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「何でお前も付いてきてんだよルシュキー。お前は寮生活だから学園の方向だろ」


エフーシャと別れた後、帰り道が途中まで同じなのでルシュキーと一緒に帰っていたが、途中の学園への分かれ道を過ぎても付いてきてるので困惑している。


「別にいいだろエズ。俺とお前の仲じゃないか」


「そうだな。と、納得すると思ったか?何企んでやがるんだ?素直に白状した方が身のためだぞ」


俺とルシュキーの仲だからこそ、こいつが何かを企んで付いてきてることくらいわかる。

少し距離を取って、武器を構えてルシュキーに相対する。


「いやいや!物騒だって!町中でそんなもん構えんなよ」


「お前が素直に白状さえすれば、いつでも武器を下ろすぞ?」


「はいはい!降参降参!わかったよ。全部話しますよ」


「最初っからそうしろ」


俺は武器を下ろしてルシュキーの方へと歩み寄る。


「ちょっと今晩お邪魔しようと思って」


「はぁ?それまた何で」


「エズんちのメシ食いたいなぁって」


……こいつ!うちでただ飯食う気だ!

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