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「見つかったか〜?」
「そんな簡単に見つかるわけないでしょッ!」
かれこれ2時間くらい探してるが一向に見つからない。
ま、手かがりが絵一枚ってのが、難航している一つの原因でもあるのだが。
この絵で得られる情報は、迷い猫がアメショって事くらいだ。
てか、それだからスサンナを連れてきたのに!こいつポンコツで全く役にたたないやん!
いや、そもそもこいつは敵だったときからポンコツだったな。
はぁ。こいつの取り柄はおっぱいだけか。
「な、何よ!そんな目で見て!」
スサンナがこっちの考えてる事に気づいたのか、胸を隠して恥じらいの顔を浮かべる。
ま、こいつは役に立たないがいいものを持ってるからこれでいいか。
「ま、とりあえずこれくらいにして、メシでも食べるか。その胸に感謝するんだな」
スサンナが顔を真っ赤にして何やら抗議してるが気にしない。
君はその胸のおかげであの狂犬のティボーに殺されなかったんだよ?