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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
初めての夏休み

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第724話 スパイキーの上着問題

 賑やかな『男だらけの寝巻き集会』を存分に堪能した翌日。

 ラグナロッツァの屋敷で、朝から皆で朝食をともにした。

 時刻は朝の八時半。ライトは七時に起きて、一度カタポレンの家に行ってから再びラグナロッツァの屋敷に戻っていた。魔石回収や巨大野菜への水遣りなどの、毎朝のルーティンワークをこなすためである。


「バッカニアさん、スパイキーさん、ヨーキャさん、おはようございます!」

「おはよう、坊ちゃん。朝から元気いっぱいだなぁ!」

「皆さんと買い物行けるのが、すっごく楽しみで!」

「坊ちゃん、夏休みの宿題はもう済んだのか?」

「はい!もう全部やり終わりました!」

「ライト君はスゴイねぇ。ボクらなんて、毎年夏休み終わってから始業式の日に宿題やり始めてたのに……ハァ」


 先に食堂入りしていたバッカニア達に、後から入ってきたライトが朝の挨拶をする。

 スパイキーが尋ねた宿題の進捗状況は、夏休み中は常に真っ先に上がる定番の会話である。

 ライトの場合、もともと前世の経験を活かしてなるべく早めに宿題を片付けるつもりではいた。それが先日の神樹襲撃事件により、大幅に進んでもう宿題は完全に仕上げてしまっていた。

 ユグドラツィの目が覚めるまで、どこにも出かける気になれなかった五日ほどの間に全部完了させたのだ。


 ちなみにヨーキャの『始業式の日から本気出す!』という話は、ライトにも十分身に覚えがあるので「そ、そうなんですね……アハハハハ」と苦笑いするしかない。

 とはいえ、夏休みの宿題を二学期が始まってからやり始めるなど、論外にも程があるのだが。


 ライトが席につくと、レオニスも食堂に入ってきた。

 寝巻きではなく、ちゃんとした服装をしている。ライト同様に、レオニスもまた朝のルーティンワークである森の警邏をしてきたためである。


「おはよーぅ。皆、早起きだな」

「レオ兄ちゃん、おはよう!」

「レオニスの旦那、おはようさん」

「おはよう、レオさん。寝癖すげーな!」

「レオニス君、おッはよーぅ。寝癖ついてても色男だねぇ……キシシ」


 レオニスが来たので、ラウルも五人分の朝食をテーブルの上に出していく。

 ちなみにラウルは、既に出勤したマキシとともにもう朝食を済ませている。

 朝はトーストやスクランブルエッグ、トマトサラダ、ヨーグルトなどの軽いものばかりだが、それでもラウルが用意したものはどれも絶品ばかりである。


「うおおおお、朝からこんな美味(ンめ)ぇもん食えるなんて……」

「用意してもらったベッドも布団もふわふわで、すんげー気持ち良く寝れたわー」

「まるで超高級旅館かラグナ宮殿に泊まったみたいだヨね!……って、ボクらそんなとこに一度も泊まったことないけど。ウヒャヒャ」


 超絶美味な朝食を食べつつ、ライトやレオニスもラウルと会話する。


「ラウル、そろそろ向こうの畑のトマトやキュウリが収穫時だよー」

「おお、そうか。そしたら今日収穫しに行くわ」

「ラウル、お前は氷の洞窟の準備の買い出しに行かなくてもいいのか?」

「ご主人様からいただいた黒の装備一式ありゃあ問題ない」

「そっか、そりゃそうだな」

「なので俺は、今日は向こうの畑の収穫と手入れ、殻焼き、倒木の丸太化なんかをしてくるわ」

「ラウルは今日も忙しそうだね、お仕事頑張ってね!」

「おう、ありがとうよ。ご主人様達も買い出し頑張れよ」

「うん!」


 皆との和やかな会話とともに食べる朝食は、いつにも増して美味しく感じられたライトだった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 朝食を済ませた一同は、前日の話の通り午前十時にラグナロッツァの屋敷を出てヨンマルシェ市場に向かう。目指すは冒険者御用達の店『ジョージ商会』である。


