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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
平穏な日々

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第573話 とあるイベントの隠し要素

「とりあえず、CPの解説とマイページのCPショップ開店ができたねー」

「ありがとうございます!」


 ライトのマイページの操作を一通り終えたヴァレリアは、ひとまずライトの横から離れて自分のいた場所に戻る。

 そして一仕事を終えた自分へのご褒美♪とばかりに、ラウル特製苺タルトを頬張り始めた。

 頬に手を当てながら「ムフー、このタルト美味ひぃー♪」と言いつつ、もっしゃもっしゃと苺タルトを食べるヴァレリア。

 せっかく復活した謎の強者感が再び薄れかけてきている気がするが、多分気のせいだろう。キニシナイ!


 しかし、このヴァレリアも何気に大食漢のようで、お茶会が始まってからずっと何かしら食べ続けている。

 ヴァレリアは以前ライトのために、瞬間移動用の魔法陣を複数個立て続けに展開したことがある。

 巨大な魔法陣を展開し、圧縮して魔石に閉じ込めるという離れ業もやってのけた。あれだけの魔術を展開できるのであれば、魔力量も相当豊富なはずだ。

 どこぞの某稀代の天才大魔導師や某現役金剛級冒険者、あるいは某完璧なる淑女じゃないが、こうした人並み外れた特異な能力を持つ人というのはおしなべて燃費も悪い傾向にあるのかもしれない。


 ラウル特製苺タルトを立て続けに四切れ頬張り、ひとまず満足したヴァレリア。口の端についたクリームを親指で拭いつつ、それをペロリと舌で舐め取る。

 実にお行儀の悪い魔女だが、如何にも下町のお転婆娘といった感じでどことなく親しみやすさも感じる。


「さてさて、他にも何かCPについて聞きたいことや疑問はあるかい? 聞くなら今のうちだよ?」

「あ、ハイ!聞きたいことあります、ヴァレリア先生!」

「センセイ……ムフフ、何だかステキな響き♪」


 思わず右手を高く挙げながら身を乗り出すライト。

 ライトが何の気なしに口にした先生呼びに、ヴァレリアも何やらご機嫌のようだ。


「えーとですね。例えばCPで購入できるアイテムの中に『天空神殿討伐権』てのがありますよね?」

「うんうん、あるねー」

「天空島の各種フィールドを解放するには、この『天空神殿討伐権』を少なくとも三回以上はこなさなきゃならなかったはずですが」

「そうだねー、天空島は他の通常の街と違って地上にないからねー。解放条件を満たす必要があるよねー」


 苺タルトによく合う牛乳をマグカップに注ぎながら、質問を述べていくライト。たっぷりと注いでから、ヴァレリアに「はい、どうぞ」と手渡す。

 牛乳を渡されたヴァレリアは「あ、どもども」と、これまた軽いノリでライトからマグカップを受け取る。

 まるで宴会で酒を注ぐ部下と注がれる上司の如き絵面である。


「で、あの『天空神殿討伐権』って、一回のお値段500CPしますよね?」

「そうだねー、あれ割と新しめのアイテムだから500CPするねー」

「それを三回分となると、最低でも1500CPが必要となるんですがー……クエストイベントの報酬とCP箱だけで、1500CPって入手できるもんなんですかね?」

「…………」


 それまでのほほんと牛乳を飲んでいたヴァレリアの動作が、ピタリと止まる。

 今のところ、ライトがCPを入手する方法は二つ。クエストイベントのクリア報酬としてもらう、もしくは使い魔がどこかから拾ってくるCP箱で得る、この二種類だ。

 だがそのどちらとも、得られるCPの額はさほど多くない。 


 クエストイベントは、現時点では150CPが確定。未開封のCP箱三つは、開封すれば最高で300CPになる。

 しかし、1から100まで完全ランダム抽選のアイテムに対し、過大な期待をしてはいけない。そんなに上手く事が運ぶ訳がないし、運が悪けりゃ3CPで終わる可能性だって十分にあり得る。

