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「くっ!強さはそこまでだが、数が多いな!」


ルシュキーが何度目かの魔物を倒したあとに、うんざりといった感じで呟く。


「ま、そりゃ大半がゴブリンだし、あのおかしな立方体から永遠と生み出されてるからな」


「それじゃ、いくら俺が頑張ってもキリないじゃないか!何とかしてくれよエズ」


「ちょっと待ってろ。リュボフ、俺が魔法を使うまでの間、耐えられるか?」


「任せるのだ!ご主人」


俺はジョブがない状態で魔法を使う分、その魔法の規模が大きくなればなるほど時間がかかる。

だからこそパーティーを組む必要があり、相棒がリュボフでよかった。

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