表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子に嫁いだ公爵令嬢ですが、愛したのは獣人奴隷でした  作者: 白 月虹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/20

第8話 繋がる二人

一度指を引き抜いて、自身の熱く膨張したものを曝け出すと、ひくつく入り口に押し当てた。


「んっ、そんな大きいの、入らないよ…」


「大丈夫、入るようにしたんだから。すぐ気持ちよくしてやる」


ゆっくり腰を沈めた。先ほど指で慣らしたとはいえ、人間より太く熱いものが入り口をこじ開けていくと、メルージェは痛みで顔を歪めた。


「んーー!」


メルージェは背中を反らせながら声にならない声を発した。

ヒューリはメルージェの手を絡み取り、あやすように額に口付けをする。


「痛いか?まだ半分あるんだが…」


「……痛い、けど大丈夫…でも、そんなに入らないよ…」


「はっ…試してみるか」


意地悪い笑みを浮かべると、ゆっくりと馴染ませるように、根本までぐっと力を込めて押し込む。


「もうちょいだけ、我慢してくれ。」


繋いだ手にギュッと力がこもる。


「大丈夫か?息しろ…。くっ…少し動く」


「あっ…ダメ、ゆっくり…」


ゆっくり出し入れするが、自分も余裕がなくなってくる。繋いでいない手で胸を鷲掴みにすると、メルージェの腰はビクリ反った。それを見たヒューリは狙いすましたように、硬くなった先端でグリグリと擦り上げた。


「ここか? 気持ちいいのは。ほら、また締めてきた。正直な身体だな、ほんと。」


「また、きちゃ……んんっっ」


「俺にしがみつけ」


メルージェはヒューリの背中に腕を回ししがみついた。

胸を揉んでいた手を首筋に滑らせて後頭部を支え、逃がさないとでも言うように引き寄せ、額を合わせた。熱い吐息が混じりあった時、最後の一撃を最奥に深く強く突き上げる。その瞬間、メルージェの身体は弓なりに反り返り、甲高い絶叫と共に激しく痙攣した。内部がこれ以上ないほどに収縮し、ヒューリの熱く太いもの締め付けた。


「俺も、もう…我慢できねぇ…

ぅあ゛っ…っ」


身体の奥から絞り出すようにメルージェの最奥へ精を放つ。全てを出し切った後、ヒューリはメルージェの上に倒れ込み、乱れた呼吸を繰り返す。


「はぁ、はぁ、悪い、もう少しこのまま…」


「うん、良いけど…なんか…」


出し切った後でも全く萎えないヒューリのものはメルージェの中を刺激していた。


「ヒューリ、あっ…」


「あー…全然おさまらない…。もう少し付き合え。」


そう言うと、さっきとは少し激しく、でも優しく腰を動かす。

その後、何回したかわからない程、シーツも自分達もぐちゃぐちゃになった。そして空は薄っすら明るくなる頃、メルージェはもう無理と言って気絶するように眠ってしまった。


「あー、失敗したか?…」


頭をがしがし掻きながらヒューリは呟くが、誰にも聞こえていない。

これから始まる波乱だらけの未来。それでも、隣に彼女がいれば、なんだって乗り越えていけると確信していた。


━━━━━━━━━


お昼に近づく頃に腕枕をされているメルージェは目を覚ますと、隣に居るヒューリ見つめている。


「!!

おはよう…ずっと起きてたの?」


「おはよう。さっき起きた。お前が可愛くて見てた」


「……!」


メルージェは恥ずかしさあまり布団の中に潜ってしまう。その仕草がまた可愛いとヒューリは布団ごと抱きしめた。


「そうだ!別荘へ行かない?

襲われたばかりだし、療養したいって言えば許してくれると思うの…

お父様に聞いてみるから。どう?」


「別荘……か。」


ヒューリはが考え込むと、二人きりの時間を増やせる絶好の機会でもあるか。と口の端を上げた。


「良いな!都の喧騒から離れて、ゆっくり休むのもいいかもしれねえ。」


「やった!馬車で3日かかる所にあって、大きな街じゃないし、穏やかな場所だよ。少し歩い所に大きな湖があるの。」


「湖か…いいじゃねえか。

釣りでもしてみるか!」


「釣りいいね!頑張って夕食釣ってね!」


別荘での過ごし方を楽しそうに話していると、メルージェはヒューリの胸に顔を埋めた。


「ねぇ、ヒューリ…獣人は人間より長生きなんだよね?」


「ん……? ああ、そうだな。だいたい200くらいは生きるって言われてる。」


唐突な質問に少し戸惑いながらも、淡々と答える。胸元に顔を埋めるメルージェの髪に指を絡ませながら。


「それがどうかしたのか?」


「私が死ぬ時は手握っててね…

そしたらその後はヒューリの自由に…」


「何言ってんだ、いきなり…」


「そんな怖い顔しないで。

人間の寿命なんてあっという間なんだから。」


メルージェは、ふふ。と微笑んだが、ヒューリの顔は真剣だった。抱きしめていた腕の力が無意識に強まる。本気で言っているのか、それともただの気まぐれか。あっという間と言う言葉がトゲのように胸に刺さった。同時に言いようもない不安が込み上げてきた。



つづく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