 ライトの前世の経験則からすると、三つ合わせて100CP超えれば御の字な方だ。


 これでは討伐権三回分の1500CPはおろか、一回分の500CPだっていつ貯まるか分かったものではない。

 そう考えたライトは、ヴァレリアに恐る恐る尋ねたのだ。

 動きをピタリと止めたヴァレリアは、スススー……とライトから視線を外しモニョモニョと答える。


「ンー……まぁ、コツコツと頑張れば何とかなるんじゃなぁい?……十年くらい貯め続けるとかさ」

「十年!? いくら何でもそんなに待ちきれませんよッ!!」

「ぃゃぁ、そこは君の持ち味である努力と根性でだね……」

「そりゃもちろん努力はしますけど!他にも何か、CP入手の方法はないんですか!?」


 ヴァレリアの『十年貯め続けろ』という言葉に、ライトは目をまん丸にして驚きながら抗議する。

 そりゃライトも生粋のゲーマーだけに、経験値を貯めるだとかGを目標額まで貯めるなどのルーティンワークは苦にならないし、むしろドンと来い!な方だ。

 だが、さすがに今から十年も貯め続けなくてはならないとなると話は別だ。そこはせめて一年、どんなに最長でも二年くらいで何とかしたい。

 でなければ、クエストイベントがいつまで経ってもクリアできないことになってしまう。

 今現在クエストイベントは、天空島由来の素材の入手待ちでストップしてしまっている。

 クエストイベントの進行の再開は、必然的にいつ天空島に行けるかにかかっていた。


 目を上下左右に泳がせながら、ライトの視線を逃れ続けるヴァレリア。それに対して、同じく上下左右に追いかけながらヴァレリアの視線の前に出ようとするライト。

 その熱き攻防戦の間にも、ライトは懸命に言い募る。


「BCOではリアルマネーを注ぎ込めばいくらでもCP得られましたが、この世界ではそうはいきませんよね!?」

「ま、まぁね、この世界のリアルマネーはGだからねぇ」

「手軽に課金できる方法がないのに、一体どうやってCPアイテムを修行に活用しろと!?」

「ぃゃ、CPを入手する方法は一応他にもあるにはあるよ? ただ、君がまだそれを知らないだけでね」


 必死に言い募るライトに、ヴァレリアはシレッととんでもないことを言い放つ。

 何と、クエストイベントやCP箱以外にもCPの入手方法があるというではないか!

 ライトにしてみれば、あるならもったいぶらずに教えてくれよー!と叫び出したいところだ。

 だが、ここで焦ってはいけない。逸る気持ちを抑えながら、何とか穏便に聞き出そうとするライト。


「他にも方法があるんですね!? それはどんな方法なんですか!?」

「まずは、遺跡なんかを発掘して旧貨幣の実物を見つける方法。さっきも言った通り、CPとはこの世界では旧貨幣という扱いになっている。旧貨幣を見つけてマイページに収納すれば、それはそのままCPに変換される」

「遺跡発掘……確かに理論的には正しいですが……」


 ヴァレリアの提案に、ライトは納得しつつも苦渋の表情を浮かべる。

 CPが発見された遺跡を探しても、一度発掘された遺跡にまだCPなどのお宝が残されている可能性は非常に低い。そうした遺跡は、既に徹底的に調査済みとなっているケースがほとんどだからだ。

 だからといって、何の手がかりもなしに未発掘の遺跡を探し当てるのも厳しい。それこそ砂漠の中で一粒の砂金を探し回るようなものである。


 目を閉じしかめっ面でうんうんと唸りながら、必死に考え込むライト。

 それまでずっと二人のやり取りを静かに見守っていたミーアが、ライトに助け舟を出すべく話に入ってきた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



