第611話 名付けの褒美
『何と……そのような悪辣非道な集団がいるとは……』
「奴等は世界中の、生きとし生けるもの全てに仇なす怨敵だ。人族だけでなく、神獣や精霊、神樹までも食い物にしようとする」
『貴方の大事な方々も、そいつ等に奪われてしまったのですね……』
「俺やライトの敵であり、人類にとっても奴等の殲滅は長年の悲願だ」
廃都の魔城の四帝のことを、レオニスから聞いていたユグドラグス達。白銀の君や鋼鉄竜達までもが、沈痛な面持ちで聞き入っている。
「あんた達は俺なんかよりずっと強いから、奴等が束になってかかったところで一瞬で蹴散らせるとは思うが……それでも決して油断はしないでくれ。奴等はどんな卑怯な手を使ってくるか分からんからな」
『もちろんです。我が君の御座すこの山だけでなく、この地の全ての山々を守るは我らが務め。我らが領域を踏み躙ろうとする者あらば、竜族総出で討ち滅ぼしてくれましょう』
「ここには頼もしい守護者がいて安泰だな」
白銀の君の力強い言葉に、レオニスも思わず笑顔になる。
するとここで、レオニスのお腹から『ぐーきゅるるるる……』という音が聞こえてきた。
白銀の君や中位ドラゴン達の耳まで届く、それはもう元気な腹の虫の盛大な鳴き声に、この場にいる全員の視線がレオニスの腹に集中する。
ふと気がつけば、太陽は真上より西側に傾いてきている。
「あ、すまん。昼飯の時間がとっくに過ぎてんのに何も食わんでいたから、さすがに腹減ってきたわ。ここで何か食っていいか?」
『もちろんどうぞ。お好きなだけ寛いでください』
「では遠慮なくそうさせてもらう」
レオニスはそう言うと、空間魔法陣を開いて様々な食べ物や飲み物を取り出す。
『はぁー……何もないところから様々な物を取り出せるのって、本当にすごいですねぇ。とても便利そうな魔法ですね』
「あー、空間魔法陣か? まぁな、これのおかげで重たいものやら嵩張るものを持ち歩かずに済むのは、正直とても助かる」
レオニスが使う空間魔法陣を見て、感心しきりといった様子で呟くユグドラグス。
彼らには、魔法を生活の中で活かすといった考えは全くない。
魔法とは敵を殲滅するための攻撃手段であり、日々の生活に用いてより便利で快適に暮らそうという概念がないのだ。
サンドイッチやおにぎりを取り出しては、次々と食べていくレオニス。
そんな中で、ふと何を思ったか、レオニスが空間魔法陣から巨大な雪の塊を取り出した。
「そういやこれ、ツィちゃんやシアちゃんの好物なんだよな。竜王樹も食べるっつーか、飲んでみるか?」
『こ、これは一体、何ですか?』
「ツェリザークで採ってきた雪だ。ツェリザークってのは人の作った街だが、その近くに氷の洞窟があってな。氷の洞窟には氷の女王が住んでいて、洞窟周辺の雪や氷には氷の女王がもたらす魔力がふんだんに含まれているんだそうだ」
『ほう、たくさんの魔力を含んだ雪、ですか……』
レオニスの身長よりも大きな雪の塊を、ドカン!と根元に乗せるレオニス。
そんな巨大な雪の塊でも、150メートルを超える高さのユグドラグスにかかれば小指の爪程にしかならないのだが。
それでもユグドラグスにしてみれば、ツェリザークの雪は初めて見る代物だ。その声音からも、とても興味津々であることが伺える。
「魔力が馴染んでて、とても美味しい味なんだと。ツィちゃんもシアちゃんも、この雪解け水を飲んではいつも美味しいと絶賛するんだ」
『姉様達が絶賛する雪解け水……確かにこれは、普通の水とは全然違いますね。とても美味しく感じます』
「ま、ちょっと早めのおやつだと思って、ゆっくり味わってくれ」
