表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/15

早く出てあげないと!

 今日は立食パーティー。

 ちょっぴり…ううん、随分おめかしをして会場にやってきた。


 ドレスや着物、お洒落なスーツに身を包んだ人がたくさんいて、華やかな雰囲気がとても…素敵。

 美味しそうな料理や飲み物が並んでいるけれど、私はもっぱら参加者のファッションを楽しませてもらっている。


 主催の挨拶は…あと十分後か。

 先にお手洗いに行っておこうかな。


 トイレに向かうと、三つある個室のひとつが開いていた。

 そこに入って、ドレスの裾をまくっていると。


「ヤダ!全部埋まってる!」


 切羽詰まったご婦人の声が聞こえてきた。

 急いで用を足し、外に出る。


「えっと、珍しいデザインのドレスですね?」


 げえ!

 ドレスの端っこ…ベルトにかかったままっ!

なお、声をかけられたのは女子トイレの入り口だったので、ややセーフ(と思っておく

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
声をかけてくださったかた,ありがとう! そんなわたしがかけられたことがあるのは「あなた…スカート破れてるわよ(汗」 バス座席の手すりに引っ掛けて破れたぽいです…バスを降りたらすぐ家でよかったというか…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