表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ貴族の生存戦略〜貴族に転生したけど滅亡確定なので知識で作品をボコります〜  作者: 猫越岳 凜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/371

44-立会人

「立会人をラヴィルにさせるが、構わねぇよな?」


 ボニフォーツがそう言うと、後ろからスッと一人の男が出てくる。

 こいつはゲームでたびたび見たことある。ボニフォーツの取り巻きの一人だ。


「ああ、構わない」


 立会人をボニフォーツ側の人物が務めるという事は、こちらにある程度不利になるが、その程度何の問題にもならないので了承する。


「ルールはバーリトゥード。剣、魔法その他諸々、何でもありだ。それで構わねぇな?」


「構わないよ」


「ちッ!スカしやがって。負けたら約束通り俺の奴隷になれよ!一生こき使ってやるよ!」


「そっちも約束忘れんなよ」


 はぁ。自分でまいた種とはいえ、面倒なことになった。

 喧嘩を買うためとはいえ、無駄な要求をしてしまった。奴隷2人もどうしたものか……。

 これ絶対にあとでタチャーナに怒られるよな。


 この決闘だが、俺がボニフォーツに勝つのは最早既定路線だ。

 なぜなら、この時のボニフォーツの実力はゲームで理解しており、今の俺の実力はそれを凌駕してるからだ。

 かといって、それに慢心したりはしない。逆に俺を下に見てボニフォーツは慢心してるので、この戦いは俺が勝つというわけだ。


 だからこそ、無駄に要求した奴隷2人を俺が手に入れるのは決められた未来であり、その後タチャーナに怒られるのが容易に想像出来るのである。


 う〜む。何てタチャーナに言い訳しよう……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