根元に乗せた雪がじわじわと解けて、ユグドラグスにも早速その味が伝わっている。
姉神樹達同様に、ユグドラグスもまたこのツェリザークの雪を美味しいと感じるようだ。
初めて飲むツェリザークの雪に、舌鼓を打つユグドラグス。
レオニスは横にいる白銀の君に問うた。
「なぁ、そういやここら辺って雪は降るのか?」
『冬になれば、山の上半分に少し降り積もる程度ですね』
「じゃあ、雪に閉ざされるまではいかないか?」
『私達ドラゴンには、薄っすらと積もる程度ですが……其方達人族には険しい道となりましょう』
「そっか、そうだよな……ツェリザークほどではないにしろ、ここら辺もそれなりに雪が積もるってことだよな」
白銀の君の話に、レオニスも頷きつつ思案する。
シュマルリ山脈は標高の高い山々が連なるので、冬になれば結構な量の雪も積もるようだ。
てことは、ここにライト達を連れて来るとしたら、冬になる前に来なきゃならんな……俺が一人で来る分には冬でも構わんが、間違いなくいつかはライトも連れてこなきゃならんしな。下手すりゃラウルまでついてくる可能性もあるし……って、ラウルのことだ、ツィちゃんの弟のところなら俺も絶対についていく!とか言い出しそうだ……やっぱり夏のうちか、もしくは遅くとも秋のうちには来なきゃならんな……
レオニスが頭の中でそんなことを考えていると、今度は白銀の君からレオニスに問うてきた。
『時にレオニスよ。この雪が採れる場所というのは、どこにあるのですか?』
「ン? ツェリザークか? ここからすんげー遠いところだぞ。氷の洞窟は、カタポレンの森の西の最果てにある。あんた達のような翼のある大型の竜族でも、一日二日で往復できるような近場じゃないことは確かだ」
『そうですか……それは残念です。近くにあるなら、我が君のために私が雪を採取しに赴きたかったのですが』
「あんたが直接出向いたら、あっちも大騒ぎになるからやめて差し上げてくれ……」
ツェリザークがものすごく遠い場所だということを聞き、白銀の君がとても残念がっている。
どうやら白銀の君は、美味しい美味しいと言いながら雪解け水を飲んでいるユグドラグスのために、ツェリザークの雪を採りたかったようだ。
だが、こんな巨大な上位ドラゴンが突如現れたら、ツェリザークの街はもちろんのこと氷の洞窟周辺の魔物達も一気にパニックになるだろう。
それはさすがに忍びないので、思いとどまっていただきたいところである。
するとここで、中位ドラゴン達がレオニスのもとに寄ってきた。
「ナァナァ、俺達ニハ、オヤツハ、ナイノ?」
「ン? お前らもおやつが欲しいのか?」
「「「モッチロン!!」」」
「しかし、竜族へのおやつなんて、俺持ってねぇぞ? 俺が食うサイズなんて、お前らにしてみたら豆粒ほどにもならんだろうし」
花咲く笑顔でおやつをおねだりしてくる中位ドラゴン達に、レオニスは戸惑うばかりだ。
何しろ鋼鉄竜達は、人族よりはるかに身体が大きい。レオニスが食べるおやつのサイズなど、それこそたかが知れている。
そんな彼らが満足するような量まで食べさせていたら、レオニスの持つ食糧全てを出しても足りないだろう。
だが、レオニスの危惧などお構いなしの中位ドラゴン達。
花咲く笑顔のまま、おやつの催促を続ける。
「何ヲ言ウ。オマエニハ、アレガ、アルデハナイカ」
「アレって、何だ?」
「エクスポ、ト言ッタカ? パリパリトシタ、歯応エノ、アノ、美味イヤツ」
「エクスポ? あれはおやつじゃねぇぞ?」
中位ドラゴン達の思わぬ要求に、レオニスは目を丸くしながら問いただす。
