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「しゃあ!今日は稼ぐぞ!」


あの日、ルシュキーの身には何事もなく、無事に帰って今日こうしてダンジョン攻略へとやって来た。


よく無事に帰れたな。これがゲームだったら絶対何かのイベントが起きてたぞ。いや、ゲーム何だけど。


「へぇ~。ここがダンジョンか。僕はじめて来たよ。今日はよろしくね」


今日は俺とルシュキーだけじゃなく、エフーシャも一緒だ。ちなみにリュボフは今日は家でお留守番だ。

めちゃくちゃ行きたそうにしてたし、説得するのに骨が折れたが、今日はエフーシャと三人で行くという目的があったから仕方ない。


というのも、王城で遠征隊の話があって以降、音沙汰がなく、それならばこの機会に仲間のレベルアップを兼ねようと思ったのだ。


で、今一番レベルが低いエフーシャを鍛える為に、リュボフには抜けてもらったというわけだ。


「よろしく頼むぜ、エフーシャ!まぁ、俺に任せとけばなんてことないさ!」


「ま、そうだな。エフーシャ、こいつは一見アホで本当にアホだが戦闘面では頼りになるから、いざという時はこいつの背中に隠れろ」


「それはないだろエズ!」


「まぁまぁ、落ち着いてルシュキー君。今日は頼りにしてるよ?」


「任せとけ」


ルシュキーはエフーシャに頼られて得意げにダンジョンに入って行く。

ま、こいつギャンブルの軍資金を稼ぐ為にここに来すぎてめちゃくちゃ強くなってるからな。


戦闘面では頼りになるのは事実だ。

……それ以外が酷いのを目を瞑れば、本当に頼りになる仲間だ。

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