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「何だ?ルシュキー。焼肉じゃ不満か?」
俺はスヴェトラの件でルシュキーとした約束を果たす為に、今日はこいつを焼肉に連れてきていた。
この世界、王都には意外とこういうあっちの世界の飲食店が結構あるんだよな。
「いや、別に不満じゃないけど。えらく庶民的だなと思って」
「別にいいだろ?焼肉は万人が好きな食い物何だし。な?リュボフ」
「そうなのだ!肉に勝る食べ物はないのだ!」
「それとも、貴族的な晩餐にでも招待した方がよかったか?」
「それは勘弁してくれ。普通に焼肉で嬉しいよ」
「そうか。なら、今日はたらふく食うといい。約束は約束だからな」




