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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
最後の聖遺物

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第992話 謎の轟音と黒い靄

 その日も魔の者達は、様々な木彫りの品を作っていた。

 特に多かったのは、クリスマス用のオーナメント。

 先日ホロにアドバイスされた通り、星型や球体、雪の結晶型などの可愛らしい飾りである。

 金色に色付けされた星型や、金銀赤色のラメ入りの丸いオーナメントは、クリスマスツリーをより華やかに彩るだろう。


 クリスマスの日まで、あと一ヶ月。ハロウィンの時のように飛ぶように売れるとなれば、このオーナメント類もたくさん用意しておかなければならない。

 中でもクリスマスツリーを飾る丸型オーナメントは、一個二個あれば済むものではない。ツリーの大きさにもよるが、木の天辺に飾る大きな星型とともに少なくとも十個以上は必要だ。


 小さめのツリーですら十個は必要なのだ、商店街や貴族邸宅で飾られる巨大なツリーともなると百個は飾り付けるだろう。何、もし作り過ぎて売れ残ったとしても、来年用に保管しておけばいいじゃーん!そうとなれば、作れるだけジャンジャン作っておこう!

 そうした諸々の皮算用により、魔の者達は日々丸型オーナメントを中心に生産し続けていた。


 そしてその大量に作り続けたクリスマス用の品々を、研修所から保管用倉庫に運んで移している。魔の者達が拘束されている研修所内だけでは、到底保管しきれない量だからだ。

 今日の品物運搬係は、プロステス支部所属影狼巡回員シャング、エンデアン支部所属陸蟹塔番人キース、ファング支部所属草原スライム清掃員ライノの三人であった。

 三人はそれぞれに、中くらいから大きめの箱を腕に抱えて持っている。その箱の中には、たくさんの丸型オーナメントが入っていた。


「ぅ"ー、寒ッ!……もうすっかり冬だぁなー」

「だのぅ。もうそろそろ十一月も終わるし、十二月になったらますます忙しくなるで」

「オイラ、寒いの苦手なのねン!でも、クリスマスやお正月は大好きなのねン!」


 そんなのんびりとした会話をする三人の後ろには、ラグナ教所属の護衛兵二人がついて歩いている。

 それは、名目上では魔の者達を監視し、いざ何か事が起きればその場で即処断するために配備された者達である。


 本来なら魔の者達は、その立場上研修所から出られないのだが。魔の者達がラグナ神殿内で拘束されてから、もうすぐ一年が経とうとしている。

 その間奉仕活動として、魔の者達は様々な仕事を手伝っていた。

 例えば黄金週間のイベントの一つ『五月病お祓いスタンプラリー』のスタンプ押し係をしたり、薬草園拡大推進事業の際に畑を開墾したり、多種多様な場面でラグナ神殿に貢献してきた。