『ヴァレリアさんなら、他の方法もご存知なのではないですか?』

「ン? ……どうしてミーアはそう思うのかな?」

『先程ヴァレリアさんは『まずは』と仰いました。それはつまり、その後に続く別の例があるのですよね?』

「うぐッ……ミーアはそういうとこ鋭いよね」


 ミーアの鋭い指摘に、ヴァレリアが思わず言葉に詰まりかける。

 ミーアの膝には、ミーナがいつの間にかすやすやと寝ている。ライトとヴァレリアの会話が難解過ぎて、眠くなってしまったのだろう。

 気持ち良さそうに昼寝しているミーナに膝枕をしながら、そっとミーナの頭を撫でるミーア。

 寝ているミーナを起こさないよう、ミーアは控えめな声で話を続ける。


『それにヴァレリアさんなら、勇者候補生であるライトさんを全力で応援なさいますよね?』

「……うん、まぁね。私としても、勇者へのバックアップは惜しまないつもりだよ? とはいえ、何でもかんでも手助けする訳でもないけれど」

『私からもこの通り、お願いいたします。私にこんな可愛らしい妹をお与えくださったライトさんに、私も少しでも御力になり御恩に報いたいのです』


 そうしてヴァレリアに向かって深々と頭を下げるミーア。

 彼女がこうして頭を下げるのは、今日で何度目になるだろう。

 一回目は妹ミーナをヴァレリアの勘気から救うため、二回目は慈悲を見せてくれたヴァレリアへの感謝の礼。

 そして三回目の今は、ライトへの助力のための嘆願。

 どこまでも他者のために尽くすその真摯な姿は、実に巫女らしい高潔さに満ちていた。


 そんなミーアの健気な姿を見せられては、さしものヴァレリアも折れるしかない。

 右手で頭をポリポリと掻きながら、渋々といった感じでヴァレリアが口を開く。


「ンーーー、仕方ないなぁ……ミーアにそこまで言われたら、断れないよね」

『では……』

「ホントはこれは、別のイベントをこなすことで解放される隠し要素なんだけど……ミーアの健気さに免じて、今回は特別に私が直接指導してあげよう」

『ありがとうございます!』


 ミーアの交渉により、隠し要素なるルートを教えてもらえることになった。

 それまで二つのやり取りを静かに見ていたライトも、慌ててヴァレリアに礼を言う。


「ありがとうございます!」

「ぃゃぃゃ、礼には及ばないよ。他ならぬミーアの頼みだし。それに……ミーアの明るい笑顔を取り戻してくれたライト君には、私からも何かしらの礼はしなきゃなー、とは思っていたしね」

『ヴァレリアさんにはいつも良くしていただいて……本当にありがとうございます』

「ふふふ、こう見えて私は心優しくも慈悲深き魔女なんだからね?」


 先程ヴァレリアは渋々とした表情を見せていたが、ライトやミーアとの会話によりどんどん柔らかいものに変わっていく。

 敷物の上を四つん這いで器用に動き、ミーアの隣に移動したヴァレリア。ミーアの膝枕でスヤァ……と眠るミーナのほっぺたをちょん、ちょん、とそっと突っつく。


「まぁねぇ、こんなに可愛い妹ができたらねぇ、そりゃミーアも膝枕して甘やかしたくなるってもんだよねぇ」

『ええ。この子はとっても優しくて思い遣りがあって、何事にも真剣に取り組む頑張り屋さんなんですよ』


 ぷにぷにとほっぺたを突つかれたミーナ、んにゃむにゃ……と口を動かしながらむにゃむにゃしている。何か美味しいものを食べる夢でも見ているのだろうか。

 何とも無防備ですっかり気の抜けたミーナの寝顔は、その場で見ているライト達三人の心を和ませてくれる。

 三人はしばし無言のまま、飽きることなくミーナの寝顔をにこやかに見つめていた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「さて、ではミーナの願いとライト君の転職神殿専属巫女への貢献に免じて、今回だけ特別に隠し要素を伝授しよう」

「はい!お願いします、ヴァレリア先生!」

「はぁー、今回限りの特別対応を何回もサービスしちゃうなんてさ、今日の私って本当に太っ腹だよねー」

『ええ、今日のヴァレリアさんはいつにも増して寛大ですよね』

「でしょでしょ? 何なら私、今日から女神だって名乗れちゃうかも!」


 ライトとミーアのヨイショに、どんどん機嫌が良くなるヴァレリア。

 どうやらこの魔女は、女神へのクラスチェンジをご所望のようだ。もちろん彼女とて、それを本気で言っている訳ではないだろうが。

 しかし『鮮緑と紅緋の渾沌魔女』が『鮮緑と紅緋の渾沌女神』に変わったところで、その胡散臭さは微塵も変わらなさそうだが。


「さて、ライト君。そしたらマイページのイベント一覧を開いてごらん」

「はい。……開きました」

「その中に【交換素材の目録を作ろう!】というイベントがあるはず。それを探して開いてみて」

「はい」


 ライトはイベント欄を開き、縦一列にずらりと並んだ各イベントを下にスクロールさせていく。

 名前の出ているイベントの中に、【???】という文字で詳細を伏せられたイベントがところどころ混じる。

 何度もスクロールさせたところで、ようやくライトは目当てのイベントを見つけた。


「……あ、ありました!」


 ヴァレリアに言われたイベント【交換素材目録を作ろう!】を見つけたライト。

 早速ライトはイベント名の先頭部分にある丸アイコンをタップし、イベント詳細を開いた。



 ====================



【武器や防具をより強くするための強化素材をもっと知ろう!】

【強化素材とは、武器や防具をより強くするためのアイテムです】

【冒険フィールドで得た素材を交換所に持ち込み、交換することで入手可能になります】

【交換所で強化素材を手に入れることで、目録の空欄が埋まっていきます】

【強化素材は全部で二十種類。全ての空欄を埋めれば、イベント達成完了です】

【強化素材は、勇者を目指す貴方にとって決して欠かせない必須アイテムです】

【交換素材目録を作ることで、強化素材に対する理解度がより深まるでしょう】

【さらには目録を作り上げることでのみ得られる、スペシャルな特典があります】

【強化素材知識とスペシャル特典を手に入れて、より快適な勇者ライフを過ごそう!】



 ====================



 イベント詳細をざっと読んだライトは、だいたいの趣旨を理解した。

 これは冒険フィールドで素材を集めて、交換所に持ち込んで実際に強化素材を入手することで空欄を埋めていく、いわゆるコンプリート形式のイベントだ。


 埋めるべき空欄箇所が二十項目あり、これは二十種類の強化素材があることを表している。

 強化素材毎に集めるべき素材が明記されているが、その上に棒状の空欄があり名前は明記されていない。おそらくその空欄は、実際に強化素材を交換入手した時に名前が出てきて埋まる仕組みなのだろう。

