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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
平穏な日々

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第595話 勝敗の行方

 湖底でラウルとともに貝拾いをするライト達。

 潮干狩りじゃないが、より大きな貝を見つけては喜んだり、拾った貝を見せ合ったりしてなかなかに楽しそうだ。


 ちなみに目覚めの湖の湖底には、様々な貝がいる。

 シジミやハマグリのような二枚貝、サザエのような巻貝がそこかしこにある。大きさや模様も様々で、見ているだけでもワクワクする。

 もっとも、ライトもラウルも花より団子主義なので、見た目を楽しみつつも一番大事なのは『美味しそうな貝をたくさん獲ること!』なのだが。


 ライトにラウル、水の女王、三人で貝を拾うとすぐに籠いっぱいになる。ライトの背丈以上の大きさがあるというのに、貝自体も結構な大きさのものが多いのですぐに満杯になるのだ。

 籠がいっぱいになったら一度小島に上がり、浜辺の水際に貝を置いてまた湖底に戻る。そしてまた貝を拾うのだ。


 ちなみにウィカは、水中では水草を取って口に咥えてはラウルのところに運んでくる。ウィカが口に咥えて持ってくるくらいだから、それは間違いなく食用として料理に使えるものだ。

 ウィカが水草を持ってくる度に、ラウルは「お、ありがとうな」と言ってウィカの頭を撫でてやっている。頭を撫でられる=褒められたウィカは、糸目になりながら「うなぁーん♪」とご機嫌な笑顔である。


 そうして三回目の水揚げをしたところで、ライトがラウルに声をかける。


「ラウル、そろそろ三十分くらい経つんじゃない?」

「お、そうだな。そろそろおやつの準備をして、皆で休憩がてらご主人様達の帰還を待つか」

『おやつの時間ね!楽しみー!』

「うなぁーん♪」


 湖底の貝拾いはここで終了とし、小島でおやつの準備を始めるライト達。

 ちなみに世紀の一騎打ちの方は、これまでにレオニスもアクアも姿を現していないので、勝負は未だ継続中のようだ。


 先程の昼寝がとても気持ち良かったので、おやつも木陰で食べよう!ということで、林の入口の木の陰になるところに陣取ることにした。

 敷物を広めに敷いて、ライトとラウルがスイーツや飲み物を出していく。

 水の女王とウィカは、相変わらず敷物の上でおとなしく待っている。

 ここでふとライトがラウルに向かって質問をした。


「そういえば、ラウルは雷魔法は使えないの?」

「ンー……冒険者ギルドでの魔力測定の時に、風魔法の適性もあるって言われたから、使おうと思えば使えるんだろうとは思うんだが……」

「雷魔法を使いたくない理由でもあるの?」

「俺、木から生まれた妖精だから、雷ってのがどうにも本能的にキツいんだよな」

「ぁー、それもそうだね……」


 ラウルの言い分に納得するライト。

 ライトとしては『レオニスが戻ってくる前に、自分で貝を締めないのかな?』『ラウルならさっさと貝を締めて、今のうちに空間魔法陣に収納しそうなものなのに』と疑問に思ったので、聞いてみただけなのだが。

