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「何とか初日は乗り切ったな。リュボフ、それにエスニェフ、大丈夫だったか?」
「全然、平気だったのだ!」
「な、何とか生き延びました!」
あたりも暗くなり、野営地に戻って来たところだ。
リュボフもエスニェフも無事なようでよかった。
「今日も中々の活躍だったな?ルシュキー。中々のカバーだったぞ」
「おっ?褒めてくれるって事は何かくれんのか?――って痛ぇえ!何すんだよ!?エズ!」
「図に乗るなバカルシュキーが!いいからさっさと食事の支度して明日に備えるぞ」
「へいへいわかったよ」




