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「肉なのだ!久しぶりなのだ!いただきますなのだ!」
街でそこそこ賑わってそうで、肉料理を提供する食堂を兼ねてそうな宿、ハラペコ羊亭という宿に入って、そこで今晩の宿と食事を確保したところだ。
目論見通り、美味そうなステーキが出てきて、食欲を刺激する。
リュボフは久しぶりの肉に感無量といった感じだ。
「それにしても上手い具合に宿が取れてよかったな?結構埋まってそうな感じがして、街まできて野宿する羽目になるかとヒヤヒヤしたぜ」
「どこも遠征隊関連で大賑わいだからな。ま、今は食事を楽しもう」