 まさかラウルが雷が本能的に苦手とまでは思い至らなかった。

 確かにラウルの出自を考えると、雷が苦手でも仕方ないな、とライトも思う。

 しかしそうなると、ライトの中にもう一つの別の疑問が浮かぶ。


「……え、そしたらラウル、ホントは火も苦手なんじゃないの?」

「火は料理に絶対に欠かせん要素だから問題ない。もちろん昔は苦手だったが、料理という世界を知ってから克服した」

「ぁー、料理のためね……」


 ライトの新たな疑問に、事も無げに答えるラウル。

 確かに火は、料理をするにおいて欠かせない最も重要な要素だ。加熱なくば水を沸かして湯にすることもできないし、炒め物や揚げ物だって作ることができない。

 火だってラウルにとっては本能レベルで苦手だったろうに、料理したさに克服したとは大したものだ。ラウルの料理に対する愛、その深さを如実に表すエピソードである。


「まぁね、火は料理に絶対必要だけど、雷なんてほぼ無関係だもんね」

「そういうこと」

「じゃああの貝は、またレオ兄ちゃんが帰ってきたら締めてもらおうね」

「おう。でもなー、目覚めの湖の貝を締めるためなら、俺も雷魔法を会得してもいいかもしれん」


 先程ラウルは、雷が本能レベルでキツいと言っていた。

 だがそれも、目覚めの湖の美味しい貝を締めて空間魔法陣で持ち帰るために、雷魔法を会得するのも吝かではないらしい。

 美味しい食材確保のためならば、恐怖心すら捻じ伏せてみせよう!というラウルの料理魂、その気概はどこまでも尽きることがないようだ。


「恐怖を克服できるなら、それもいいんじゃない? 雷魔法も立派な攻撃魔法だし、護身としても使えるだろうし」

「そうだな……俺も冒険者になったことだし、これから使える場面も増えるかもな」

「あ、そういやスライムの弱点は雷なんだよ」

「何ッ!? それはホントか!?」


 ライトが何気なく口にした言葉に、ラウルが大きく反応した。

 それまで別の方向を向いていたのに、いきなりギュルン!とライトの方に向き、顔がくっつかんばかりに迫る。

 あまりの食いつきぶりに、ライトは思わず仰け反りながら答える。


「う、うん。スライムって、身体のほとんどが水分でできてるからね。水は電気をよく通すから、電気の塊である雷はスライムによく効くんだ」

「そうか……ならばこの先何としても、絶対に雷魔法は会得しとかなきゃならんな……」

「そ、そうだね……その方が絶対にラウルのためにもなるよ」


 ブツブツと独りごちるラウル。

 電気というものが何なのか、ラウルは全く理解していない。だが、ライトが言うことならばラウルはそれを無条件で信じる。

 ライトがそう言うのならそうなんだろう、ということで、雷魔法の会得を早々に決意するラウル。

 ラウルが雷魔法会得を即刻決心したのには、もちろん理由がある。

 そう、それはポイズンスライム変異体との遭遇事件である。


 ラウルは今ライトに聞かされるまで、スライムの弱点が雷魔法だとは全く知らなかった。

 だがあの時、もしラウルがそれを知っていて雷魔法が使えていたら、あんな重症を負わされる前に何とかできていたかもしれない。


 ラウルが雷魔法を会得しようと思ったのは、もちろん今後の自分の身の安全のためもある。

 だがそれ以上に、あんな大怪我をしてライトやレオニス、マキシに迷惑や心配をかけたくなかったからだった。

 もう二度とあんな不甲斐ない、無様な姿は晒さない。そのためにも、雷は苦手!なんて言っていられない―――ラウルはそう考えたのだ。


「スライムの弱点が雷だとは知らなんだ。いいことを聞いた、ありがとう」

「どういたしまして。巨大なポイズンスライムなんて滅多に遭わないだろうけど、それでももし次に鉢合わせした時には、きっと役に立つよ!」

「ああ、すぐにでも初級スクロール買って覚えるわ」

「うん、それがいいよ!」


 自身の知識が思わぬところでラウルの役に立ったことに、花咲くような笑顔で喜ぶライトだった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 ライト達は小島でおやつの準備を終え、敷物の上でのんびりと過ごす。

 午後三時になるまで残り十分を切ったあたりで、水の女王がそわそわしだす。


『アクア様とレオニス、追いかけっこはどうなったかしら……』

「もうそろそろ時間になるけど、まだどちらも現れないですねぇ」

『じゃあ、まだレオニスが逃げ続けている、ということなのかしら?』

「多分そうだと思いますけど……目覚めの湖ってすごく広いですからねぇ、湖の端っこまで行ったりしてるのかも」

『あああ……アクア様に勝ってほしいけど、お姉ちゃん達のために頑張ってくれるレオニスのことも応援したい……ぅぅぅ……どうすればいいの……』


 そわそわとする水の女王、どちらも勝者になってもらいたくて葛藤している。

 ライトには、頭を抱えて苦悩する水の女王を宥める言葉が見つからない。

 ライトとてレオニスに勝ってほしいが、同時に自分を親と慕うアクアのことも可愛くて仕方がないのだ。


 だが、そんな二者の苦悩を全く読まない者がここに一人。


「午後三時まで、あと三分だな」

『はぁぁぁぁ……アクア様、レオニス……』


 ラウルの残り三分の宣言を聞き、祈るように両手を組み額に当てる水の女王。

 長い時を生きてきた水の女王も、こんなことで心を悩ませたことなど一度もないに違いない。

 そよ風が凪いでいるが、ゴロ寝の時のような心地良さを感じるどころの話ではない。レオニスかアクア、どちらかが姿を現すまでは胸の鼓動やそわそわが収まらない。


 そうして時は刻々と過ぎていく。

 それまでずっと懐中時計を見ていたラウルが、静かに口を開いた。


「三時だ」



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 ラウルが三時を告げてから、約五分が経過した。

 未だにレオニスもアクアも小島に戻ってこない。よほど遠くの湖の端っこまで追いかけっこを続けたのか。


 いずれにしろ、レオニスかアクア、どちらかだけでも姿を現さないことには勝敗の行方が分からない。

 誰も口を開かないまま、ただ静寂が横たわる。

 皆二者の帰還を待ち、じっと湖面を見つめている。


 すると、ライト達が座っている木陰から、一つの影が動いて小島の中の方にスススー……と移動していく。

 影の変な動き方がライトの目の端に止まり、『ン? 何だ今の?』と思いながらその影を目で追うライト。


 雲の影にしてはやけに小さい。ならば鳥の影か?と考えているうちにも、その影の輪郭が何やらどんどん大きくなっていく

 何だ、大きな鳥でも飛んでんのか?と思いつつ、ライトがふと空を見上げると―――


「ただいまーッ!」


 何と、空からアクアを背負ったレオニスが降ってきた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 アクアをおんぶしたレオニスが、空から小島に向かって勢いよく降下する。

