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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
ラグーン学園三年生二学期

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第1653話 理想的な子育て

 リンドブルムやサマエルのおかげで騒がしいせいか、フレア・ジャバウォックが抱いているヨトゥンガルズが愚図りだした。

 ぷぇぇ……とか弱い声で泣くヨトゥンガルズ。

 それを見たリンドブルムが、慌ててサマエルを放り投げた。

 勢いよく放り出されたサマエルは『あぁーれぇー』とはるか遠くにすっ飛んでいった。


『ああッ、ヨトゥンちゃん、ごめんねぇ!オバちゃん達が煩かったせいで、ヨトゥンちゃんのお昼寝の邪魔をしちゃったのねぇ』

『リンリンちゃん、大丈夫よ。もうそろそろこの子を起こして食事をあげないといけない頃だったから、そんなに気にしなくてもいいわ』


 必死にヨトゥンガルズに謝るリンドブルムに、母であるフレア・ジャバウォックは怒ることなく許している。

 母となってからますます慈悲深くなった大親友に、リンドブルムは感激しきりである。


『フレジャちゃん……フレジャちゃんはいっつも優しかったけど、ママンになってからもっと優しくなったわよね!』

『ウフフ、そうかしら? でも、これからは厳しく叱ることも必要になってくるでしょうけど』

『そこはほら、ヨトゥンちゃんのパパンであるファフ兄の出番よ!ね、ファフ兄?』

『うむ。ただし、我が子を躾けるより先に改めて弟妹から躾け直す必要がありそうだがな?』

『え"ッ、そこは弟のサミーだけでよくない?』

『我が妹よ、お前も大概煩いぞ?』


 相変わらず賑やかなやり取りを交わす兄妹の横で、フレア・ジャバウォックが愚図るヨトゥンガルズに右前肢の人差し指の爪を口に含ませた。

 すると、それまでふにゃふにゃと泣いていたヨトゥンガルズがすぐにおとなしくなり、フレア・ジャバウォックの爪を無心に吸っているではないか。


 聞いたところによると、これはフレア・ジャバウォックが己の魔力を爪に集中させて、ヨトゥンガルズに吸わせることで分け与えているのだという。

 見た目だけで言えば、それは赤子が母親のおっぱいを吸ったり、指やおしゃぶりを口に咥えて吸っているようなもの。

 しかしこの方法は、ある意味妥当と言えば妥当だ。

 フレア・ジャバウォックには人族を含む動物達のようなおっぱいなど持ち合わせていないのだから。


 そしてそれよりもっと良い点は、これなら父親のファフニールでも育児に参加できること。

 ファフニール達には母乳こそないが、夫と妻が交代で爪を介して我が子に魔力という栄養を与えることができる。

 まさに理想的な子育てである。


 母の腕の中で、一心不乱に母の爪をチュパチュパと吸っているヨトゥンガルズ。

 赤子がご飯を求めて母に縋る姿は、生きとし生けるもの全てに共通しているようだ。

 懸命に生きようとするヨトゥンガルズの健気な姿を、ライト達はじっと見入っていた。


「ヨトゥンちゃん、可愛いねぇ……」

「ああ、赤ん坊が可愛いのは人族でも竜族でも変わらんもんなんだな……ヨトゥンを見ていると、ライトが赤ん坊だった頃を思い出すぜ」

「小さなご主人様の赤ん坊の頃か……俺は全く見ていないから想像もつかんがな」

「まぁな。あの頃は子育てに忙し過ぎて、ラグナロッツァの屋敷になんてほとんどっつーか全く顔を出さなかったからな」


 授乳ならぬ授魔力中のヨトゥンガルズに、レオニスはライトが赤ん坊だった頃の姿が重なったようだ。

 その後思い出に浸るレオニスが、ラウルの「子育てって、そんなに忙しいもんなんか?」という悪気のない質問に「そりゃそうさ!赤ん坊のうちは普通の飯なんて食えねぇから、一日に何度もミルクを飲ませてやらなきゃならんし、おむつだって日に十回は交換すんだぞ?」等々律儀に答えている。