「しかし……よくよく考えたら、スパイキーのサイズの上着ってあるんかな?」

「まずはジョージ商会を見てからだな。つーか、スパイキーよ、お前服とかいつもどこで買ってんだ?」

「俺のサイズの服って、普通に売ってねぇんだよ。特注とか高くつくし、だからもう下だけ穿いて上着は諦めた」

「そうそう、スパイキー君のその一張羅のズボンだって特注品だし……スパイキー君も何気に苦労人だヨねぇ……フゥー」


 道中でスパイキーの服装事情の難しさが語られる。

 スパイキーが常時上半身半裸なのは、実は何も好き好んでやっている訳ではない。その巨体に合うサイズの服や装備品が入手困難だかららしかった。


「そしたらマスターパレンに良い店でも紹介してもらうか? あの人の体格もかなりの恵体だからな、普段着もコスプレ衣装も全部オーダーメイドだと思うぞ?」

「そんなとんでもない!普通の特注服だって高くて買う気しねぇのに、マスターパレン御用達の店なんて敷居が高過ぎる!」

「そうだよなぁ……スパイキーにももっといい装備を買ってやりたいんだがなぁ……買えてもいいとこ市販品までで、マスターパレンが使うような店のオーダーメイドとか、とてもじゃないが金が足りん……スパイキー、こんな不甲斐ないリーダーですまん」

「バッカニアの兄貴も何言ってんだ!俺はこの半裸スタイルだって全然平気なんだから、そんな気にすんなって!」


 レオニスの提案に、スパイキーが両手と首を左右にブンブン振りながら速攻で否定する。

 筋骨隆々の恵体で知られるマスターパレンも、スパイキー同様普通の既製服は絶対に着られない体格だ。ただし、スパイキーの方がマスターパレンより一回りも二回りも巨体なのだが。

 バッカニアとしても、大事な仲間の身を守る装備品を買ってやりたいのに金銭的な問題で満足に買ってやれない己の不甲斐なさを嘆く。


 ライトはまだ子供だし、スパイキーのように巨体にはならないだろう。

 それでも今の皆の話を聞いて、前世の相撲の関取や長身のスポーツ選手などがテレビのバラエティ番組で語っていた様々な苦労話を思い出しては『身体の大きい人って、強そうだけど服や靴なんかのサイズ問題も多そうで大変だよなぁ』とか考えている。


 そんな話をしているうちに、お目当てのジョージ商会に着いたライト達。

 早速中に入り、まずは二階の衣類売場を見る。

 二階の衣類は冒険者ではない一般人も着れるものが多く、サイズもそれなりに豊富だ。

 だが、10Lサイズを超える超ビッグサイズの服はさすがに置いていなかった。スパイキーの体格では、10Lですら小さくて着られないのだ。


 二階での買い物は早々に諦めて、次に一同が向かうは三階と四階。

 三階より上は、冒険者用の品々が売られているのだ。


「バッカニア、エクスポーションとかの回復剤はちゃんと持ってるか?」

「おう、そこら辺は抜かりないぜ!」

「今持ってるやつ、一年くらい前に買ったやつじゃねぇか?」

「未開封なら大丈夫っしょ? キヒヒ」

「……腹下さなきゃ別にいいけどよ。一応解毒剤も用意しとけよ?」


 三階には回復剤などの雑貨が多数あるので、そのあたりの在庫を確認するレオニス。

 バッカニアは威勢良く肯定するも、物資管理担当のスパイキーが消費期限を心配している。

 レオニスやラウルのように、空間魔法陣で保存できていれば消費期限や賞味期限を心配することもないが、バッカニア達のような一般的な冒険者はそうはいかないのだ。

 ヨーキャの言うように、未開封なら多少期限を過ぎてもまだ大丈夫だが、神経質な人なら期限切れのものなどきっと耐えられないだろう。


 ちなみにバッカニア達は、そこら辺は割と全然キニシナイ!方だったりする。

 スパイキーも一応物資管理担当として問題提起しただけであって、余程期限超過したものでもなければもったいない精神で普通に飲んでしまう。もちろんそれで腹を下したことなど、今まで一度もない。

 そう、開封済みで傷んでいたり腐っていたりしなければ問題ないのだ。ビバもったいない精神!である。


 三階の雑貨類の買い足しは不要そうなので、早々に四階に向かうライト達。

 四階入口のすぐ横には『氷の洞窟探索特設コーナー』があった。

 いち早くそれに気づいたライトが、レオニスの袖をクイクイがと引っ張って教える。


「あ、レオ兄ちゃん、あれ見てー。『氷の洞窟探索特設コーナー』だってー」

「おお、ちょうど俺達にお誂え向きなコーナーじゃねぇか。早速見てみるか」


 特設コーナーには『氷の洞窟に出かけるなら、夏の今が旬!』『絶好の機会を見逃すな!』等々、氷の洞窟探索を促す謳い文句が随所に並べられている。

 まるでレジャー観光の促進PRのようである。


 まぁ、確かに人族側にとっては夏の今が絶好の機会だよなー。向こう側の旬である冬なんて、人族側にはとんでもねー極寒の地になるし。

 そういえば、今はツェリザークに雪はないけど、氷の洞窟に入れば氷は採取できるよな? よし、大きな氷があったらツィちゃんへのお土産に持って帰ろうっと!