 ドシーーーン!という盛大な地響きを立てながら、無事着地したレオニス。着地後すぐにアクアを下ろし、腰に拳を当てて叩いたり首や腕を回して肩をほぐしたりしている。


「いやー、やっぱアクアは重てぇな!これをおんぶして湖一周とか、こんなんもう罰ゲームじゃなくてほぼ拷問だろ!?」

「レオ兄ちゃん!おかえりーーー!」

『アクア様!おかえりなさいーーー!』


 突如現れたレオニスとアクアに、ライトと水の女王が一目散に駆け寄る。

 ライトはレオニスの胴体に、水の女王はアクアの首っ玉に、それぞれ飛び込んで抱きつく。

 懐に飛び込んできた子供達を、広く大きな胸で受け止めるレオニス達。二組ともまるで、親子の感動の再会を思わせるようだ。


 ここでライトが顔を上げて、心配そうにレオニスを見上げつつ問うた。


「レオ兄ちゃん、追いかけっこの方はどうなったの? アクアをおんぶしてきたってことは、レオ兄ちゃんの負けなの?」

「ン? 勝負の結果か? それはな―――」


 レオニスが目を伏せつつ、眉間に皺寄せしばし口を閉ざす。

 負けず嫌いのレオニスのこと、もしアクアに負けたのだとしたら非常に悔しがり口にしにくいのだろうか。

 しばしの静寂が漂い、ライト達も息を呑みつつレオニスの言葉を待つ。

 そうして出てきた、レオニスの言葉は―――


「もちろん俺の勝ちだ!」


 破顔しつつ、イエーーーイ!とばかりに右手を高々と掲げるレオニス。ニカッ!と笑うレオニスの爽やかな笑顔が実に眩しい。

 一方のアクアは、水の女王の肩に頭を乗せるように項垂れている。

 どうやら本当にレオニスが一時間逃げ切って勝利したようだ。


「レオ兄ちゃん、またアクアに勝ったんだ……すごいね、もうアクアの方が泳ぐスピードも早いだろうに」

「そりゃまぁな。速さじゃもう絶対に敵わんが、知恵と小回りでひたすら逃げまくったさ」


 レオニスの話によると、さすがに何もない場所ではあっという間にアクアに追いつかれそうだったので、岩場の陰に回り込んだり大きな珊瑚礁の群生地をくねくねと逃げたり、かなり機転を利かせて逃げ回ったようだ。

