表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ貴族の生存戦略〜貴族に転生したけど滅亡確定なので知識で作品をボコります〜  作者: 猫越岳 凜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

209/377

207

「おい、起きろ」


勇者は、ルシュキーと二人がかりで無効化した盗賊を縛り上げると、荒々しく盗賊をぶん殴って起こす。


「ぐはッ……!て、てめぇ!俺が誰の下についてるか分かってんのか!?」


「知るかよんな事。俺は、軍資金がなくて困ってんだよ」


勇者は淡々とそう言いながら、おまけ感覚でもう一発盗賊にお見舞いする。

その様子が余りにも手慣れすぎていて、これではどっちが盗賊か分かりゃしない。


ま、ゲームとかでも勇者って他人の家の壺とか勝手に割って、金取ってくからこんなものかもしれないが。


「お前の命なんざ興味ないが、俺の仕事が終わるまでは生かしといてやるよ」


「誰がてめぇらなんざに協力するかって――ぐぁあああッ」


口答えする盗賊に向かって、勇者は自分の吸っていた煙草を盗賊の頬に押し付ける。


「ほれ、お前らもよく見といて学んどけよ。情報ってのはな奪い取るもんなんだよ」


勇者はそう言いながら淡々と暴行を加える。

こいつ本当に勇者なのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