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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
初めての夏休み

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第619話 物事の優先順位

 ライトのラグーン学園が夏休みに入る数日前のこと。

 その日の夜は、皆でラグナロッツァで晩御飯を食べていた。

 その理由は唯一つ。ライトが夏休み中に行く数多の予定を、どういう順番でこなしていくかを決めていく話し合いをするためである。


 本日のメニューは『巨大トマトとペリュトン肉で作ったボロネーゼ』に『巨大トウモロコシの実と芯の出汁で作った濃厚コーンスープ』等々である。

 ライトやレオニスについていった先々の名産品だけでなく、家庭菜園や畑の開墾という新境地にまで達したラウル。その料理の腕はますます進化を遂げていき、留まることを知らないようだ。

 ラウル特製の美味しい晩御飯に舌鼓を打ちながら、ライト達の話も弾む。


「ライトももうすぐ夏休みかー。今年はあちこち行かなきゃならんところがたくさんあるから、すんげー忙しくなりそうだな」

「うん。でも、どこも全部楽しみ!」

「つーか、ライトが夏休み中にしなきゃならないことって、いくつあったっけ?」

「えーっとねぇ―――」


 ラウルの素朴な質問に、ライトが答えていく。

 氷の洞窟での氷蟹の狩りツアーに、同じく氷の洞窟でアル親子とともに氷の女王に謁見。ファングの街でオーダーした、ライト用のワンドとラウルのオリハルコン包丁の受け取り。

 エリトナ山の火の女王の依頼、死霊兵団の残骸処理の続きに、シュマルリ山脈南方の竜王樹に会いに行く。

 魔術師ギルドマスターのピースとともに、プロステスの炎の洞窟に行って炎の女王と謁見。さらにはラギロア島の向こうにいる、人魚のお姉さん達との約束も果たさねばならない。

 これに天空島行きの諸々、八咫烏の里にいる大神樹ユグドラシア訪問も加わるのだから、さぁ大変だ。果たしてこのボリュームを、夏休み中に全部こなせるのだろうか?


「おいおい、それ、かなりの量だな……夏休み中に全部回りきれるのか?」

「うーん、ぼくもこんなにたくさんあるとは思ってなかったけど……何とか頑張る!」

「まずは優先順位を決めんとな。さっきの予定の中で、これは絶対にこなさなきゃならん!てのはどれだ?」


 ラウルの質問に答えるという形で、夏休みの行き先候補を羅列したライト。

 ラグーン学園の級友達に話した以外のものも含めると、壮絶な数であることを改めて思い知る。


 ここまでの量になると、まず先に優先順位を決めておかねばならない。どれも大事な用事であることに変わりはないが、それでも何なら夏休み明け以降に回しても許されるものもあるはずだ。

 その優先順位を決めるために、ライトはレオニスに相談した。


「レオ兄ちゃんはどう思う? どれから手をつけるのがいいとか、ある?」

「ンー、そうだなぁ……まずは炎の洞窟行き、これはピースの有給休暇に合わせなきゃならんから、行く日にちはある程度限られてくる」

「ピィちゃんの有給休暇って、いつ?」

「確か、八月の一日から七日までの一週間、とか言ってたな」

「じゃあ、プロステスはその間に行かないとね」


 ピースが炎の女王に会いに行くために、有給休暇を取得するべく仕事をバリバリこなしている、というのはライトもレオニスから聞いて知っていた。

 ライト達も、炎の女王から依頼された他の属性の女王達の安否確認の途中経過を報告しなくてはならない。

 どうせ同じ場所に行くなら、皆でいっしょの方が楽しいよね!とライトも思うので、日々頑張るピースとともに炎の洞窟に行くことは大賛成だ。


「他にも先に日にちが決められそうなのって、何かある?」

「天空島行きだな。天空島には、白銀の君の背に乗せて連れていってもらう話になってるんだが、ライトが夏休み入りしたら天気の良い日に出立すると伝えてあるんだ」

「あー、じゃあ天空島行きを一番最初の方に持ってこないとね」


 こうしてライトとレオニスは相談しつつ、回る順番を大まかに決めていく。

 そうして決まった順番は、以下の通りである。



 1.天空島(日帰り)

 2.エリトナ山(往復二~三日)

 3.ラギロア島(日帰り)

 4.炎の女王に謁見(一泊二日)

 5.氷の女王に謁見(日帰り)

 6.八咫烏の里訪問(一泊二日)

 7.竜王樹に謁見(日帰り)

