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「あれ、エズじゃん。こんなところで何してんの?」
そう言って現れたのは、ギャンブルをしているはずのルシュキーであった。
「いや、それは俺のセリフ何だけど。お前こそ、こんなところに何しに来たんだ?スロットはいいのか?」
「う〜ん。ま、スロットは今日はもういいかなところで、今日はリュボフと一緒じゃないんだ?」
「リュボフと一緒かどうかはお前に関係ないだろ……。ま、今日はリュボフは別件があって別行動だ。それより、そのお前の言い方、さては久々に勝ってるな?」
「うん。まあ〜ね」
そう言ってルシュキーはニヤけ顔でVサイン決める。
こいつぅ〜!こっちは依頼でてんやわんやしてるのに腹立つな。