表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
平穏な日々

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

590/1682

第590話 己を支えてくれる存在

 その週の金曜日の夜。

 ライトはレオニスとともに、ラグナロッツァの屋敷で晩御飯を食べていた。

 何故ならレオニスに、今後のことで皆に話しておきたいことがあるから、と言われたからである。


 普段より豪華めの食事に舌鼓を打つライト。

 食事を食べ終え、居間に移動して食後のお茶や珈琲の準備を整えるラウル。もちろん食後のデザート付きだ。

 ラウル特製マカロンを食べながら、ゆったりと寛ぐ至福のひと時。

 珈琲を一口啜ったところで、レオニスが早速話を切り出した。


「俺、近々一週間ほど家を留守にするからよろしくな」

「えッ、一週間も出かけるの!? どこか遠征に行くの!?」

「遠征っちゃ遠征になるんだろうがな、別に誰かとパーティー組んで遠出する訳じゃない」


 レオニスの話にびっくりするライト。

 レオニスがライトを養育するようになってから、一日以上家を空けることは絶対になかった。

 そんなレオニスが、一週間も家を留守にすると言い出したのだから、ライトが驚くのも無理はない。


「そしたら、どこに行くの?」

「シュマルリ山脈の南方」

「え? それって……」

「ああ、野良ドラゴンとちょいと友達になろうと思ってな」

「「「!!」」」


 レオニスの答えに、さらにびっくりするライト達。

 少し前に、天空島に行く手段として『野生のドラゴンと仲良くなって、その背に乗せてもらう!』という、実に奇想天外な案を魔術師ギルドでピースに伝授された、という話は聞いていた。