 そのため、今では護衛兵を二人以上つけていれば、魔の者達でもそこそこ自由に研修所外を移動できるようになっていた。

 もっともそれは、人目につかないラグナ神殿関係者限定エリアに限ってのことなので、完全に自由という訳でもないのだが。


 キース達三人が売店用アイテムの保管用倉庫に向かう途中、向こう側からホロが歩いてきた。

 ホロもまた魔の者達と同様に、二人の護衛兵を連れていた。


「おや、キースさんにライノさんにシャングさんではないですか」

「あ、ホロっち!」

「おお、今日もクリスマス用の飾り物をたくさん作られたのですね」

「うん!たくさんできたから、倉庫に運んでいるところなのねン!」

「そうですか、それはお疲れさまです」


 ホロの方から先に魔の者達に声をかけ、彼らが運んでいる箱の中を覗き見る。

 箱の中には色とりどりの丸型オーナメントがたくさん入っていた。

 その丸型オーナメントは、全て魔の者達が丁寧に作り上げた品々。金銀赤の色違いだけでなく、大中小のサイズ違いまであってかなり精巧な作りである。

 これらは全て魔の者達の無償の作業で行われており、ホロも魔の者達に向けて心から労いの言葉をかけていた。


「ホロっちはどうしたん? 今からお祈りしに行くん?」

「ええ。今から大教皇様のところにお話をしに行くのですが、その後に祈祷をしようと思いまして」

「そかそか、ホロっちも忙しいもんなー」

「神に仕える者の使命なれば、忙しいなどということはありませんよ」


 ホロのこれからの予定を聞いた魔の者達がホロの多忙さを労い、ホロはホロで事も無げに静かに微笑む。

 ホロがこのラグナ神殿にいられるのもあと僅か。三週間もすれば、ホロは故郷に帰ってしまう。

 そんな寂しさを紛らわせるかのように、ライノがホロに話しかけた。


「そしたらさ、ホロっち、次はいつオラ達と木彫りできるン?」

「そうですね……今日はちょっと無理ですが、明日の夕方に少しだけなら顔を出せると思いますよ」

「明日ね!皆にもそう言っておくのねン!」

「ええ、私も楽しみにしておりますよ」


 今の魔の者達の一番の楽しみは、木彫りの師匠であるホロとともに過ごす木彫りタイム。

 腕前だけで言えば、魔の者達の方が格段に上達してすっかり達人級になってしまった。

 だが腕前云々以前に、ホロが師匠で魔の者達はホロの弟子であることに変わりはない。


 プロステス支部の再調査、あの日お化けキノコのマッシュが自分の持ち物である木彫りの黒闘拳熊を持ち帰ることができなかった。

 その悲しみを癒やすために始まった、ホロ主催の木彫り教室。今魔の者達が穏やかで楽しい日々が過ごせているのも、全てはホロのおかげであり、彼らの再出発はそこから始まったのだ。

 明日は木彫りの師匠であるホロと過ごせる―――その喜びに、オーナメントを運んでいた三人の魔の者達の顔が綻ぶ。


「じゃ、オラ達はそろそろ向こう行くのねン!明日楽しみにしてるのねン!」

「ええ、皆さんも木彫りのお勤め頑張ってくださいね。…………ン?」

「「「…………ン?」」」


 楽しい予定が入ったところで、そろそろ本来の目的を遂行するべくホロと別れようとした、その時。

 ホロ達がいる場所から離れたところから、何やら騒がしい音が聞こえてきた。

 ドカーーーン!ドゴォォォォン!という、およそ宗教施設内に似つかわしくない爆発音のような轟音がホロ達の耳にまで届いたのだ。

 ホロや魔の者達に四人の護衛兵、全員が音のした方向を見る。


「…………何事でしょう?」

「総主教様、我々が様子を見てきますので、ここでお待ちください」

「お願いします」


 怪訝な顔をしながら、音が発生した方向を見遣るホロ。その音は、主教座聖堂のある方から聞こえてきていた。

 ホロの後ろについていた二名の護衛兵が、先んじて様子を見に主教座聖堂のある方角に小走りで向かっていく。


 護衛兵が別の建物のある角を曲がり、姿が見えなくなって数瞬後。

 「うわッ!」という護衛兵の叫び声が聞こえたと思ったら、建物の角から黒い靄が現れた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 ズズズ……と現れたその黒い靄は、決まった形を持たず空中を浮遊している。

 ただの煤煙ならすぐに霧散するはずなのに、その靄はもやもやした形を保ったまま宙に留まっている。

 それどころか、その黒い靄は何かを探すように彷徨いている。まるで自由意志を持っているかのようだ。


 その靄は、出てきた建物とホロ達のいる場所の間にある地植えの薬草園に目をつけた。

 靄が地面すれすれまで移動し、薬草園に生えている薬草に覆い被さるように包み込む。

 すると、黒い靄に包み込まれた薬草がみるみるうちに萎れていくではないか。

 終いには靄同様にドス黒い色になって枯れ果ててしまった。

 その恐ろしい光景に、魔の者達は怯え震え上がる。


「え、ちょ、待、何アレ……」

「あの黒いのから、すんげー嫌な感じがするのねン……」

「……俺、あの黒いヤツと同じ嫌な空気、知ってる……アレ、エンデアン支部の教会堂からしていた嫌な臭いと同じだ……」


 魔の者達は、皆青褪めた顔で薬草園の惨劇を見ていたが、その中の一人、キースがより一層青褪めた顔でガタガタと身体を震わせている。


 キースはエンデアン支部所属で、普段から塔で周囲を見張る仕事をしていた。

 そして、そのエンデアン支部の教会堂には上位幹部しか知らない地下室があり、地下室の中には謎の彫像が置かれていたことがレオニス達の再調査で判明している。


 キース自身は末端の職員なので、教会堂の地下にある地下室はもちろん一度も入ったことがないし、その上にある教会堂自体にも滅多に入ったことはない。

 だが、日々塔から眺める教会堂から時折嫌な空気が漂っていたことを、キースは今でも覚えていた。


 魔の者達が怯え立ち竦む中、魔の者達の監視でついてきていた護衛兵二名がホロの前に出て立ちはだかる。

 ホロを庇うようにその背に隠し、一際大きな声で叫んだ。


「総主教様、ひとまずここはお逃げください!」

「キース、ライノ、シャング!総主教様をお守りし、大教皇様のいる執務室までお連れしろ!そして大教皇様にも、一刻も早くこの事態をお伝えするんだ!」


 腰に佩いていた剣を抜き、靄がいる薬草園の方に向けて身構える護衛兵達。

 彼らの本分は護衛、大教皇や総主教などの要職者達の身を守り抜くことにある。

 そんな彼らではあるが、護衛以外にも魔の者達の監視要員としても働いていた。彼らが魔の者達を迷うことなく人名で呼んだのは、約一年に渡る監視任務の間に次第に会話を交わす程度には仲良くなっていたからだった。