 要は全てのパネルを打ち抜いてようやく完了するストラックアウトのような、穴埋めイベントである。


 だいたいのルールを把握したところで、ライトはヴァレリアに向き直り問いかけた。


「これ、要は強化素材を全部集めてコンプリートしろ、ということですよね?」

「そそそ、そゆこと」

「でもぼく、BCOではこんなイベント一度も見たことないんですが……」

「そりゃそうさ。このイベントは、サイサクス世界独自のイベントだもの。サイサクス世界に生きる勇者候補生達専用の、ね」

「…………」


 何だこりゃ? こんなイベント、見たことも聞いたこともないぞ? と思いつつイベント詳細を読んでいたライトだった。

 それもそのはず、ヴァレリアによるとこれはサイサクス世界のオリジナルイベントだというではないか。

 しかもそれは、勇者候補生にのみ用意された特殊イベントだという。


 現状で勇者候補生と呼ばれるのは、ライト唯一人。実質的にライト専用イベントと言っているようなものだ。

 そのことにライトの胸中は複雑になりながらも、とりあえず質問を続けるライト。


「しかし……BCOでは普通にマイページから交換所に直接アクセスできましたが……このサイサクス世界に、交換所ってあるんですか?」

「もちろんあるよ? 君だって以前、大珠奇魂を大量交換したことがあったろう?」

「……ッ!!」


 ヴァレリアに指摘されたことに、ライトは驚愕しつつすぐに思い出す。

 オーガの里にナヌスの結界を作るために、強化素材である大珠奇魂を大量に必要としたことがあった。

 この魔女、一体どこまでライトのことを知り尽くしているのだろう。

 ヴァレリアのその底知れなさに、ライトは改めて背筋が寒くなる思いがした。


「ツェリザークにある、ルティエンス商会のことですか?」

「そうだよー。ゲームではどの街にいてもマイページ経由で交換所を使えたけど、このサイサクス世界ではそうはいかないからねー。ツェリザークのルティエンス商会が、地上で唯一の交換所になっているのさ」


 ヴァレリアが衝撃の事実をサラッと明かす。

 だが実際に、強化素材の一つである大珠奇魂をルティエンス商会で交換することができたのだ。それを考えると、あのルティエンス商会が交換所の役割を果たしていることにも十分納得できた。


「で、話はここからだ。詳細に書いてある『スペシャル特典』は二種類ある。空欄を十個埋めた時に一つ目の特典が、二十個全部を埋めた時に二つ目の特典が解放される」

「まず一つ目の特典は、マイページへの交換所機能の追加。ルティエンス商会に直接出向かずとも、マイページで強化素材を交換することが可能になる」

「そして二つ目。これが今回ライト君が求めているものだ」


 滔々と淀みなく解説していくヴァレリアに、ライトは真剣に聞き入る。

 特に二つ目の特典。これがライトの求めるものとは、一体どのような特典なのだろうか。

 ライトは緊張の面持ちでヴァレリアの言葉を待つ。


「このイベントを無事達成することができたら、GとCPを交換できるようになる」

「!?!?!?」


 ヴァレリアが明かした二つ目のスペシャル特典内容に、ライトは本気でフリーズしてしばらく動けなくなっていた。

 ……あら? どうしたことでしょう、今話でも話が収まりきらず持ち越し継続とか、どゆこと?( ̄ω ̄;≡; ̄ω ̄)

 作中のライトの心情じゃないですが、ヴァレリアさんもったいつけ過ぎでしょ!という読者様の声が聞こえてきそうです><

 ぃぇね、作者もそう思ったんですよ? 思った、んです、がー…(=ω=)…

 よくよく考えると、このヴァレリアさんってかなり重要な役割とか働きをする割に、ご本人の出番がすんげー少ないんですよねぇ( ̄ω ̄)


 名前だけ時折出ることもあるにはありますが、ご本人が作中に登場して動いたりお話するのはこれがまだ三回目。初出が第164話というのを差し引いても、200話に一回という出番の少なさよ……

 まぁこれは、ヴァレリアさんの出番の発生条件が『ライトが四次職をマスターした後』なのが原因なんですが。


 いずれにしても出番が200話に一回来るかどうかという、ヴァレリアさんにとっては正真正銘稀少な機会。なのでここは一つ、ヴァレリアさんの「ようやく出番が来たの!もうちょい表に出させて!」というメタな心の叫びの発露の結果、ということでご寛恕くださいませ<(_ _)>

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