 その名も『野良ドラゴンと友達になろう!』大作戦。何の捻りもない、ド直球な作戦名である。


 そんなとんでもない案を出すピィちゃんもピィちゃんだけど、それに乗っかるレオ兄もレオ兄だよね!とは思っていたライト。

 そのびっくり仰天な作戦を実行する時が、とうとう来たという訳だ。


「やっぱ一週間くらいはかかりそう?」

「シュマルリ山脈のはるか先、南方まで行かなきゃならんからな」

「そしたらさ、近くにウィカやアクアが行き来できそうな水場はないの? あればアクアにお願いして、連れてってもらえると思うけど」

「あー……確か『善十郎の滝』とかいう名前の滝が山脈の真ん中の南方寄りにあった気が……ちょっと待っててくれ、今地図を出す」


 ライトの質問に、レオニスが空間魔法陣から地図を取り出す。そしてライト達にも見えやすいように、テーブルの上に地図を広げた。

 それは、サイサクス大陸全土が記載された世界地図である。


「この長く続く山脈がシュマルリ山脈で、その南方のここら辺が野生のドラゴンの生息地。でもって……あったあった、これが『善十郎の滝』がある場所だ」


 地図を見ながら、要点を指で指してライト達にも教えていくレオニス。

 それを見ると、確かに野良ドラゴンの生息地と『善十郎の滝』なる場所はそこまで遠く離れてはいないようだ。

 ここでいっしょに地図を見ていたラウルが、ライトに向かって質問した。


「ウィカは一度行った場所でないと、瞬間移動できないんだろ? どうするんだ?」

「うん。だから最初の一回目だけ、アクアにお願いするんだよ。アクアはほら、水神アープだから。水の神様なら、行ったことのない場所でもきっと行けるはず」

「そうか……ウィカは精霊だけど、アクアは水神だもんな。水の神様に行けない水場なんて、存在する訳ねぇわな」

「そゆこと」


 ラウルの質問に答えたライトの説明に、横で聞いていたレオニスも納得する。

 精霊ではその能力にも制限や限度があるが、神ならばその限りではない。

 水を司る水神アープならば、この世に辿り着けぬ水場などあろうはずもないのだ。


「しかし……ウィカもそうだが、水神なんて高位の存在を乗り物代わりに扱き使ってもいいもんなんか?」

「ンもー、ラウルってばやだなぁ、人聞きの悪い……そこはほら、ぼく達お友達でしょ? ウィカにだって、いつもお礼のご馳走してるし」

「ン……まぁな……仲の良い友達なら利害に関係なく、協力を求められれば応じて助けてやりたくなるよな」

「そゆこと」


 ラウルが口にした尤もな疑問に、ライトは事も無げにシレッと答える。

 実際ラウルの疑問は、至極真っ当だ。精霊や神を乗り物代わりに扱き使うなど、どこからどう見聞きしても罰当たりである。


 だが、ウィカは水の精霊であると同時に、ライトが使い魔の卵から手ずから孵化させた二番目の使い魔だ。使い魔という性質上、主であるライトの言うことは無条件に聞き入れて叶えるのが当然。本能レベルの使命だ。

 そしてそれはアクアも同じで、湖底神殿に鎮座ましましていたレイドボスの卵?を孵化させたのは、他ならぬライトである。

 ライトはウィカやアクアにとって生みの親であり、慕ってやまない崇敬の存在なのだ。

 レオニスやラウルは知らないが、ライト達の間にはBCOシステムを介した確かな絆で結ばれていた。


 それに、乗り物代わりに扱き使う云々は何もライトに限ったことではない。

 レオニスがこれからしようとしている『野良ドラゴンと友達になろう!大作戦』。これだって、言ってみればドラゴンを手懐けて乗り物になってもらおう!という計画だ。

 罰当たり云々言い出したら、この先天空島に行くことなど夢のまた夢になってしまう。

 これはもう、雲の上まで飛ぶことのできない哀れで非力な人族の、涙ぐましい努力なのだ!と許容してもらうしかない。


「じゃあ、今度ウィカとアクアにお願いしてみるか」

「うん、そうしよう!」

「ていうか、ウィカもアクアももとはライトの友達だろ? 今回シュマルリ山脈に行くのは俺一人だけだが、それでも頼みを聞いてくれるかな?」

「先に聞くだけ聞いてみてもいいんじゃない? もし万が一、ぼくもいっしょじゃなきゃダメって言われたとしても『善十郎の滝』に送る時だけぼくもついていって、その後ぼくはすぐにアクア達と目覚めの湖に帰ればいいし」