確かにさっきも、エクスポーションを瓶ごと食べていたドラゴン達。よもやHP回復剤をおやつ呼ばわりされるとは、想定外にも程がある。
「デモ、俺ラハ、アレガ、食イタイ!」
「アノ、パリパリ感ハ、ココラニハナイ、味ワイダ!」
「アレ、スンゲー、美味イヨナー」
「「「ナーーー!」」」
四頭がそれぞれに顔を見合わせつつ、エクスポーションの美味しさを語り合い賛同する。よほどエクスポーションの味が気に入ったようだ。
しかもそれは瓶ごと食べるのがポイントらしく、絶対に外せない要素らしい。
ドラゴン達の味覚がどうなっているのか定かではないが、前代未聞なのは間違いない。
「お前らね……さっき二十本づつ食わせたばっかじゃねぇか」
「ソレハソレ、コレハコレ」
「アレハ、回復、今度ハ、オヤツ」
「「「オ・ヤ・ツ!オ・ヤ・ツ!」」」
おやつコールを声高に叫ぶ中位ドラゴン達。どれだけエクスポーションを気に入ったんだろうか。
ギャーギャーと騒ぐ中位ドラゴン達に、今度は白銀の君までが興味を示してきた。
『其方達、一体何をそこまで騒ぐのです? そのエクスポとやらは、そんなに美味なるものなのですか?』
「エエ、ソレハモウ!」
「スンゲー、美味インデス!」
「オイ、人間!白銀ノ君ニモ、アノ、美味イヤツ、食ワセテヤレヨ!」
やんややんやと囃したてる中位ドラゴン達に、実に物欲しそうな目で見てくる白銀の君。
特に期待の込もった白銀の君の視線に、レオニスが堪えられようはずもない。
レオニスはハァー……と小さなため息をつきながら、再び空間魔法陣を開く。
「ったく、しゃあないなぁ……一頭につき二十本だけだぞ?」
「「「「ヤッター!」」」」
「んじゃ、まずは白銀の君からな。ほれ、口を開けな」
『こ、こうですか?』
ドラゴン達の熱烈なリクエストに応えて、エクスポーションの瓶を次々と取り出すレオニス。
まだ一度もエクスポーションを飲んだことのない白銀の君から、あげていくことにした。
レオニスは白銀の君の口がある高さまで飛び、蓋すら開けずに白銀の君の口にエクスポーションの瓶をポイポイ、ポイー、と放り込んでいく。
どの道瓶ごと食べられてしまうのだ、栓だけ回収しても仕方がない。
レオニスの言う通りに、あーん、と大きな口を開けておとなしくしている白銀の君。滅多に拝めない、なかなかに可愛らしい図である。
レオニスに二十本のエクスポーションを放り込まれ、「ほれ、もう閉じて食っていいぞ」の声を合図に、もっしゃもっしゃと食べていく。
白銀の君の横にいるユグドラグスの枝葉も、わさわさと揺れている。彼女の食べる仕草を見て微笑んでいるようだ。
『……おお、確かにこれは鋼鉄達の言う通り、なかなかに美味なる品ですね』
「そうか、白銀の君の口にも合うようで良かったよ」
「ジャ、次ハ、俺ラナ!」
「へいへい、お待たせいたしましたね」
白銀の君の味見を待っていた中位ドラゴン達が、待ってました!とばかりに自分達の番として催促する。
「んじゃ、全員大きく口を開けろ。瓶ごと放り込んでいくぞ」
「「「「アーーーン」」」」
鋼鉄竜達にも、白銀の君にしたのと同じように矢継ぎ早に瓶ごと放り込んでいく。
皆もっしゃもっしゃと美味しそうに食べていくその顔は、実に嬉しそうだ。
「美味ェー」
「俺、コンナ、美味ェモン、生マレテ、初メテカモ」
「俺モダ」
「病ミツキニ、ナル、味ダヨナー」
「「「ナーーー!」」」
「ホンット、お前らの味の基準が全く分からん……」
