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「今日も自由行動でいいのか？」
ルシュキーが朝めしを食いながら訊ねてくる。
昨日あんなに遅くに帰ってきたのに、朝から元気な奴だ。
「ま、そのつもりだったけど。あんまり問題になるような事はするなよ？」
「わかってるって。あくまで、目的はヌワルリェスだからな」
「それなら……別に構わないけど」
「そうか！じゃ、俺はもう行くからこれで！良い一日を！」
ルシュキーはそういって颯爽と宿を飛び出していった。
「一体何をそんなに急いでるんだか」
「そんなの知らないのだ。ところで、今日はどこに行くのだ？ご主人」
「どうしようか？とりあえず、市場でも冷やかしするか」