「まぁな……俺としても、行きに送ってもらえるだけでもすごく助かるし、ライトもその場ですぐに引き返すなら問題なさそうだな……」


 レオニスが言外に『ライト、お前までいっしょに野良ドラゴンの生息地に連れていくことはできんぞ?』と言っているが、それはライトも承知の上だ。

 ドラゴンや大型魔物のいないエリトナ山ならともかく、ドラゴンの生息地はさすがに危険が大き過ぎる。

 ピース謹製の魔物除けの呪符を使ったとしても、どこまで通用するか分からない。

 ライトの身を守りながらドラゴンの巣を突き進むなど、如何にレオニスであっても容易なことではない。


 いつもなら『ぼくも連れてって!』とすぐに言い出すライトが、今回は珍しくそうしたことを一度も言わないのは、それらの理由をちゃんと理解していたからである。

 ノーヴェ砂漠の時と同様に、レオニスの身を危険に晒してまで己の我儘を通す気はさらさらなかった。


 ライトとレオニスがそんな会話を繰り広げていると、ここでラウルがはたと思い出したようにレオニスに話しかけた。


「……あ、そういえばご主人様よ、その野良ドラゴンをとっ捕まえる話をツィちゃんのところでもしてたんだが」

「お前、何してんのよ……」

「ツィちゃんが『シュマルリ山脈のドラゴンの巣に行くなら、我が弟妹である竜王樹のもとを訪ねなさい』って言ってたぞ?」

「竜王樹?」


 ラウルの言葉に、レオニスは不思議そうに聞き返す。

 先日ラウルがユグドラツィのもとを訪ねた時のことを、ラウルはレオニス達に聞かせていった。



 ……

 …………

 ………………



「じゃあ、当分は植物魔法は会得できそうにないから、ツィちゃんの案をいただくとするか」

『ええ。私がいつもライトにしてもらっている、様々な味の水。あれを植物に施すだけでも、かなり効果は得られると思いますよ』

「だよな。ツィちゃんもいつも、ライトが作る水を美味しい美味しいと言って飲んでるもんな」


 ラウルが植物魔法を会得するには、天空島に棲息するドライアドのもとを訪ねなければならないと知ったラウル。

 その実現は当分というか、はるか先のことになりそうだ。

 そこでユグドラツィは、代案として『ライトがいつも自分にしてくれている、エーテル入りの水を植物に与えてみてはどうか?』とラウルに提案したのだ。


 ライトが神樹のためにご馳走代わりに振る舞う、ブレンド水なる摩訶不思議な水。

 その美味しさはユグドラツィもよく知るところであり、魔力が漲る感覚を身を以て熟知していた。

 魔力が漲れば、枝葉も伸びる。ユグドラツィの枝葉が伸びるほどの効果を発揮する水ならば、野菜類の育成にも必ずや良い影響を与えるだろう。


 水と回復剤の配合比率や、ポーションとエーテルとの育成速度の違いなど、これから様々な実験をしてデータ収集をせねばならない。

 だが、そうした育成観察をしていくのもまたガーデニングの醍醐味である。

 もっとも、もはやラウルの畑は絶対にガーデニングなどというささやかで可愛らしい代物ではないのだが。


『全ての水をツェリザークの氷雪で賄うのは無理でしょうが、普通の水にポーション類やエーテル類を混ぜるだけでも十分に効果を発揮するでしょう』

「ありがとう。ご主人様達が野良ドラゴンをとっ捕まえて、天空島に行き来できるようになるまではそれで凌ぐわ」

『……あ、その野良ドラゴンをとっ捕まえるという話ですが』


 ラウルとの会話で、ユグドラツィが何事かを思いついたようだ。


『ドラゴンの生息地には、我が弟妹であるユグドラグスがいます』

「ツィちゃんの兄弟姉妹の神樹がいるのか?」

『ええ。私は神樹の中では五番目で、下から数えて二番目なのですが。私より若い唯一の弟妹、六番目の神樹が『竜王樹』と呼ばれるユグドラグスなのです』

「ほう、ツィちゃんの弟か妹なのか……それは是非ともいつか会ってみたいものだな」


 ユグドラツィが野良ドラゴン話で思い浮かべたのは、神樹ユグドラグスのことだった。

 ユグドラグスは、シュマルリ山脈南方にあるドラゴンの生息地のド真ん中に生えている神樹だ。

 六体の神樹の中で最も年若く、末弟もしくは末妹に相当するのだという。


 そういや前に、ツィちゃんの誕生日のことを聞いた時に、ライトが世界にある神樹のことについて聞いていたな……と思い出すラウル。

 その時にも、確かに竜王樹ユグドラグスの名が挙がっていた。


『ですので、もしレオニスが野生のドラゴンの生息地に赴くのならば、まず我が弟妹のもとを訪ねることをお勧めします』

「ツィちゃんの弟か妹なら、ご主人様に協力してくれるかもしれない、ということか?」

『ええ。私の分体入りのアクセサリーを身に着けていけば、少なくとも私の気配は伝わるはず。ユグドラグスがどこまで協力してくれるかまでは分かりませんが、少なくとも邪険にされることはないでしょう』