 しかし、ライトとしてはこんなところでそんな昔話をされても困る。

 おむつ交換の回数だとか、このまま放置したら他にもこっ恥ずかしい昔話を連発されそうだ。

 それは何としても阻止したいライト。慌ててラウルに声をかけた。


「あ、ねぇ、ラウル!今こそフレア・ジャバウォックさんへのお土産を渡す時なんじゃない!?」

「ン? ああ、そういやそうだな。そしたらラーデにも働いてもらうとするか」

『うむ、任せよ』


 ライトの必死の話逸らし作戦に乗ったラウルが、徐に空間魔法陣を開いてカタポレン産の巨大林檎を取り出した。

 これは、卵が孵化した後もフレア・ジャバウォック達が赤ん坊に魔力を分け与えるという話をリンドブルムから伝え聞いたレオニス達からの、ささやかな差し入れだ。


 本当はヨトゥンガルズにも直接食べてもらいたかったのだが、リンドブルム曰く『赤ん坊のうちから他者及び他所の土地の魔力を大量に与えるのはよろしくない』と却下されてしまった。

 確かに人族の赤ん坊だって、生まれた直後は母乳かミルクしか与えられないし、固形物を食べさせるなんて以ての外。

 離乳食を食べさせ始めるのだって生後六ヶ月あたりからだ。

 それを考えると、リンドブルムが赤子への林檎の差し入れを止めさせたのも納得である。


 しかし、差し入れ自体は禁止されている訳ではない。

 赤ん坊のヨトゥンガルズには食べさせられなくても、母であるフレア・ジャバウォックが食べる分には問題ないはずだ。

 特にフレア・ジャバウォックは魔力を子に与える側であり、減った魔力を回復させる必要がある。

 その回復剤代わりに、良質な魔力たっぷりのカタポレン産林檎は最適でしょう!という訳である。


 そして、この林檎をフレア・ジャバウォックに渡すのはラーデの仕事だ。

 ライトやレオニス、ラウルはフレア・ジャバウォックとはまだ一回しか会っておらず、そこまで親睦を深めている訳ではない。

 そんなライト達が「これ、すっごく美味しいんですよ!是非食べてください!」と言ったところで、そう簡単には信用してもらえないだろう。

 その点ラーデならば、フレア・ジャバウォックに疑われる心配は全くない。

 竜の祖として、また舅としても絶大な信頼を寄せるラーデから渡されたものならば、フレア・ジャバウォックも安心して食べてくれるはず!という計画だった。


 小さなラーデが大きな林檎を両腕いっぱいに抱え、フレア・ジャバウォックのもとにふよふよと飛んでいった。


『フレアよ、これはレオニス達からの差し入れなのだが。食べてもらえるだろうか?』

『まぁ、お義父様がくださる差し入れですか!? それはとても嬉しゅうございます!……って、これは何ですか???』

『これは林檎という果物で、我が今住んでいるカタポレンという森で育てたものだ』

『ンまぁぁぁぁ、私も林檎という果物は一応知ってはいますが……私が知るものよりもはるかに大きいですわね?』

『うむ。カタポレンという森は、常時膨大な魔力に満ちていてな。草木や動物もその恩恵に与っているのだ。この林檎にもたくさんの魔力が含まれていて、それはそれは美味なのだぞ』