 8.ファングの街(日帰り)

 9.氷蟹狩りツアー(日帰り)



 このうち、どうしても夏休み中にこなしておきたいのは六つ目の八咫烏の里訪問まで。

 七番目以降は、夏休み終了後に回しても問題ない事案である。


 一番日数がかかりそうなのがエリトナ山。

 以前初めてエリトナ山に二人で行った時には、鉄鋼の街ゲブラーから出立して行きに一泊、帰りに半日、計二日を要した。

 本当はエリトナ山から近いところに水場があればいいのだが、レオニスの持っている地図にはエリトナ山周辺に名のある水場が見当たらなかった。故に今回も、前回と同じルートで行くことになった。


 ちなみに同じシュマルリ山脈の中にある善十郎の滝は、南北に長く連なるシュマルリ山脈の中央から少し南寄りにある。

 一方エリトナ山はシュマルリ山脈北東に位置するので、善十郎の滝からはかなり距離が離れている。

 善十郎の滝から険しい山々を越えてエリトナ山に行くよりは、ゲブラーから行った方がまだ近くて安全、とレオニスは判断したのである。


 他の行き先は日帰りもしくは一泊二日が多いので、これなら何とか夏休み中に全部回れそうだ。

 とはいえかなりの過密スケジュールだし、どの行き先もそれなりに神経を使いそうなので、一つの用事をこなしたら最低でも次の日は休暇として丸一日、家で休む予定である。


「ところでご主人様よ。氷蟹狩りツアーに連れていく予定のバッカニア達には、連絡は取れるのか?」

「とりあえず冒険者ギルドの総本部に行って、奴らの今の所在を聞いてみるわ。一度とっ捕まえさえすりゃ、後は奴らの都合の良い日にちを聞いて約束を取り付けるだけだしな」

「そうか。バッカニア達に会ったら、俺が会えるのを楽しみにしていると伝えておいてくれ」

「了解」


 数々の予定の中で、最も最後に配置された『氷蟹狩りツアー』。

 これが一番最後に回されたのは、バッカニア達『天翔るビコルヌ』とともに行く予定だからだ。

 バッカニア達を連れていくには、彼らの予定も一応事前に聞いておかねばならない。よほど遠くに出かけているのでなければ、夏休みのうちに捕まえられるだろう。


 フッフッフ……バッカニアめ、逃がさんぞ……氷蟹フルコース奢りの溜まったツケは、利子モリモリで返してもらうからな!

 口の端を上げて、ニヤリ……と笑うレオニスの双眸がギラリ!と光る。その眼光は、まるで獲物を捉えた狩人のそれである。

 きっと今頃バッカニアは「ぶぇーッくしょい!」と盛大なくしゃみと悪寒に襲われていることだろう。


「夏休みのうちに全部回れるといいなー。ラウルのオリハルコン包丁も楽しみだね!」

「ああ、ライトのワンドといっしょに半年待ったもんな。ライトはワンドを手に入れたら、それを使って早速魔法の練習とかするのか?」

「ンー、ぼくはまだジョブも得てないし、ラグーン学園の授業でも習ってないけど……ねぇ、レオ兄ちゃん、ジョブを得る前でも魔法の練習ってしていいの?」


 ラウルの質問に、どう答えていいのか分からないライト。

 こういう時は、冒険者の先輩であるレオニスに聞くのが一番である。

 ライトに問われたレオニスは、少し考え込んでから口を開いた。


「うーーーん……魔法を使える適性があれば、子供のうちでも魔法を使って練習することはよくある。例えば水属性の素質があれば、水を出して洗濯や食器洗いに使ったり、風属性の素質があれば洗濯物や濡れた髪を乾かしたり、とかな」

