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「気をつけて行って来るんだぞ」


昨日の不穏な一夜が開け、父上に見送られながら学園へと向かう。


「で、何であたしが一緒なの?」


「そりゃ家に残しといたら危ないからな」


昨日の件もあり、家に残しといたらティボーに狙われかねないと思い、スサンナを一緒に連れていく。

タチャーナとリュボフじゃティボーは止めれないだろうからな。


ティボーの狂犬ぶりは予想が出来ないのが恐ろしい。

とにかく、スサンナも今は貴重な戦力である以上殺されるわけにはいかないのだ。

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