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「じゃ、俺は今日はこのまま帰るわ」
ルシュキーはそう言い残して、ホクホク顔で夜の街へ消えていった。
あいつ……勝ったからって夜の街で大人のお姉さんと遊ぶ気だな。
ま、俺には関係ないから別にいいか。
俺は俺でさっさと家に帰ってリュボフをもふもふするかな。
「ご主人!いきなり何するのだ!やめるのだ!」
家について速攻でリュボフを見つけてもふもふする。
「離れるのだ!ご主人。くさいのだ!」
リュボフをもふもふして吸うが、臭いと拒絶されてしまう。
くそッ!ルシュキーに付き合って一日パチ屋にいたせいか!