「じゃあぼくも練習していい?」

「ぃゃ、お前の場合、魔力が強過ぎて逆に大変なことになりそうでなぁ」


 子供が小さいうちから、日常生活の中で魔法を使って練習するのはサイサクス世界ではよく見受けられる光景だ。

 手のひらの先から水をチョロチョロと出して桶に貯めて、洗濯や洗い物に使ったり、風を起こして洗濯物をより早く乾かしたり。いわゆる生活魔法としての使い方である。

 そうした使い方を日々の生活の中に取り入れることで、魔法の素質がある子はそれを伸ばしていくのだ。


 しかし、レオニスが一体何を心配しているのか、ライトには今ひとつピンと来ない。早速ライトはレオニスにその疑問をぶつけてみた。


「そうなの? 魔力が強過ぎると何か悪いことがあるの?」

「俺も子供の頃から魔力が高かったってのは、前に話したことがあるだろ?」

「うん、前にそんなこと言ってたねー」

「俺の場合、魔力が高過ぎて風魔法や火魔法は禁止されたくらいだ。逆に水魔法は大量の水を出せて、洗濯や風呂なんかに重宝されたがな」

「そ、そうなんだ……」

「魔力のコントロールを覚えてからでないと、いずれ大惨事を起こすから禁止!と言い渡されてな。さすがに俺も火事とか起こしたくなかったから、そこは素直に従ったが」


 レオニスの経験談に、ライトも得心する。

 先程の一般論は、あくまでも普通レベルの子供達のケースだったのだ。

 魔力が少なめや普通量の子供達だからこそ、事故が起こりにくいということで許される話なのである。


 それを踏まえて考えると、ライトは赤ん坊の時からカタポレンの森の魔力を浴び続け、最近では神樹の祝福や属性の女王達の加護をもらいまくっている。

 そんなライトが他の普通の子供達がするように、魔法を発動したら―――とんでもないことになるんじゃね?と、レオニスが割と本気で懸念するのも無理はなかった。


「ちょうど良い機会だから、ライトが魔法を使った場合どうなるか、この夏休みのうちに見ておくか」

「魔法のテスト? いつやるの?」

「そうだな……ラグーン学園の終業式の日の午後にやろう。その結果次第では、すぐにコントロールの訓練を始めた方がいいかもしれん。どの道やらなゃならんことなら、早いうちにやった方がいい」

「うん、分かった!」


 こうしてライトの夏休みの予定は、順調に決まっていったのだった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そうして迎えた7月24日、一学期の終業式の日。

 ライト達も恙無く終業式を終え、二年A組の教室で担任のフレデリク先生の言葉を聞いていた。


「夏休みは皆さん、いろんなところにお出かけすると思いますが。くれぐれも気をつけて、危ない場所には近寄らないようにしてくださいね」

「「「はーい!」」」

「では夏休み明けの二学期に、元気な皆さんと会えるのを楽しみにしています」


 その後さようならの挨拶をし、解散となった。これで晴れて皆夏休みに突入である。

 それぞれ帰宅するべく、皆教室を出ていく。

 ライトは下駄箱の帰宅ラッシュ混雑を避けるべく、のんびりと鞄などの支度をしている。すると、先に教室を出ていたイヴリンが教室のドアからヒョイ、と顔を出してライトを読んだ。