『お義父様も認める程のものなのですね……』


 得意げに語るラーデの解説に、フレア・ジャバウォックも興味津々といった様子で巨大林檎を見ている。

 ラーデがわざわざ嘘をつく理由などないし、何よりラーデはフレア・ジャバウォックが敬愛して止まない竜の祖。

 フレア・ジャバウォックはラーデの言葉を微塵も疑うことなく、ラーデが差し出した林檎を素直に受け取った。


『お義父様、これはこのまま食してもよろしいのですか?』

『うむ。中には少々芯があるが、何、フレアの鋭い牙を以ってすれば噛み砕くことなど児戯にも等しいであろう』

『では、ありがたく頂戴することにいたします』


 ラーデから受け取った、赤々とした大きな林檎をそのまま口にポイー、と放り込むフレア・ジャバウォック。

 それはまるで人間が苺でも食べるような仕草だ。

 もくもく、シャリシャリ、ゴックン……と林檎を食べるフレア・ジャバウォック。

 最初はよく味わうかのように目を閉じていたのだが、飲み込み終えた途端にクワッ!と大きく見開かれた。


『お義父様!これ、すっごく美味しいですねぇ!』

『おお、気に入ってくれたか』

『はい!味や香りが良いだけでなく(……もっしゃもっしゃ……)魔力が豊富に含まれているのが(……もっしゃもっしゃ……)とても良いですね!』

『そうであろう、そうであろう。実は我もこの林檎が大好物なのだ』

『まぁ、お義父様の大好物なのですか!? (……もっしゃもっしゃ……)それならこの美味しさも(……もっしゃもっしゃ……)納得ですわぁー』


 ニコニコ笑顔で林檎の美味しさを語り合うラーデとフレア・ジャバウォック。

 その間にもラウルからラーデに林檎が渡され続けていて、ラウルとフレア・ジャバウォックの間をラーデがバケツリレーをしているかのようにせっせと往復している。

 そしてその林檎を受け取るフレア・ジャバウォックも、間髪置かずに口に放り込んで食べ続けているではないか。

 どうやらフレア・ジャバウォックも、カタポレン産の林檎を甚くお気に召したようである。


 そんな仲睦まじい嫁舅を微笑ましく見つめながら、リンドブルムがフレア・ジャバウォックに話しかけた。


『フレジャちゃん、私もサミーもこの林檎が大好きなのよ!』

『そうなの? リンリンちゃんもサミー様も、この林檎を知っていたなんてー』

『パパンの療養先の視察の時にご馳走になったのよ。他にも桃とか苺とか、美味しい果物がたくさん作られていたわー』

『ンまぁぁぁぁ、それは素晴らしいわね!お義父様の療養もさぞかし捗ることでしょう』


 実姉と義姉のキャピキャピした女子トーク。

 それは忙しい育児の合間のオアシスなような安らぎのひと時。

 そこにさらに、先程遠くまで放り投げられていたサマエルがいつの間にか戻ってきていて、女子トークの中にシレッと加わってきた。


『うむ。私など南の天空島に林檎と桃を植える予定なのだ』

『何ですって!? サミー、アナタ、それホントのことなの!?』

『ええ。そのために、昨日から南の天空島に畑を開墾する作業を進めているのでs』

『えー!何で何でー!サミーだけなんてズルいー!私のいる中央の天空島にも林檎と桃が欲しいーーー!』


 サマエルの話を聞いたリンドブルムが、彼の首根っこをとっ捕まえてブンブンブブブン!と前後に揺らしている。

 その悔しそうな顔は、本気でサマエルを羨ましがっているらしい。

 一方でリンドブルムに首根っこをとっ捕まえられたサマエルは『ぐええええぇぇぇぇ』という苦しげな呻き声を上げていたが。


