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「ビチョビチョなのだぁ……」
「ああ、ずぶ濡れだな」
野営地を片付け歩き出してそこそこ経ってから、突然の雷雨に襲われ近くの巨木の下に逃げ込んだ所だ。
獣人であるリュボフは毛が濡れてもふもふ度合いが失われてる。
「な、何だよ?別に俺のせいじゃないだろ?」
「そりゃそうなんだが」
ジト目でルシュキーの事を見てると、何かを悟ったのか反論してくる。
今朝こいつが妙に気を遣ってるなと思っが、やっぱり雨に降られたか。
「一先ず、リュボフが濡れて可愛そうだから拭くぞ」
「ビチョビチョなのだぁ……」
「ああ、ずぶ濡れだな」
野営地を片付け歩き出してそこそこ経ってから、突然の雷雨に襲われ近くの巨木の下に逃げ込んだ所だ。
獣人であるリュボフは毛が濡れてもふもふ度合いが失われてる。
「な、何だよ?別に俺のせいじゃないだろ?」
「そりゃそうなんだが」
ジト目でルシュキーの事を見てると、何かを悟ったのか反論してくる。
今朝こいつが妙に気を遣ってるなと思っが、やっぱり雨に降られたか。
「一先ず、リュボフが濡れて可愛そうだから拭くぞ」
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