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誤字報告、ありがとうございます。
「ご主人!起きるのだー!」
「ぐふッ!お、おはようリュボフ」
何時もより長く眠っていたので、リュボフがベッドに突撃して起こしに来てくれる。
昨日は怒涛の一日で寝るのが遅くなった影響だ。
「これはもう行かないとだな」
起きるのが遅くなったせいで、早く学園に行かないとまた遅刻してしまう。
一先ず、今日の授業が終わったら、一度王都の町中に行って、リズとリヌの必要な物を買え揃えよう。
あと、実は俺も欲しいものがあるから、それも少し探して見ようと思う。
はぁ。それにしても、今後の方針を決めないとまずいかもしれない。
ボニフォーツとの決闘の件で、少なくとも学園に主人公がいないことは、ほぼほぼ確実だし。
そうなると、学園で起きるイベントで、生命に関わってくるものは、俺が対処する必要性があるからな。
う〜む。こうなったら、周りの仲間に出来る人物全員の戦力の底上げをするか?
あ、でも、俺この前の決闘の件のせいで、未だこの学園でフィーネ以外に話せるまともな知り合いいないんだよな。
え?もしかして、俺ってボッチなのか?




