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「くそッ!まさか藪漕ぎする羽目になるとは」
そう愚痴ってみたものの、状況は変わりない。
盗賊を追って道なき道を進む。
「なぁ、エズ。これどっちに続いてると思う?」
先頭で血痕を追ってるルシュキーがたずねてくる。
藪の中で血痕を追うのは至難の業で、気を抜けば見失いかねない。
見失ってしまえば、ここまで来た意味がなくなってしまう。
「右じゃね?」
なんとなく、血痕は右に続いている気がした。
右の方向に追っている盗賊が居ることを祈り進む。
「くそッ!まさか藪漕ぎする羽目になるとは」
そう愚痴ってみたものの、状況は変わりない。
盗賊を追って道なき道を進む。
「なぁ、エズ。これどっちに続いてると思う?」
先頭で血痕を追ってるルシュキーがたずねてくる。
藪の中で血痕を追うのは至難の業で、気を抜けば見失いかねない。
見失ってしまえば、ここまで来た意味がなくなってしまう。
「右じゃね?」
なんとなく、血痕は右に続いている気がした。
右の方向に追っている盗賊が居ることを祈り進む。
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