 そんな二者の喧嘩にもならぬ姉弟喧嘩?を見て、とうとうファフニールまでもが割って入ってきた。


『お前達、いい加減にしないか。これではまたヨトゥンが泣いてしまうし、フレアもおちおち魔力を与えられんではないか』

『うぬぅ……ごめんなさい、ヨトゥンちゃん、フレジャちゃん。オバちゃんとオジちゃんが悪かったわ』

『……ゥキュゥ……』


 リンドブルムとサマエル、両方の首根っこをとっ捕まえて引き離すファフニール。

 さすがは長兄、煩い妹と弟を制するだけの力と威厳を持っているようだ。

 するとここで、ファフニールがラウルに話しかけた。


『そこな妖精。確か、ラウルと言ったか』

「ン? ああ、俺の名はラウルだが……どうかしたか?」

『お前が父上に渡し続けている、その林檎とやら。私にも味見させてもらえぬか?』

「ああ、いいとも」


 ファフニールの頼みを快諾するラウル。

 父や弟妹、そして愛する妻までもが美味しい!と大絶賛する林檎。ファフニールもそのお味が気になるのも当然である。

 ラウルから手渡された林檎を、早速ファフニールがポイー、と口に放り込んでもっしゃもっしゃと食べた。


『……ふむ、確かにこれは美味いな。父上達が気に入るのも当然だ』

「気に入ってくれたようで何よりだ」

『ついては我らが住むこの庭にも、林檎と桃?とやらを植えたいのだが。可能か?』

「ンーーー……ここは日光が当たらんよな……差し当たり樹木は普通に育つようだが、陽の光がないところで実をつけるかどうかまでは分からん」


 ファフニールの突然の相談に、ラウルが若干戸惑いながらも周囲を見回しつつ答える。

 確かにこの洞窟内にはたくさんの樹木が生えているが、どれも花や実をつけるような木ではない。

 樹木だけならともかく、日光の当たらない場所で林檎という成果を得られるかどうかは、如何にラウルであっても皆目見当もつかなかった。


『駄目で元々でも構わぬ。一度試してみてはくれまいか』

「そうだな……実が成らなくても木としては育つんだろうし、やるだけやってみてもいいか」

『おお、やってくれるか!ありがとう!』

「何、ラーデの子供夫婦や初孫のためだ、ここまで丁寧に頼まれたら嫌とは言えんさ」


 やるだけやってみる、という回答を得たファフニールが破顔しつつラウルに礼を言う。

 実際にどこまでやれるかは全くの未知数だが、何もしないうちから諦めるのは彼の性に合わない。

 ひとまずやるだけやってみて、もし結果的に駄目でもきっと何らかの打開策を見つけて成果を上げていくに違いない。

 そのためにラウルは、レオニスにも声をかけた。


「ご主人様よ、さすがに俺一人じゃやりきれん。ご主人様にも手伝ってもらいたいんだが、頼めるか?」

「もちろんいいぞ。南の天空島だけでなくここにも林檎を植えるってんなら、さすがにお前一人じゃ手に負えんだろうからな」

「ありがとう、恩に着るぜ!」


 レオニスの快諾を得られたラウル、嬉しそうに礼を言う。

 二人の話を聞いていたリンドブルムが『ねぇねぇ、そしたら私のとこにも林檎を植えてみてもらってもいい!?』『もちろんダメ元でいいからー!』と必死に懇願している。

 兄や弟のところに林檎が植えられて、自分のところだけ仲間はずれ?はどうしても納得がいかないらしい。


 確かにその気持ちはレオニス達にも理解できるので、二人とも「ああ、はいはい、分かった分かった」「中央の天空島でも試してみるから、少し待っててくれ」と宥めるように承諾した。