 しかも、敏捷アップやスタミナ持続などの身体強化魔法なども駆使しまくったらしい。

 あらん限りの力を以って勝負に挑む、実にレオニスらしい作戦である。


 確かに直線的な速さだけなら、アクアの方が上だろう。だがそこはベテラン冒険者たるレオニス、小回りを効かせてアクアを翻弄し続けた。

 アクアは身体も大きくなった分、細かく立ち回られるとどうしてもその動きについていけなくなるのだ。

 そうしてレオニスは一時間の間ずっと、追いかけるアクアから逃げて逃げて逃げまくり、ついに逃げ切ったという訳である。


 そしてアクアの方は、水の女王の肩でずっと落ち込んでいる。

 今度こそ勝つ!という意気込みでレオニスに勝負を挑んだのに、また負けてしまったのだ。アクアが凹むのも無理はない。

 そんなアクアに、水の女王がアクアのうなじを撫でながら慰めの言葉をかける。


『アクア様、そんなに落ち込まないでくださいまし』

「キュルルゥ……」

『アクア様はまだお生まれになったばかりの身。これからもっともっと強くなられますわ』

「マキュモキュキュルル……」

『ええ、あのレオニスにだって次回こそは勝てますわ。いいえ、次回がダメでもその次、その次がダメでもそのまた次がありますもの』

「クルルゥ?」

『ええ、勝つまで勝負を挑めばよいのです!』


 水の女王の懸命な励ましに、項垂れていたアクアの頭も次第に上がっていく。

 そんな二者のところに、レオニスが近づいていって声をかける。


「おいおい、さすがの俺でももうアクアとの勝負は受けられんぞ?」

『えッ!? 何でよ!?』

「だってもう次は勝てそうにねぇもん」

『このまま勝ち逃げするつもり!? そんな卑怯なこと、絶対に許さないわよ!!』


 アクアの代わりに水の女王が激怒しつつ、レオニスに詰め寄る。

 プンスコどころか、かなり本気で怒っている水の女王。これはレオニスの返答次第では、かなり厄介な事態になりそうだ。

 血相を変えて気色ばむ彼女に、レオニスは動じることなく彼女の詰問に答える。


「いや、勝ち逃げするつもりはない」

『えッ!? だって貴方、さっき勝負はもう受けないって……』

「そりゃ罰ゲームがあった場合、の話だ」

『…………』

「報酬も罰ゲームもない、ただの追いかけっこや鬼ごっこだったら、いつでも受けてやる」


 レオニスの言葉に、アクアや水の女王の目が大きく開かれていく。

 つまりレオニスは、賭け事や勝負事でなしに純粋な追いかけっこならいつでも遊んでやる、と言っているのだ。


 確かにレオニスの言い分ももっともなものだ。

 もう既に能力的にはかなり格上の神族相手に、罰ゲーム付きの勝負はレオニスにはかなり分が悪い。

 いくら報酬が良くても、罰ゲームの内容によってはほぼリスクしかないような無謀な勝負は遠慮したくなるというものである。


 それに、別に賭け事にしなくてもアクアやイード達のような仲の良い相手ならば、いつでも全力で相手をするのがレオニスという人間だ。

 これからは報酬も罰ゲームもなく、友達としてただただ純粋に遊ぼう―――レオニスの提案に、水の女王もアクアも深く納得していた。


『……そうね。アクア様もそれでいいかしら?』

「クルキュルモキュマキュ!」

『アクア様もOKだって。そして、次こそは負けない!って』

「おう、俺だってまだまだそう簡単には負けてやらんぞ?」

『ふふふ、うちのアクア様だって、いつまでも負けてはいらっしゃらないわよ?』

「キュルモキュクルルァ!」


 三者が無事和解したことに、周りで見ていたライトやラウルも安堵する。

 そして和解したこのタイミングで、ラウルがパン、パン、と二回手を叩いた。


「さ、話もまとまったところでおやつにしよう」

「お、おやつか。全力で追いかけっこしたせいか、もう腹ぺこなんだよな!」

「何だよ、さっき昼飯食ったばかりなのにもう腹減ってんのか? 早ぇな」


 追いかけっこする前に、散々豪勢な昼食を山盛り食べたはずなのに。レオニスがもう空腹だと言う。

 身体強化魔法をかけつつ、一時間もぶっ通しで湖の中を泳ぎまくれば、昼食もすっかり消化されてしまったということか。

 半ば呆れながら問い返すラウルに、レオニスがシレッと答える。


「逃げてる合間に、エクスポやアークエーテルも随分飲んだんだがな? 回復剤だけじゃ、水腹にはなっても腹の減り具合には効かんのよ」

「そうか、んじゃ存分に糖分補給してくれ」

「お言葉に甘えてそうさせてもらうか!」


 神族にすら勝ててしまう深紅の英雄と、どんどん強くなっていく黒の執事。二人が他愛もない雑談をしながら、小島の中央に向かって横並びで歩いていく。

 二人の頼もしい後ろ姿を、ライトは尊敬の眼差しで見つめていた。

 思わぬところでラウルの弱点発覚。

 そりゃねぇ、木に雷が落ちるとその木は大惨事になりますからねぇ(=ω=)

 それ言ったら火の方がもっとマズいんじゃないの?と思いきや。料理したさに克服したとか、ホント料理バカもいいとこですよね( ´ω` )


 そして、人族 vs 神族の追いかけっこ勝負。第二弾も人族代表レオニスの勝ちです。

 ですが、如何に人類最強の男レオニスであっても、この先もうアクアに勝つことはかなり難しいでしょう。

 そもそもアクアは水神アープという神であり、BCOでもレイドボスを務めるほどの強力な存在。まだまだレベルアップの伸び代もあり、文字通り桁違いの強さになっていきます。


 本来ならそんな高位の神を相手にして、勝負の勝敗云々以前に同じ土俵に上がることすら不可能。いくらレオニスが人外の力を持つといっても、さすがに限度というものがあります。

 というか、前回の追いかけっこだってレオニスが勝ったことが奇跡です。如何にアクアが生まれて日も浅く低レベルだったと言っても、曲がりなりにも水神でありレイドボスですからね。

 そんな訳で、今後は勝負ではなく遊び相手として、今後も目覚めの湖で楽しく遊ぶことでしょう。

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