 護衛兵達に、総主教を守り大教皇執務室まで避難するよう指示された魔の者達。

 それまでガタガタと震えていた身体はピタリと止まり、護衛兵達に託された使命を果たすべく動き出す。


「わ、分かったのねン!」

「ホロっち、ここはルカりんとニコ坊の言う通り、大教皇ちゃんのところに行こう!」

「大教皇ちゃんにも、このことを知らせなきゃならん!」


 総主教の袖を引っ張り、大教皇執務室のある方向にホロを連れて行こうとする魔の者達。

 だが、すぐには動こうとしないホロ。それどころか、一度魔の者達の手を振り解き、護衛兵達の背中に手を当てて何かを唱えた。


「……貴方達に、神の御加護を願いましたが……決して無理はしないように」

「……!!総主教様、ありがとうございます!」

「いいですね、生命の危機を感じたら、貴方達もすぐに逃げるのですよ?」

「分かっております!ここは我らに任せて、総主教様も早くこのことを大教皇様にお知らせください!」


 護衛兵達の言葉にようやくホロも後退りし、魔の者達とその場を離れていった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 異常事態が起きた薬草園から離れ、大教皇執務室に向かうホロと魔の者達。

 その途中、護衛兵達の悲鳴が遠くから聞こえてきた。

 ルカという名の護衛兵と、もう一人のニコという護衛兵は大丈夫だろうか―――魔の者達と避難しながら、ホロは頭の中で懸命に考えていた。


 あの黒い靄は、尋常ならざる邪悪な気配の塊だった。

 憎しみ、妬み、嫉み、嫌悪、厭忌といった、この世の負の感情全てを詰め込んで凝縮したような、強く激しい悍ましさに満ち満ちていた。

 あんなものに触れたら最後、魔法耐性に乏しい者は先程の薬草のように生命が奪われてしまうだろう。


 あれは一体何なのか―――

 どうしてあんなものが、ラグナ神殿で発生したのか―――

 あの方角には、主教座聖堂がある。

 主教座聖堂……まさか―――


 大教皇執務室に向かう間、ホロの胸騒ぎが止まらない。いや、止まらないどころか強くなる一方だ。

 急ぎ足で逃げるホロと魔の者達。するとその時、一番後ろを走っていたライノが蹴躓いて転んだ。

 ライノが転んだ拍子に、腕に抱えて持っていたオーナメント入りの箱も床に落ちて、中身が全部ぶち撒けられた。

 キースとシャングが己の持っていた箱を急いで横の地面に置いてから、慌ててライノのもとに駆け寄る。


「ライノ、大丈夫か!?」

「ぅぅぅ……皆で作った飾りが……」

「ンなもんどうでもいい!早く逃げるぞ!…………ッ!!」


 転んで地べたにうつ伏せになってしまったライノ。

 キースとシャングがライノの横につき、ライノの身体を両側から起こしていた、その瞬間。

 魔の者達の目に映ったのは、皆で逃げてきた方向から猛烈な勢いで近づいてくる黒い靄だった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「「「……ッ!!」」」


