前へ目次 次へ 387/401 385 「こちらへどうぞ」 そう言われて案内された幌馬車には、ギルド長が待っており、中は荷物が山積みで、何人かの職員の姿と冒険者がいる。 「ずいぶんと物々しいな?王都に程近い街道の雪かきでこれだけの準備を?」 「いやぁ、雪さえ無くなっちまえばすぐ様にでも商売に出なぁいけやせんから」 「そう言うもんか。商人は大変だな?」 「まぁ、これが商人の務めってもんでさぁ。その分金も稼げるってもんです」 「商魂たくましいな?ま、そしたら俺も手早く依頼が終えられるように手を尽くすよ」