 レオニスがユグドラツィの友だということがユグドラグスに伝われば、野良ドラゴンとの交渉においても何か口添え程度の協力は得られるかもしれない。

 全く手持ちの札を持たぬよりは、僅かな可能性でも持っておくべきである。

 ユグドラツィの提案は、聞いていたラウルにとっても魅力的なものに思えた。


「分かった。そしたら俺からご主人様に、ツィちゃんの提案を伝えておこう」

『是非ともそうしてください。どこまで力になれるか分かりませんが、少しでも彼の者の役に立てたら幸いです』

「少しなんてとんでもない、きっとご主人様は大喜びしてくれるさ」

『だといいのですが』


 ラウルを介してレオニスに伝えてもらえることを、静かに喜ぶユグドラツィ。

 謙虚で控えめなユグドラツィらしさに、ラウルも静かに微笑む。


「そしたら、ご主人様にツィちゃんの分体入りアクセサリーを竜王樹のもとにも届けてもらうか」

『……!!』


 ラウルの思いがけない提案に、今度はユグドラツィがびっくりしている。


「ほら、こないだシアちゃんのところにもツィちゃんの枝で作ったアクセサリーを置いていったろう? あれは分体入りじゃないから、八咫烏の里の景色を見たりシアちゃんと会話することはできんだろうが」

『ええ……それでも今までよりもはっきりと、我が兄姉シアちゃんの気配や感情がよく伝わってくるようになりました』

「だったらうちのご主人様に、ドラゴンの巣を訪ねるついでに竜王樹のもとにもツィちゃんからのプレゼントを届けてもらおうじゃないか。ご主人様ならきっと、喜んで引き受けてくれると思うぞ」


 ニカッ!と笑いながら、ユグドラツィに話しかけるラウル。

 この妖精、ご主人様を扱き使う気満々である。


 だが、野良ドラゴンとの交渉前に竜王樹に会っておくことは、決して悪いことではない。むしろ作戦成功率を格段に上げる可能性を秘めており、願ってもないことだ。

 そのついでに、他の神樹とも関わりたいというユグドラツィのささやかな願いも、まとめていっしょに叶えようという一石二鳥のラウルの目論見。

 非常にちゃっかりとしていて、なおかつ誰もが喜ぶ素晴らしい作戦である。


『ありがとう……では、レオニスにもそのように伝えておいてくださいね』

「了解」


 ラウルの優しさに感謝するユグドラツィに、ラウルもまた大したことでもないかのようにあっさりとした返事を返すのだった。



 ………………

 …………

 ……



「ツィちゃんの友として、先に同じ神樹のユグドラグスに会っておけってことか……確かにドラゴンの巣に突っ込むより先にしておけば、竜王樹界隈のドラゴン達にも効き目はありそうだな」

