。

真之介もエクスカリバーを見たとき、こんな一言を…。


「すげぇ…まるで仮面ライダーみたいだ」


平成ライダー世代の真之介には夢のように感じていた。


そんなこんなでGAS-エクスカリバーを好んで着込む辺り、いたく気に入っている。


そんな真之介だが決して休暇では無く、仕事として京都に向かっていた。

あの後、調べてみると、京の都にある封印を解けそうとあり、追加の封印をするため派遣されたのだが、真之介は自分の道具やバイクを使いたいため、瓜生ともう一人は新幹線、真之介はバイクで高速と、別行動で合流する手筈である。

V-MAXの側車には自身の武器であるカラドボルグに居合い刀、野太刀の二本。スマートフォンやウォークマン等しまわれている。



そんな中昨晩の事を思い出す。



『…関西圏の失踪者数?』


食後の緑茶を飲んでいると、考司がそんな事を話す。


『ああ、僕の旧友から聞いた話なんだが…最近…およそ二ヶ月位を絞って調べてたんだ。するとその数が、六十人だそうだ』


『かなり多いな…でも関西圏って範囲が広いからそれくらい』


『ところがどっこい、実際調べたのは京都、大阪区間。つまりは京都市と大阪市の辺りさ』


『…マジかよ』


その事実に驚きを隠せない。


いくら大都市と言えど短期間で、そう何十人も消えて居なくなる話は無いに等しい。只、考司のツテの情報であると信じざる得ない。


『…今回の出来事は間違いなく…"教団関係"かもしれない』


『嘘だろ…コッチは仕事の事で京都行くのにさ~』


『その件何だけど…、もしかしたら関係があるんじゃないか?』


『…ハイ?』


再度驚くべき事実を言い渡される。


『信長が生前、魔導書関連を集めてたって話もあったり…』


『……まさかの』


『一回召喚したんじゃないかな?邪神とか…』


『あの物好きだったらしてても可笑しくない…』


『それに…その頃から不死身だったら間違いなくヤバいモノを…』

二人は出てきた解答に顔を青ざめ、頭を抱えたくなった。


話の全容を簡単に言えば。


信長が何らかの魔導書で何らかの邪神を召喚、その時既に不死身であったならそれと契約し魔王のごとく蹂躙していたならば…。


『つまり今回の大騒動に』


『信長封印も関連性がある』



集合場所の駅前にあるビジネスホテルに着くと、駐車場にバイクを停め、荷物を持ってフロントに向かう。


中はさほど高級感は無いものの、広めのロビーで清潔に保っているので、そうそう悪く感じない。


真之介はその足取りでフロントにいるホテルマンから話をして、まだ来ていない事を聞くと、ロビーにあるソファーで待つことにする。


「…ねみぃ…」


流石に関東圏からぶっ通しで此処まで来るのは無理があったのか、ソファーに寝っ転がり、すぐに寝息が上がった。





どれほど経ったであろう。


目を覚まし、腕のウェアラブルPCを覗いてみると、あれから一時間程経っていた。


「おはよう御座います」


「…ん?瓜生か」


隣のソファーにはニコニコと笑う瓜生がいた。


「…いつから?」


「ついさっきです。自然に起きるのを待ってました」


「…そうかい、まあその気遣いは嬉しいさ」


寝ぼけ眼を擦りながら、上半身を起こし、瓜生に向き直る。


「…で、もう一人の協力者は?」


「いま、近くのスーパーで食糧調達をしてもらってます」


「さいですか…」


「そろそろ戻って来ると…」


瓜生は立ち上がり、付近の窓から外の様子を伺っていると、ホテルの自動ドアが開き、其処から大きい紙袋を持った女性が現れ、真之介の前のテーブルに置き始める。


「お待たせ~」


「おや、噂をすれば何とやら」


「…協力者って、霧雨千里巡査部長かい!」


どうやら知り合いらしく、其処に一つ突っ込んだ。


「オッス、宮本君。久しぶり」


「久しぶりじゃねぇよ。仕事はどうした仕事!」


「これも仕事ですよ。後つい先月づけで巡査部長から警部補に昇進しました」


「ほう、その若さで警部補とは。まさに出世頭ですね」


「ふっふ~ん、ノンキャリアだからどうした!ニューヨークだかサンフランシスコに行ってるからと言って決まるわけ無いんじゃい!」


