表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ貴族の生存戦略〜貴族に転生したけど滅亡確定なので知識で作品をボコります〜  作者: 猫越岳 凜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

111/360

110

「ま、負けた……。俺の全財産がぁ!今日の設定クソ過ぎるだろ!」


王都に帰って来るなり真っ先にゲーム屋に向かったギャンカスのルシュキーは、案の定というかなんというか報酬を全てスッたようだ。


う〜む。今回の依頼をやった理由の一つにルシュキーの金欠解消も含まれてた気がするけど、こいつは多分一緒金欠な気がしてきた。


ま、手に入るかどうかも、しかも手に入るとしていつになるかも分からないが、シュトルツァ子爵がしっかり王に報告してくれれば、王から報酬が渡される可能性があるが、今は黙っておこう。


「てか、ルシュキー。明日からまた課業が始まるけど、そんな調子で大丈夫なのかよ?」


「大丈夫!大丈夫!今からダンジョン潜っていい感じに稼いだら実質勝ちだから。てなわけで、今から一緒に行こう!」


こいつ……。思考回路が終わってやがる。実質勝ちって、ここで負けてる時点で負けなのよ。

しかもこの時間帯に店から帰ってきてる時点でストレート負けしてるでしょ。

それで実質勝ちは流石に無理がある。


「一緒に行きたいところだが、今からエンフィルドに用事があるからまた今度な」


その言葉を聞いて何か悪い事を思いついたのか、ルシュキーの頭に閃きアイコンを幻視した。


「そうだ!エンフィルドってマヤのところだろ?だったら俺もついて行くよ」


「お前、何か悪い事企んでるだろ?」


「いやいや、企んでなんかないよ。ほら、さっさと行こ行こ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