「そうだねー。先に竜王樹とも友達になれれば、その後にドラゴンと話す時にも聞く耳持ってもらえそうだね!」

「よし、そしたら竜王樹への土産として、ツィちゃんの分体入りアクセサリーを作ってもらっておくか」


 ラウルの一連の話を聞いたライトとレオニスは、頷きつつ得心する。

 歳若い竜王樹が、周囲からどれほどの崇敬を集めているか、今のレオニス達には知る由もない。だが、神樹という存在を無視したり無碍にするということもないだろう。

 長い時を生きてきたユグドラグスは、言ってみれば地域の顔役のような存在だ。見知らぬ土地を訪ねる際に、有力者に会っておくことは決して損にはならない。


「じゃあぼくは、明日の土曜日に目覚めの湖に行って、アクアやウィカにレオ兄ちゃんに協力してくれるように頼んでくるね!」

「おう、ライトもありがとうな。そしたら俺もいっしょに行こう。俺のことで頼み事をするんだ、俺自身が行って是非ともよろしく頼むと挨拶しなくちゃな」

「うん!」

「じゃあ俺は、ご主人様がツィちゃんの枝のアクセサリーを渡してくれれば、ツィちゃんのところに届けに行って、分体を入れてもらってこよう」

「ラウルもありがとう。ツィちゃんにもよろしく伝えておいてくれな」

「おう、任せとけ」


 ライトとラウルが、レオニスのためにそれぞれできることをしていく。

 その様子を今までずっと黙って見ていたマキシが、突如話に加わってきた。


「じゃあ僕は、ツィちゃんの枝をアイギスに持っていって、アクセサリー加工をお願いしておきます!」

「おう、マキシもありがとうな。カイ姉達にもよろしく言っといてくれ」

「はい!!」


 マキシは人里に来てまだ日も浅く、日中はアイギスで働いていて、ライトやラウルのように強力な支援をすることはまだできない。

 だが、マキシのことも大事な家族だと言ってくれたレオニスに、少しでも何か報いたかったのだ。

 そんなマキシの健気な気持ちが、他の三人にも手に取るようにしっかりと伝わっていた。


「じゃあ、ラウル。すまんが一週間分の野外用の食事を用意してもらえるか? アクアやウィカに送り迎えしてもらえれば、もうちょい早くに帰ってこれるとは思うが。まだ確定ではないので、一応当初の予定通り一週間分は確保しておきたい」

「了解。ご主人様がドラゴンを蹴散らして、天下を取れるくらいに元気の出る食事をありったけ用意しとくわ」


 レオニスの要請に、快く引き受けるラウル。

 しかし、ドラゴンを蹴散らすとか天下を取るとか、何気に言っていることが物騒である。


「ぃゃ、さすがにシュマルリ山脈で天下を取る気はねぇぞ……つーか、友達になる予定のドラゴンをのっけから蹴散らしてどうするよ……」

「そこはほら、ドラゴンを相手にするなら力を誇示してなんぼだろ? あいつらに言うこと聞かせたけりゃ、力で捩じ伏せるのが一番早くて確実だって」


 ドラゴン相手なら、力を示せ!というラウルの主張は正しい。

 自らが強い存在なだけに、自分より弱い者に従う道理などないのだ。


「そりゃそうなんだが……とりあえず最初は、会話での交渉を試みるぞ。俺は平和をこよなく愛する博愛主義者なんだ」

「ま、是非とも頑張ってくれ。ご主人様のシュマルリ山脈での様子は、後でツィちゃんに聞くことにしよう」

「あ、そうだね、ツィちゃんの分体入りのカフスボタンを着けていけば、ツィちゃんもレオ兄ちゃんのことを見守ってくれてるもんね!」


 ライトとラウルの言葉に、レオニスは内心で『こりゃ変なことは言えねぇな……よし、言動には気をつけていこう』と心に誓う。

 それと同時に、ライトやラウル、マキシにユグドラツィ、皆が自分のために懸命に支えようとしてくれている。

 そのありがたい存在に、レオニスはただただ感謝するのだった。

 レオニスの『野良ドラゴンと友達になろう!大作戦』の本格的な始動開始です。

 以降の移動手段候補として、新たな水場『善十郎の滝』が名前だけ先に登場しました。

 これはまぁ滝の名前を捻り出すにあたり、現実に存在する滝の名前をもじったものです。


 拙作は人名は基本的に片仮名系オンリーなのですが、何故か水場だけは漢字名前のものが多いんですよねぇ( ̄ω ̄)

 目覚めの湖、巌流滝、黄泉路の池、聖魔の泉、黄大河等々、どれもが片仮名なしの和風名前という。唯一片仮名のモクヨーク池だって、その名の由来は『沐浴』ですしねぇ…( ̄ω ̄)…


 なので今回も、和風で良さげな名前の滝ないかなー、と実在する滝の一覧ページを見て目についたのが『善五郎の滝』でした。

 長野県松本市にある滝なんですねー、もちろん作者は一度も現地を訪れたことはありませんが。

 滝って、その水飛沫で発生するマイナスイオンが清々しくて心地良いですよね!さすがに冬に訪れる気にはなりませんが、今の季節なら涼しくて気持ち良いんだろうなー。

 作者が生きているうちに、もし松本市を訪れることがあれば、善五郎の滝も訪ねてみたいものです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 最近読みだして、ここまで来たのですが、アクアが水場にすべて行けるのなら、天空島へも行けるのでは?と思ってしまいました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