こうしてレオニス達は、おやつとも呼べない光景のおやつタイムを過ごしていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おやつを食べて、ユグドラグスの枝もいくつか切り取らせてもらったレオニス。
空を見上げながら、ぽつりと呟く。
「さて、もうそろそろお暇するか」
『えっ、もうお帰りになってしまうのですか?』
時刻は午後の三時を少し回った頃。レオニスが帰宅の徒に就くことを宣言する。
空はまだ明るいが、シュマルリ山脈の日が暮れるのは平地よりもかなり早い。地平線よりもはるかに高い山の峰々は、向こう側に落ちる太陽をあっという間に隠してしまう。
山中では日が暮れると動けなくなるので、移動するなら少しでも明るいうちに動かねばならないのだ。
「ああ、俺もようやく目的を果たしたことだしな。それに、ここから善十郎の滝に戻るまで、また結構な日数かかるし」
『もっとお話を聞きたかったのですが、残念です……』
「また必ずここに来るさ。さっき竜王樹の枝ももらったことだしな」
レオニスの帰郷を残念がるユグドラグスに、レオニスは明るい声で再訪の約束をする。
『善十郎の滝に戻るということは、水場を介して移動なさる、のですよね?』
「ああ、あっちで竜達と遊んでいるウィカは水の精霊でな。一度訪れたことのある水場なら、どこにでも移動できるんだ」
『でしたら、善十郎の滝よりもっと近い水場があります』
「そうなのか?」
ユグドラグスの言葉に、レオニスが興味を示す。
ここら辺は長らく竜の縄張りであることから、人族の手が殆ど入れられず正確な地形が把握できていないのだ。
『白銀、この近くに小さな泉があったよね?』
『はい。この山の裾から少し南側に、私達ドラゴンが水飲み場として使っている泉がございます』
『大きさはどれくらいあったっけ?』
『私の身体が二体分浸かるかどうかという、本当に小さな泉ですが……』
いやいや、そんだけありゃもはや立派な池じゃね?と思うレオニス。
高さ15メートルの白銀の君が二体分入るなら、人族にしてみればそれはもう池を名乗れるレベルの大きさである。
だが、彼らにとってはそれらも極小サイズに思えるのも致し方ない。ユグドラグスなど、白銀の君の十倍は大きいのだから。
「その泉には、名前はあるのか?」
『いいえ、私達はただ単に『泉』としか呼んでいません。他に水場らしき水場は、この近辺にはないので』
「そうか、名も無き泉か……呼称がないとちと不都合だな……」
その泉には名もついてないと聞き、レオニスが考え込む。
それだけ大きな泉なら、次回ここに来るにもウィカに連れてきてもらえるだろう。その際に、行き先を告げる名称がなければ何かと都合が悪そうだ。
いや、そこは『シュマルリ山脈の南にある池』とかでもいいのかもしれないが、ウィカとちゃんとした意思疎通を図るためにも、ここは是非とも固有名称が欲しいところだ。
「なぁ、その泉に名前をつけていいか? ウィカに覚えてもらうためにも、名前があった方が都合が良いんだ」
『あの泉に、ですか……?』
「そうだな……例えば竜王樹の名を一部戴いて『ラグスの泉』なんてのはどうだ?」
『『……ラグスの泉……』』
ユグドラグスと白銀の君が、泉の名称候補を聞いて同時に呟く。
ユグドラグスの枝がわさわさと揺れていて、何だか気恥ずかしそうだ。
『ぼ、僕の名前をつけるなんて、何だか恥ずかs』
『レオニス!貴方は何と、何という素晴らしい感性をお持ちなのでしょう!』
照れ臭そうにするユグドラグスに、白銀の君が言葉を被せ気味にしながらレオニスの提案を絶賛する。
『あの泉は小規模ながらも、その水はとても澄んでいて美味しい湧き水が豊富に湧いていて、それはもう素晴らしく美しい場所なのです!』