「…瓜生、話長くなるからちょっと止めさせろ」


「…分かりました」



ガミガミと言われ続く中、苦笑しながら宥めようと説得し始める瓜生。千里も文句を垂れ流すように言いながらも、とりあえずその場を収める。

真之介は腹の虫が鳴りかけているので、早く食事にありつきたかった。


「…さて、それじゃあ飯でも食べるか…」


「ええ、具体的な内容は食事をしながらでも出来ますので」


「それじゃ、適当に取ってって~」


ふと、真之介は紙袋からメロンパンを取り出すときに思う。


「ロビーで物食べて良いのか?」


「さあ?」


「良くなければ、今止めに入るでしょう。飲酒でもしない限り大丈夫だと思います」


「…さいですか。頂きます」


納得しながら、メロンパンの袋を破り、かぶりつく。


「相も変わらず、甘党ですね」


「言っとくが、俺の消費カロリーは常人の数倍でね、こう言うときに貯めとかなきゃ駄目なんだ」


「確かに…食事制限は必要無さそうで…」


瓜生はきんぴらゴボウを千里は蕎麦を食べ始める。

ふと、瓜生は口を開いた。


「そう言えば、お二人はどういった関連で?」


「う~ん、つい前に京都のとある如来像が盗まれた時がありまして…」


「最初の時は其方が勘違いしてて…『大人しくしいな!』って発砲してきた」


「強盗団はカラシニコフ持ってる話を聞いたから、威嚇射撃はしないと不味いでしょ」


自分の不始末を正当化しようとする千里に苦笑する瓜生。

普通は懲戒処分行きであるのだが、その後如来像を取り戻し、解雇する以前に一部幹部が裏取引をしていた話が出てきて、昇進したのだ。


「んで、今の部署は?」


真之介がそれを聞くと、人差し指を顎に当て、どう言おうか考え始める。

そして一言、話し始めた。



「えっと~、『生活安全部少年犯罪課』ってやつ」


「少年犯罪課?」


「最近未成年者のドラッグ売買が多いのさ。中には金持ち嬢ちゃん坊ちゃんが親の金で」


「なる程…大変な部署でしょうね」


「まあね」


蕎麦に汁を付けながら答える。


「今回、被害者が未成年者でさ。独自に捜査する事にしたんだ」


「警察との連携が必要と思い、こういった事件を主とするベテラン刑事を探していたところ、彼女が一番だと考えられました」


「いや~煽てられてると分かってても嬉しいもんだね~」


「単純思考だな」


一言呟いた後けたたましい音が響き、真之介の頭が割れるような思いをしたと言う。




腹拵えが済み、三人は待ち合わせの部屋に向かって行く。


瓜生はシグアームズGSR、千里は官給品のM36 チーフスペシャルを手にする中。


レイジングブルを元に作ったカラドボルグを手にしていた真之介に待ったをかけた。


「何故隠せない物持ってきてるんですか?」


「いや~コイツしか持ってきてないから~」


二人は呆れかえる。仕方が無く、瓜生は手提げバックから銃を一挺取り出し、渡す。


「M1911A1 Custom Snake-matchスネークマッチです」


「ありがとう御座います」


「全く…無くさないで下さいよ」


「リョーカイリョーカイ」


M1911A1 customを手にし、薬室や弾倉を確認し始める。


「…くれぐれも…それらは見せないように…何せ相手は気が動転していると思いますので」


「これから買い取り交渉すんのに大丈夫か?」


「むしろ買い取って貰いたいのでしょう…電話越しで喜んでましたし」


「まぁ、それなら良いけど」


一向は部屋前に着き、拳銃を内側にしまう。

瓜生はそれを確認し、ドアを軽く数回ノックをする。少し間が空いた後、鍵が解かれチェーンの限界まで開かれると、血走った目で覗かれる。


「だっ…誰だ!」


其処にいたのは、その筋特有のスーツを着た中年男性である。


「あっ。私は三島保険組合の調査員オプの瓜生・隆寛と言います。此方は私の直属の上司であります、宮本・真之介と言います」


「みっ…三島!後ろの女はだっ…誰だ!」

最早、呂律が回っていない質問に少し間を置き、瓜生はセールススマイルで答える。


