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派遣隊の件は一旦棚上げにする事にした。

というのも、まだこれに参加することが決まっただけで、その他は何も決まってないからだ。


一応、宰相にはまだ他言無用で頼むと言われたが、すでに補佐官経由でうちのルシュキーが話をばら撒いちゃってるのよな。


ま、ルシュキーの言うことを真に受ける奴なんて居ないだろうが。


……エンフィルド家にもそういえば話してたけど、大丈夫だよな?

あの家は中々油断ならないからな。


「じゃ、俺はこれで」


「気を付けて帰れよ。王都と言っても何があるか分かんないし、それに今お前は見た目だけは貴族と変わんからな」


「わ〜ってるって」


ルシュキーはそういってようようと帰ってく。本当に大丈夫何だろうな?

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