モブ貴族の生存戦略〜貴族に転生したけど滅亡確定なので知識で作品をボコります〜

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「このような部屋しか用意できず、すみません。何分、まだ碌に拠点も出来てない状況でして……」

ダンジョンを後にして、ひとまず俺の領地の唯一の拠点である砦にやって来た。

砦にやって来たら、一応この地の領主という事もあって、遠征隊の残存兵がてんやわんやと出迎えしてくれた。

そして、寝れる場所を探してるというと、将校用の一室を案内してくれた。

「ああ。その辺は承知してるから大丈夫。わざわざ、案内してくれてありがとう。通常の業務に戻ってくれ」