 黒い靄が近づいてきていたことに、魔の者達が思わず恐怖で身体が固まってしまった。

 だが、どういう訳かとある一点で黒い靄の動きが鈍った。

 それは先程躓いたライノがぶち撒けてしまった、クリスマス用のオーナメントが多数転がっていたところからだった。

 そして地面に転がっていたオーナメントの色が、全てドス黒い色に変わってしまっている。


 これはオーナメントに何らかの力があり、それによって黒い靄が僅かなりとも怯んだのだと思われる。

 そのことに気づいたシャングが、すぐさま自分が抱えていたオーナメント入りの箱のもとに駆け出し、箱の中に入っていたオーナメントを黒い靄に投げつけた。


「こっち来んな!あっち行け!」

「そうだそうだ!ここはおめーみてーなもんがいていい場所じゃねぇ!」


 シャングがオーナメントを投げつけたことで、黒い靄が僅かながら怯んだように見えた。

 それを見たキースが、シャングの後に続け!とばかりに自分が運んでいたオーナメントを次々と靄に向けて投げつける。

 その間にホロは、ライノの身体を支えながら治癒魔法をかけていた。


「ぅぅぅ……ホロっち、ごめんねぃ……今のうちに、ホロっちだけでも逃げて……」

「何を言ってるんですか!ライノさん達を置いて逃げる訳ないでしょう!」

「でも……このままじゃ、大教皇ちゃんまで危なくなっちゃう……」

「……それは私が何とかしますから、今はこの危機を乗り越えることだけを考えましょう」


 思いっきり転んで擦り傷だらけだったライノの傷を、ホロが治癒魔法で治していく。ライノの擦りむいた膝や鼻の頭、頬の傷などがどんどん消えて治っていった。

 ライノの治療を終えたホロは、地べたに座り込んでいるライノをその場に置いたまま、黒い靄と戦っているシャングとキースのもとに向かった。


「くッそ、この飾り物だけじゃアレを退治できねぇッ……」

「ちょっと後ろに下がるだけで、全ッ然逃げやしねぇし……」

「しゃあない……残りの飾りを一気に全部投げつけて、奴が大きく後ろに退った隙に皆で走って執務室に逃げるぞ!」

「おう!」


 シャングとキースが、黒い靄に向かってオーナメントを投げつけ続けながら、今後の作戦を練っていた。

 そして作戦通りに、シャングとキースが持っていたオーナメントを全て投げつけた。

 何十個とあったオーナメントを一気にぶつけられた黒い靄は、明らかに怯んで2メートル程後退りした。


 するとそこに、後ろからスッ……と人影が横切ってシャング達の前に出た。それは、ライノの治療を終えたホロだった。


「ホロっち!何してんの!」

「前に出ちゃダメだ!俺らの後ろに下がって!」


 ホロが自分達の前に進み出たことに、二人とも慌てて大声をかける。

 必死に止めようとするシャングとキースに、ホロは後ろを振り返りながら微笑む。


「ここは私が食い止めます。貴方達は大教皇様のもとに向かい、このことを知らせてください」

「ホロっち、ダメだ!あれはホロっちでも勝てる相手じゃない!」

「そうだ!皆で大教皇ちゃんのところに行こう!大教皇ちゃんならきっと、こいつにだって勝てる!」


 懸命にホロを説得するシャングとキース。

 だが、ホロは優しい笑みを浮かべたまま(かぶり)を振る。


「大教皇様を危険に晒す訳にはいきません。だからこそ、私がここでこれを食い止めなければならないのです」

「ホロっち!行くな!」

「頼む、行かんでくれ!」

「ホロっち!!」


 必死の形相で涙ぐみながら、ホロを引き留め続けるシャングとキース。そこに怪我から立ち直ったライノも、ヨロヨロとふらつきながら合流してきた。

 だが、彼らの望みをホロが聞き入れることはなかった。


「すみませんね……皆さんの頼みでも、こればかりは聞けません」

「待って!ホロっち!」

「……皆さんと過ごした日々は、私の人生の中で最も楽しかったです。楽しい思い出をたくさんくれて、本当に……本当にありがとう」

「「「ホロっちーーー!!」」」


 魔の者達に伝えたい言葉を全て言い終えたホロ。

 ホロが前を向いた時には、黒い靄が勢いを取り戻して再びホロ達のもとに迫っていた。

 彼らの足元には、真っ黒に染まったオーナメントが多数転がっている。鮮やかな金銀赤の色とりどりの、華やかだった飾り物は見るも無惨に変わってしまっていた。


 迫りくる黒い靄に向かって、両手を大きく広げながら何かを唱えるホロ。

 黒い靄がホロの全身を覆い尽くそうとした、その瞬間。

 ホロの身体から、強烈で眩い光が放たれた。

 ラグナ神殿内での事件勃発です。

 数話前から随所でフラグっぽいのがちらほらと見えていたのが、目に見えて事件化してしまいました(;ω;)

 ぅぅぅ、こないだドラリシオ・ブルーム事件が解決したばかりだってのに。もう別事件勃発とか早いってー_| ̄|●


 でも、悪魔潜入事件関連は長いこと手つかずだったというのもあり。時期的にも上層部退陣の期限が迫ってきていたので、ここら辺でいっちょ本腰を入れて取り組まねば……

 ……って、そういや今から一週間後には1000話到達なんですが。これ、1000話到達前に解決できるんだろうか?

 記念すべき1000話到達がお通夜状態になるかも_| ̄|●

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