「ああ、此方は見聞役として派遣された方です。それにこの取引は知っての通り、警察が介入する出来事でもありませんし」


「……っ、まあいい。そこのドアを閉めてくれ、何が来るか分かったもんじゃない」


仕方が無くか、中年男性は千里も中にいれ施錠するように言う。様子から察するに何かに追われているようだ。

部屋はビジネスホテルらしくベッドに浴槽、洗濯機等が置かれ、簡素な造りになっている。

瓜生と男性が備え付けの椅子に腰掛け、真之介、千里は辺りを見回しながら近くの壁に寄りかかる。

男性は挙動不審に目を泳がし、震える足を手で押さえ、口を開いた。


「こっ…コイツが…あんた達にた…頼んだ品だ」


出されたのはクリアポケットファイル。タイトルは霞んでいて読みづらくなっている。


「ばっ…バロックレポートって奴だ」


「バロックレポート?西洋様式のバロックを纏めた資料ですか?」


「そんな訳ないだろ!コイツのせいでどれだけ不味いことになったか…」


怒鳴り散らし、すぐに落ち込む等、浮き沈みが激しく、あまり長く話さない方が良いのかもしれない。


「確か、古代ヨーロッパの失われた『バロック文字』って奴で書かれた本だったらしい…」


「本…にしては八枚程の羊皮紙で…これって羊皮紙ですか?」


「さっ…さあ?古美術屋のじじいがそう言ってたが…」


「………」


何か不審に思い、ポケットから一枚抜き出し、触って確かめる。


そして一言。


「…羊皮紙に似てますが…これはもっと繊細で真っ白な紙です…」


「あれ?羊皮紙じゃないって……まさか?」


真之介は自分で質問をしようとした時、疑問から真実を感じ取る。

それが皮肉にも大当たりであった。


「人間の皮です。しかも十五歳以下の子供の皮で出来ています」


「うわ…。まさかの人皮紙かい…」


「貴族の邪教徒では高値で売買されたらしいです。しかも人皮紙は当時奴隷から買って手に入れたらしいですし」


「ある意味中世の恐ろしさが見え隠れしてるな…」


真之介はドン引きレベルを感じ得ながら口を開く。


「そうなりますと、大分コレの危険性があります」


「…ソイツを読むときは気をつけろよ。読んじゃいけねぇ部分を読んだ奴が血泡吹いて死んじまったって事があった」


「肝に免じます」


更に不味い話を聞いてしまった一行。千里は驚きのあまり落としたココアシガレットをゴミ箱にやり、新しいのを口にくわえる。


「…それでは、本日はご足労ありがとう御座います」


「もうアンタらとは取引しないと思うが…また会ったら…」


「もうありません。しかし貴方方のお掛けになっている生命保険は三島なので死亡保障の際でしょう」


「…ふっ、その時は俺が棺桶の中に居るときだな」


瓜生の皮肉を皮肉で返し、一安心を感じ得ている男性を一瞥し、挨拶をしてから部屋を後にした。





「…あっさり終わったな」


独特の緊張感の中、最初に真之介が口を開く。千里も何か言いたげに答えた。


「曰く付きの物を手早く離したかったんじゃない?呪われた装備みたいに」


「そりゃ言えてる。教会じゃないとはずせねぇし」


「ついでにシレンだったら取れなくてモンスターにフルボッコされるね」


「だなwwwww」


重苦しい空気から脱出した二人はピロートークじみた何かをし始める。

そんな中、瓜生は何かに気が付いた。



両目視力6.5を誇る瓜生は矯正用メガネを軽くずらし、それを見据えると…。


廊下の一番奥にある透明な格子入りの窓ガラスに、人型の何かの陰が映る。

ただ其処に疑問視があるとすれば…、背中らしき場所から羽状の物が生えて見えると言うこと。


それは何かを探しているのか、窓ガラスから見える場所をくまなく見続け、飛び立っていく。


これらを踏まえ、瓜生はとある結論に至った。


「すみません、先程部屋で忘れ物をしてしまいました」


「ん?珍しいな、瓜生が忘れ物するなんて」


「ええ、愛用していたペンだったので無くしたくないんです」


「それじゃ、行きましょう」


同意する二人を追い抜き、何故か早歩きで先程の部屋に向かう。それに疑問に思いながら、二人はそれを追った。


「…言い忘れてました」