「そ、そうなのか……?」
『我等にとって欠かせない湧き水を出してくれる、ありがたくも美しい風光明媚な場所に、我が君の名を冠するとは……実に、実に素晴らしい案です!』
「ぉ、ぉぅ、それは良かった……」
目をキラッキラに輝かせて、大興奮しながらレオニスの案を讃える白銀の君。
その歓喜ぶりに、レオニスも気圧されている。
『我が君!これからはあの泉を『ラグスの泉』と呼ぶことにしましょう!』
『う、うん……何だか恥ずかしいけど、白銀がそこまで言うならそれでいいよ。そしたらレオニスさん達を、僕の代わりに泉までお送りしてあげてくれるかい?』
『もちろんですとも!この白銀に、我が君の願いを断る選択肢など欠片もございません!』
ユグドラグスに泉の案内を頼まれた白銀の君、レオニスの方にクルッ!と向き直り地面に座り込んだ。
『さぁ、私の背に乗りなさい。ラグスの泉まで運んで差し上げましょう』
「背中に乗らせてくれるのか?」
『ラグスの泉までお送りせよという我が君の命もありますが、泉の名付けの褒美でもあります。遠慮なく乗りなさい』
「そうか、ならありがたく乗せてもらうことにしよう」
白銀の君の許可を得て、その背に乗り込むレオニス。
行きは手のひらの上に乗せられて、竜王樹のもとに運ばれてきた。それがまさか、帰りはその背に乗せてもらえるとは思ってもいなかった。
横にいた四頭の中位ドラゴン達も「白銀ノ君ガ、背中ニ、乗セルコトヲ、許スナンテ……」「アリ得ネェ……」「ホンッ……トニ、今日ハ、アリ得ネェコトバッカリ、起コルナァ……」などと、全員目を丸くしながら驚いている。
『レオニスさん、今日は本当にありがとうございました。いいろんなお話が聞けて、とても楽しかったです』
「こちらこそ、有意義なひと時を過ごさせてもらった。心から礼を言う、ありがとう」
『またいつでも遊びに来てくださいね。貴方の養い子や八咫烏の子など、他の方々のお越しもまたこの地にて、心よりお待ちしております』
「ああ。今度ここに来る時は、ライトやマキシ、ラウルも連れてくる。じゃ、またな!」
レオニスが皆に別れの挨拶をすると、白銀の君がふわりと空に浮いた。
鋼鉄竜他中位ドラゴン達も「ウィカチャン、マタナー!」「マタ、俺達ト、イッショニ、遊ボウナー!」「イツデモ、遊ビニ、来イヨー!」などなど、ウィカとの別れを惜しみながら見送っている。
こうしてレオニスは、白銀の君の背に乗り竜王樹ユグドラグスのもとを去っていった。
あらヤダ、今日もまたとんでも大容量になってしまったのは、何で?……ええ、はい、おやつタイムのせいですね!
というか、何でおやつタイムなんか入ってんだろ……おやつを食べたいドラゴン達に、今日もまた作者は唆された気がしてなりません・゜(゜^ω^゜)゜・
ちなみに今回ユグドラグスの身長?樹木としての高さが150メートルということで明かされましたが。検索すると、現実世界でも100メートルを超える樹木が実在するんですよねぇ。
それはアメリカのカリフォルニア州にあるレッドウッド国立公園の、ハイペリオンという愛称を持つセコイアの木だそうで。高さ115メートル、樹齢600~800年、まだまだ成長する可能性があるんたそうな。
現実世界にだってこんな大きな木が存在するんだから、ファンタジー世界ならもっと大きくてもいいよね!ということで、白銀の君の十倍にしちゃいました(・∀・)
しかし、100メートル以上高い木とか、作者には想像もつきません。実際に見たら、きっと予想している以上に大きいんだろうなー。




