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1話 今後の方針



1話あたり1000字程度で移動中などでも読みやすい書き方に変えましたので、楽しく読んでくれると嬉しいです


 ロイドたちの一件があった後、みんなで今後のことについて話し始めた。


「それでこれからどうするの? 一旦はロイドを見返すって言うのは終わったんじゃない?」


 まあそうだな。一応はロイドたちから戻って来いと言われてそれを拒絶した。それは見返すで合っているだろう。でもそれをしたらあいつらはどう思う? 


 そう思っていたらソフィーも同じ考えをしていたようなことを言った。


「うん。でもあれでロイドたちが終わると思う? 私は思わないな。だってプライドが高い人たちだよ? だから今後はあの人たちに仕返しを受けないように実績を積みつつ実力を上げるのがいいと思うんだよね? みんなはどう思う?」


「そうだな。レオンはともかく俺たちがあいつらに勝てるかと言えばわからないとしか言えない。それに加えて俺たちはまだAランクであって、あいつらよりランクが下だ。だからソフィアの言う通り実力を上げつつあいつらに肩を並べられるようなランク帯にしたいな」


「ええそうね。でもあの人たちを考えすぎて結果が出ないなんて起きたらそれこそ一番やってはいけないことだと思うわ。だから私たちは私たちなりに成長すればいいんじゃないかしら?」


「そうだな」


 シャーロットの言う通りロイドたちを意識しすぎて結果が出せないなんてことが起こるなんてあっちゃいけない。だったら俺たちは俺たちの早さで経験を積んでいければいいと思う。


「うん。レオやシャーロットが言う通り結果が出せないなんてことはダメだと思う。だから私たちなりに頑張って行こ!」


 俺たちは全員頷いた。


「じゃあこれから何をする? やっぱりAランクモンスターでも狩りに行く? それともBランクモンスターにしておく?」


「う~ん、そうね。一旦はBランクモンスターでいいんじゃないかしら?」


「そうだな」


 ミルシェやジャックがそう言った。でも俺がその提案を否定する。


「いや、それはダメだと思う」


「なんで?」


 シャーロット以外全員が首を傾げていた。


「Bランクモンスターと戦うのもいいと思うけど、それは久々の戦闘とかの場合だ。俺の経験上、下のランク帯で戦うってことはそのランク帯で慣れてしまうってことだ。今の俺たちはAランクモンスターになれ始めてきていると思う。だったらAランクモンスターと戦って経験を積んだ方がいい」


 俺が言った言葉に続くようにシャーロットも言う。


「レオンの言う通りね。どの分野でもそうだけど下の層と一緒に居たりすると、その層になれてしまうの。だから上の層と戦った方がいいと思うわ」 


すると全員があ~という顔をして納得していた。そして方向性も決まったので、冒険者ギルドに向かった。

読んでいただきありがとうございました

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