「ん?」


「…これから何があっても…驚かないで下さい」


「…なんだって?」


道中そんなことを発する。何も分からないまま瓜生に付いて行く二人は部屋の前に着く。


瓜生はドアをノックし、先程の男性を呼んでみるが、シーンと静まり返る。


再度、ノック。


しかし何も起きない。


瓜生はGSRを取り出し、ドアノブや鍵あたりを弾倉が空になるまで撃ち続けた。


「ちょ!?瓜生何を」


「先程何か不審な物を見つけました。形は人ですが、背中に羽らしき物を携えるところから見るに…」


強力な.45 ACP弾による銃撃でドアノブと鍵が破損すると、思いっきり足で蹴飛ばし、弾倉を入れ替えながら部屋に入る。


「神話生物の可能性があります」


「…マジか」


M1911A1 Customを構えながら口から漏らす。千里も流石に状況を理解したか、M36 "Chiefs Specialを取り、構える。


部屋の中に入ると、其処は凄惨な物に変わっていた。


外側から割れたガラス破片が散らばり、そこに彩られた赤の斑点が白の壁紙にへばりついていた。


何かが居た。


緑がかった灰色の肌が覗き、腰元にはぼろきれ布を巻いて、背中に蝙蝠の羽を生やした異形が三体、手には妙な模様の両刃剣や槍が握られていた。


それらは何か嬉々とした表情を見せ、口らしき場所から発した。


「ビンゲンザ!」


「ビンゲンガ、ギダゾ!」


「ガゴヂダギ!ガゴヂダギ!!」


「バギゾグドゾデギギ!!バギゾグドゾデギギ!!」


「グゼロビ~♪グゼロビ~♪」


濁音による会話が続く中、男性の腕や足をもぎ取り、腑を塩辛のようにグチャグチャにしてゆく。

無邪気な子供が昆虫の羽や腕を取って遊んでいるかのように見えるが、人間からしてみれば何処ぞのスプラッタ映画以上の光景に千里口元を押さえようとするが、思わず吐瀉してしまう。


次の瞬間、真之介と瓜生は何の躊躇いも持たず、同じ.45 ACP弾の銃で撃ち放った。


亜音速の弾丸は異形の皮膚を突き破り、筋繊維をズタズタにしてゆく。しかもストッピングパワーに優れたホローポイントを使用しており、より一層グシャグシャのミンチに変える。


「ギャガガガガ!!」


「ギダギ!ギダギ~!!」


二人とも空になった銃をしまい、真之介はH&K MP7を瓜生はFN P90を更にぶちまけた。


「…ゴッ……ゴゴ…」


並みのボディアーマーを貫通させるPDW(個人防衛火器)に流石の神話生物すら生き地獄を味わっていた。


「……お次は?」


「近くの科捜研で調べて貰おう、生きたまま」


真之介がそう言うと、異形の腹部を槍で刺して固定する。


「ガピィー!!」


「コイツだけワザと急所外しといた」


「末恐ろしいです」


後先を考えられる程の思考を持っていた真之介に率直な感想を答える。

瓜生はポケットから携帯端末を取り、どこかに連絡を取り始め、真之介はへばっている千里を抱き寄せてから風呂場の便座前まで連れて行き、背中をさすり始める。


「大丈夫?」


「…夢に出そう」


「それぐらいなら何とかなるさ。ひと月すればフィクションと差違が無くなる」


「それもどうかと…」


あまりに突拍子もないと思う。


その後、真之介の肩を借りて一行は通報を受けた警官達の所へ向かって行くのだった。





沙耶


CV 磯村知美


真之介とキーちゃんの娘。


天真爛漫で好き嫌いを殆どしない所を、千紗英、すみれのお気に入り。


孝司はおじいたんと言うが、千紗英にはちーたんとそこら辺は抜け目ない。




二宮・和彦


CV 杉田智和


真之介の悪友、コンビニ前でたむろって居るような中で、時には助け合うことも。


実は金持ち家族であり、特例で普通免許を持っている。




立華・涼香


CV 桑谷夏子


クラス委員長であり、生徒会副会長にもなっている真面目であるが、お堅いわけでも無く、二人に混じって買い食いやゲーセン通いもする。


和彦に対して好意的な部分があり、真之介から応援されている。




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