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「はぁ。何で俺が工事なんかさせられてるんだ」
「そりゃ、お前がうちでタダ飯ばっか食うからだろ。それに、この前大負けして金がないだろ？」
今日はルシュキーに新たな屋敷の改築工事の業者の手伝いをさせていた。
と言っても、こいつが出来ることなんてたかが知れてるんだけど。
「うっ……。痛いところついてくるな、エズ。だからこそ、儲け話にのらないか？」
「だから、前に言ったろ。お前の儲け話は碌なもんじゃないって。それにお前がただただ楽したいだけじゃねぇか。無駄口叩いてないで仕事しろよ」