 ライトはそんなことを考えながら、特設コーナーを眺めていく。


 特設コーナー内には、夏であるにも拘わらず多数の防寒グッズが所狭しとばかりに並べられている。分厚い手袋にもこもこマフラー、耳当て、防寒ブーツ、どれも氷の洞窟での探検に役立ちそうだ。

 ここでレオニスがバッカニアに向かって、確認の質問をした。


「バッカニア、お前達ここら辺の装備は持ってるか?」

「あー……大昔に初めて氷の洞窟に行った時に買ったヤツなら、実家に帰ればあるはずなんだが……サイズ的にはもう身に着けるのは厳しい、かなぁ……?」

「……ン? お前んちがあるのって、確か……」

「ホド。今から実家に手袋取りに行っていい?」

「却下」


 バッカニアの答えに、レオニスが速攻で却下判定を下す。

 バッカニアの実家、つまり彼の出身地はホドという名の街だという。

 そこはホド遺跡という、アクシーディア公国でも屈指の大規模遺跡がある街なのだが、如何せん首都ラグナロッツァからかなり離れた地にあるのだ。


 今日準備して明日は氷の洞窟に日帰りで探索に行く!というかなり過密スケジュールなのに、たかが手袋、マフラー、ブーツのためにホドまで行き来などしていられない。しかもその装備はかなり前に購入したものらしく、今も身に着けられるかどうかも分からないときた。

 そんなものをわざわざ取りにホドまで行くくらいなら、今ここで新しい手袋その他を新規購入した方が余程マシというものである。


「さすがにホドは遠過ぎて話にならん、他のものも合わせてここで三人分新調しとけ。代金は全部俺が持ってやるから」

「え、マジ? レオニスの旦那に買ってもらっちゃっていいの? 後で返すにしても、スパイキーサイズの手袋とか絶対に他の誰も使えねぇよ?」

「ンなこと気にすんな。お前らの身を守るためのものだし、何より俺がお前らを誘って行くんだからな。ここでの買い物の代金くらいは俺が全部出すさ」


 レオニスの『金は俺が出すからここで一式買え!』という半ば強制的な命令に、バッカニアが『え、いいの?』という顔で戸惑っている。

 だが、レオニスのいつになく太っ腹な回答とその真意を知り、バッカニアの顔がみるみる明るく輝いていく。

 というか、買ってもらった後に返した時のことを考えるあたり、バッカニアの真面目で誠実な性格が窺えるというものだ。


「おおお、レオニスの旦那、ありがとう!スパイキー、ヨーキャ、聞いたか!?」

「ああ、レオさん、ありがとう!」

「レオニス君、太っ腹だね!ステキー!」

「よし、そしたら必要なものをそれぞれ選ぶぞ!」

「「おーーー!」」


 バッカニア達は喜び勇んで『氷の洞窟探検特設コーナー』に駆け込んでいく。

 手袋やマフラーなど、あれがいいか、この色もいいな、などと三人で嬉しそうに意見を交わす無邪気な笑顔に、少し離れたところで見ていたライトとレオニスも嬉しそうに微笑んでいた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 三階での買い物を無事終えて、四階に向かうライト達。

 途中バッカニアがライトに問うてきた。


「そういや坊ちゃんは買う物ねぇのか?」

「ぼくはもう何度も冬のツェリザークに行ったことがあるので、防寒着はバッチリ揃ってるんです」

「そうなのか……夏ならともかく、冬のツェリザークに今のうちから何度も通うとか、レオさんの冒険者教育はなかなかにスパルタなんだなぁ」

「冬のツェリザークとか、ボクらだったら絶対に近寄りたくないもんねぇ……ウヒー」


 ライトが既に何度も冬のツェリザークを経験している、と聞いたバッカニア達は驚きを隠せない。

 一番行きやすい夏ならまだしも、最も厳しい冬にツェリザークに行くのは現役冒険者でも躊躇うことだ。

 それを、九歳になったばかりの子供(ライト)が経験しているということが、バッカニア達には衝撃以外の何物でもなかった。


「確かに冬のツェリザークは、すっごく寒いですけど……でもまぁ行けばそれなりに楽しいですよ? ツェリザークには友達もいるし、美味しい雪や氷が採り放題だし」

「え。坊ちゃん達って、雪や氷を採りにわざわざツェリザークに行くの?」

「はい。ツェリザークの雪は、カタポレンの森にいる友達の神樹の大好物なんですよね。それに、ラウルもお料理にツェリザークの雪解け水を使ってるから、冬の間は何度も採りに行ったし」

「そ、そうなんか……やっぱ坊ちゃんって、レオニスの旦那の養い子だな……」


 事も無げに語るライトに、呆気にとられるのはバッカニアだけではない。

 後ろを歩いていたスパイキーやヨーキャも「ラウルの兄ちゃんの料理はともかく、『友達の神樹の大好物』って一体何だ?」「そもそも神樹が友達って何事?だヨねぇ……ウヒョー」と呟いている。