「ライトくーん。イグニスが待ってるよー」

「え? イグニス君が? ちょっと待っててー、今すぐ行くからー」


 イヴリンの呼びかけに、ライトは慌てて帰り支度を整えてドアに向かった。

 教室の外の廊下では、イヴリンやリリィとともにイグニスがいた。


「お待たせー。イグニス君、どうしたの?」

「よう、ライト。ライトはこの夏休みに、またファングに行くんだったよな?」

「うん、特注したワンドがそろそろ出来上がる頃だからねー」

「そしたらさ、またとーちゃんとかーちゃんに手紙を届けてくれないか?」


 イグニスは照れ臭そうに鼻の頭を擦りながら、ライトに二通の封筒を差し出してきた。

 ライトが職人の街ファングでワンドを注文し、この夏に受け取りに行くことはイグニスも話に聞いて知っている。

 そこで、再びイグニスの手紙をライトに届けてもらいたい、ということのようだ。


「うん、いいよ!」

「引き受けてくれるのか!? ありがとう!」

「また斧職人さんのところに行けばいいんだよね?」

「うん、とーちゃんは今年いっぱいは斧職人のところで修行するって言ってた」

「じゃあ、ファングに行った時にイグニス君の手紙もちゃんと渡してくるね!」


 ライトはイグニスの手紙を受け取り、自分の鞄に大事に仕舞っていく。

 するとここで、ライトが「……あ」と言いつつ、はたと何かを思い出したようにイグニスに話しかける。


「でもぼく、この夏休みはすごく忙しくて、ファングに行くのは遅くなりそうなんだ」

「もちろんそれでもいいさ!手紙を届けてもらうだけでもありがたいんだから!」

「もしかしたら、夏休みが明けてからの土日になっちゃうかもしれないけど……それでもいい?」

「ああ、おいらの手紙をちゃんと届けてくれるなら、全然いつだって構わんぜ!」


 先日決めた夏休みの行き先の順番では、ファング行きはかなり優先順位が低かった。

 ライトはそのことを懸念してイグニスに確認したのだが、イグニスは明るい声で快諾する。

 イグニスとしては、とにかく手紙を届けてもらえれば良いので、その時期に関しては全然気にしていないようだ。


「ファングに行ったら、またイグニス君のお父さんお母さんの返事のお手紙も書いてもらってくるね」

「ホントか!? ありがとう、ありがとう!!」


 ライトの言葉に、イグニスはパァッ!と花咲くような笑顔になる。

 ライトの手を両手で握り、上下に激しくブンブンと振り感謝の意を示すイグニス。

 やはり遠くに住む父母からの返事の手紙をもらえることは、イグニスにとってとても嬉しいことのようだ。


「ライトにはいっつも世話になってばかりで悪いな!この恩は、いつかおいらが立派な鍛冶師になったら返すからな!」

「えッ!? そそそそんな……ここここれくらいのこと、ききき気にしなくていいんだよ? だってほら、ぼくとイグニス君は友達だし」

「くぅーーーッ!ライトはホントにいいヤツだなぁ……よし!ライトには特別に、剣だけじゃなくて鎧や盾なんかの装備品も作ってプレゼントしちゃうぜ!」


 遠慮がちなライトに、イグニスは強い感銘を受けている。

 ライトとしては、破壊神が作る武器とかあまりにも恐ろしくてとても受け取る気になれないだけなのだが、さすがにそれをダイレクトに伝えるのも酷だし憚られる。

 故に遠慮したいところなのだが、傍から見ればそれは謙虚な態度にしか映らないようだ。


 ここで、横にいたイヴリンとリリィがイグニスに茶々を入れる。


「へー、イグニスが作る武器や鎧、盾、ねぇ……ホントにそれ、使えるの?」

「イヴリン、何言ってんだ。おいらはペレ鍛冶屋の三代目になる予定の跡取り孫なんだぞ? 神話級の武器や鎧くらい、作れるようになってみせるさ!」

「あっ、そしたら私にも向日葵亭で使う包丁とか作ってくれるー?」

「もちろんさ!リリィがいつか向日葵亭の厨房で使う包丁も、おいらが丹精込めて作ってやるぜ!」


 出会ってまだ日も浅いライトと違い、幼馴染のイヴリンやリリィはイグニス相手だって遠慮なく物が言える。実に素晴らしいことだ。

 そしてリリィの包丁の話の流れで、再びライトにその矛先が向かう。


「ライトもさ、遠慮なんてしなくていいんだぜ!いつか必ずおいらが世界一の鍛冶屋になって、ライトに世界一の剣と鎧を作ってみせるから!楽しみにしててくれよな!」

「い、いや、あの、もう、本当に、お気遣いなく……」

「じゃ、よろしく頼むな!手紙の返事、楽しみに待ってるぜ!」

「イ、イグニス君、ま、待って……お願いだからホントに待って……ぁぅぅ……」


 人差し指で鼻の頭を擦りながら、ニカッ!と眩しい笑顔でライトに頼みつつ校舎の玄関にタタッ、と走り去っていくイグニス。

 そんな爽やかなイグニスとは真反対の、恐怖に怯え慄く顔面蒼白のライト。プルプルと小刻み震える右手をイグニスの背に向けて伸ばすも、その手は勢い良く走り去るイグニスには届かない。


 破壊神から受けた様々なトラウマが、再びライトの中でモリモリと蘇ってくる。

 ぁぁぁ……という、声にならない声で呟きながら、その場にペタリ……とへたり込んで座ってしまったライト。横にいたイヴリンとリリィに「ちょっと、ライト君、どうしたの!?」「すんげー顔色悪いよ!?」とびっくりされながら、ライトは再び破壊神の影という恐怖のどん底に叩き落とされるのであった。

 数多控えている夏休みの様々な予定、その回る順番決めです。

 ライト自身もこんなに多かったとは思ってなかったようですが、それは拙作の生みの親たる作者も同じでして(=ω=)

 まさか夏休みの課題が、ここまで大量山積みだったとは……_| ̄|●

 ライトの行き先を羅列しながら『うへー……これ、夏休み完了までに何話かかんの? 夏休みだけで100話超えそうなヤツ?』と本気で考えてしまいました・゜(゜^ω^゜)゜・

 でも、どれもライトが楽しみにしていたことなので、作者も楽しく書けたらいいな、と思います。さぁ、作者も明日からまた頑張らねば!

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