 レオニス達のOKをもらえたリンドブルム。『ヤッター♪』と嬉しそうに小躍りしている。


「……ま、ヨトゥンの出生祝い代わりと思えばな」

「だな。そしたらラーデにも手伝ってもらうぞ?」

『もちろん。我が子達が揃いも揃って言った我儘だ。親たる我が子の願いを叶えるために尽力するは道理ぞ』


 ラーデにも手伝えというレオニスに、速攻で頷くラーデ。

 そんな皆の会話を聞き、ライトも堪らず立候補した。


「あッ、そしたらぼくも土日にお手伝いするよ!」

「おう、ライトもありがとうな。遠慮なく働いてもらうから、よろしくな」

「うん!土魔法や植物魔法の練習も兼ねて、いっぱいお手伝いするね!」

「そりゃ頼もしいな!」


 今から張り切るライトに、レオニスとラウルもニカッ!と笑いながら歓迎する。

 まだ会ってから日も浅いライト達が、ファフニール夫妻と交流を深めていくのに林檎の植樹はもってこいだ。

 そこにラーデも連れていけば、息子夫婦や孫とも頻繁に会えるようになる。

 長く離れ離れだったラーデ達。彼ら家族の絆を深めるにも、林檎の植樹は最善の手段なのである。


 するとここで、フレア・ジャバウォックがラーデに声をかけた。


『お義父様達が林檎の話をしている間に、ヨトゥンが寝てしまいましたわぁ』

『おお、そうか。母の愛情をたっぷり得て眠くなったのだな。フレアも魔力を授けて疲れたであろう。少し眠ると良い』

『ええ……そしたら遠慮なくお昼寝させていただきます……お義父様、リンリンちゃん、サミー様……今日は皆様方にお会いできて……とても嬉しゅうございました……』

『よく食べてよく寝て、育児に励めよ』

『……はい……(スヤァ)……』


 ラーデの労いの言葉に、フレア・ジャバウォックが安堵の表情で目を閉じる。

 そうしてフレア・ジャバウォックは程なくして眠りに落ちた。

 やはり子に魔力を与えるというのは、かなりの労力が要るのだろう。


 すっかり寝てしまったフレア・ジャバウォック。

 その頬をファフニールが愛おしそうに撫でる。

 そんな仲睦まじい彼らを見て、レオニスが口を開いた。


「……さ、そしたら俺達はそろそろお(いとま)するか」

「そうだね。ラーデの初孫のヨトゥンちゃんにも会えたし、フレア・ジャバウォックさんも疲れて寝ちゃったし」

「ラーデもいいか?」

『うむ。孫と息子夫婦の息災な姿を見ることができて満足だ』


 そろそろ帰ろうか、というレオニスの言葉に、ライト達も納得しつつ頷く。

 今日の目的はひとまず果たせた。ここで帰路に就くのが妥当である。


『フレア、サマエル、そろそろ帰るぞ』

『はーい。ファフ兄、ヨトゥンちゃんとフレジャちゃんにくれぐれもよろしく伝えておいてね』

『ファフ兄様、改めましてお子の生誕おめでとうございます。ファフ兄様達の幾久しいご健勝をお祈りしております』

『うむ。お前達も次にここに来る時には、そうやってもう少し落ち着いてくれると私も嬉しいのだがな』


 (ラーデ)に促されて帰りの挨拶をする(リンドブルム)(サマエル)に、長兄(ファフニール)が苦笑いしつつ妹と弟の頭をそっと撫でる。


『父上、妻と子の傍を離れる訳にはいかぬため、お見送りもいたしませぬが……どうかお許しください』

『そのようなこと、謝らずともよい。家族を護るは家長の務めだからな。これからも励めよ』

『ありがとうございます。また父上達とお会いできる日を、心より楽しみにしております』


 再会の約束を交わすラーデとファフニール。

 新しい家族を優先して守るというファフニールの姿勢に、ラーデも満足しているようだ。

 ライト達がリンドブルムの背中に全員乗り、ファフニール達の新居の洞窟を後にした。

 うひー!久しぶりに書いても書いても終わらないー!><

 前話で書いた、ラーデの初孫の正体を明かすのが作者的大本命だったので。目的を終えたので、後は帰るだけ!だったはず、なんですがーーー。

 ……どうして林檎の植樹が増えてんだ?( ̄ω ̄)…イヤマジデ…

 しかもファフニールんとことリンドブルムの二ヶ所も!何で何で何でーーー!?><

 それもこれも、ラウルが辣腕農家なのがイケナイのよ_| ̄|●

 こうなったらもうラウルとレオニスを容赦なく扱き使ってやるんだからねッ(TдT)

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