 そして一行は四階に着き、防具コーナーに向かった。

 まずは魔術師向けのローブを見に行く。ヨーキャのローブを新調するためである。

 ヨーキャはサイズ的には全く問題ない普通体型なので、色も装飾も選び放題だ。

 いくつかのローブを試着したヨーキャが、一つの黒いローブを選んでバッカニアに見せる。


「バッカ兄!ボク、これがいいな!ウヒョー!」

「お前、今着てるのとほとんど同じじゃねぇか……」

「そんなことないヨ!今着てるのよりも軽くて丈夫だし、色艶も絶対にこっちのが綺麗だし!ニュフフ!」

「まぁな、軽くて丈夫なのはいいことだよな。よし、じゃあヨーキャのローブはそれでいいな、次はスパイキーのマントか」


 ヨーキャの新しいローブは早々に決まった。次はスパイキーのマントを見に行く一同。

 だが、マントのコーナーを見てもスパイキーが着れそうな大きさのマントが一着もない。隅から隅まで手に取ってみるも、どれもスパイキーの肩幅に合わないのだ。

 それはマントのみならず、鎧などの下に着るインナーさえも全て小さくてスパイキーには到底着れそうにないものばかりだった。


「うーーーん……やっぱりスパイキーに合う上着って、なかなかないな……」

「レオさん、バッカニアの兄貴、ヨーキャ……皆、本当にすまん……何なら俺、ツェリザークの街で留守番しててもいいから……」

「ダメだ!スパイキー、そんなこと言うな!俺達『天翔るビコルヌ』は、いつでもどこでも三人いっしょだ!」

「そうだヨ!スパイキー君がいないのに、冒険なんてできる訳ないじゃないか!ウワーン!」


 いくらバッカニア達が常に三人いっしょであっても、さすがに上半身半裸のスパイキーがそのままの格好で氷の洞窟に入る訳にはいかない。そんなことをしたら、冗談抜きでスパイキーが凍死してしまう。

 だが、スパイキーが今すぐ買える服がなく、マントなどの上に着る防具類も調達できない。これはかなり深刻な問題だった。


 するとここで、ライトが「……あ」と言いつつポン!と手を叩いた。

 どうやら何か良い案が浮かんだようだ。


「ねぇ、レオ兄ちゃん!ちょっと耳貸して!」

「ン? 何だ?」

「ゴニョゴニョ……モショモショ……」

「……おお、そりゃいいな!」


 ライトの要請に、レオニスが身を屈めてライトに耳を貸す。

 ライトが耳打ちした案を聞いていくうちに、レオニスの目が見開かれていく。

 その斬新な案に、レオニスも全面的に同意したようだ。


「よし、じゃあ早速行くか!」

「え、早速行くって、どこに?」

「ヨーキャのローブの会計を済ませたら、ラグナロッツァの屋敷に戻るぞ」


 レオニスはそう言うと、ヨーキャのローブを受け取り早速会計に向かう。

 ちゃちゃっと支払いを済ませたレオニス、ローブをそのままヨーキャに渡した。


「さ、じゃあとっとと皆でラグナロッツァの屋敷に戻るぞ!」

「はーい!」

「な、何かよく分からんが……とりあえずレオニスの旦那についていくか」

「そうだな、レオさんの言う通りにしよう」

「ライト君、一体何をレオニス君に言ったんだろう……?ムムム」


 ライトの提案により、解決策を見い出して意気揚々のレオニスとライト。

 まだ詳しい説明を受けていないバッカニア達にとっては謎だらけだが、今回の買い物は全てレオニス持ち。スポンサーの意向に従うのが一番である。


 バッカニア達は三人とも頭の上に『???』を浮かべながらも、ライト達とともにラグナロッツァの屋敷に戻っていった。

 お泊まり会翌日の買い物風景です。

 ジョージ商会で買い物するのは第467話以来で、二度目の登場ですね。

 基本的にライトもレオニスも、市販品の装備やアイテムを買ったりすることはあまりありません。何かを買うにしても、アイギスや魔術師ギルドなどのある意味特殊な場所にしか出向かないのが原因なんですが。


 そして、スパイキーの上着問題が何気に深刻な感じ。

 これがクリアされなければ、スパイキーを氷の洞窟に連れていくことはできませんからねぇ。無理矢理連れていっても、半裸で氷の洞窟に入るとか普通に自殺行為でしかありませんし( ̄ω ̄)

 はてさて、ライトの妙案とは一体どんなものなんでしょうね?

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[一言] 10L以上のサイズって想像できない。 オーガ族か?
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