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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
ピッカピカの三年生一学期

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1453/1686

第1453話 オークションで得たお金の使い道

 そうして始まった鑑競祭り第二部。

 レオニスが出品した二種類の乙女の雫他、古今東西様々な宝物が出品されていった。

 午後一時から始まったオークション。

 全二十品の出品及び落札が完了し、閉会したのは午後四時半を少し回った頃だった。


『本日はお忙しいなか、鑑競祭り第二部にお集まりくださり誠にありがとうございました』

『本年も無事、このような盛大な会を開くことができたこと、参加者や関係スタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました!』

『これにて鑑競祭り第二部をお開きとさせていただきます。お帰りの際は、お忘れ物がないかご確認の上どうぞお気をつけてお帰りくださいませ』


 司会の人が閉会の挨拶をする中、オークションに参加していた入札者達が続々と会場を出ていく。

 目当ての品を落札できて意気揚々と歩く者、競りに負けて落札できずがっくりと肩を落とす者、明暗くっきりと分かれた悲喜こもごもの会場の中で、ライト達四人は未だ長椅子に座ったままぽけーっ……としていた。


「何か……すごいことになってたね……」

「ああ……二つ合わせて1億G超えとか、信じられん……」

「なぁ、クラウスよ……我らがアレ(・・)を二個セットで4000で入手できたのは実に、実に幸運なことだったのだなぁ……」

「全くです……とても心強いご近所さんがいてくれたおかげで、本ッ当ーーーに我らは幸運でした……」


 ライトとレオニスは呆然とし、アレクシスとクラウスは我が身の運の良さをしみじみと噛みしめている。

 四人がこんな状態になっている原因は唯一つ。

 レオニスの出品物の落札価格が、二つ合わせて1億Gというとんでもない値がついたせいだ。


 今回出品した【雷の乙女の雫】と【光の乙女の雫】、どちらも昨年と同じく200万Gからスタートした。

 すると、入札が始まった途端に怒涛の勢いで入札がバンバン入りまくるではないか。これは、昨年の鑑競祭りで乙女の雫を落札し損ねた者達のリベンジ戦という意味合いもあったと思われる。

 その勢いは昨年の比ではなく、熱い入札バトルが繰り広げられた。


 瞬く間に前回の最高落札価格【火の乙女の雫】3000万Gを超え、一番バッターを務めた【雷の乙女の雫】は4500万G、大トリの【光の乙女の雫】に至っては6000万Gでの落札となった。

 二つの総額何と1億500万G。イベント主催者のラグナ官府に収める手数料5%を差し引いても9975万G、ほぼ1億Gがレオニスの懐に入ることになる。

 この落札結果には、ライト達はもちろんのことウォーベック兄弟でさえも驚愕する他なかった。


「もし今年の乙女の雫が炎だったら……間違いなく5000万Gは下らなかっただろうなぁ」

「ですねぇ……そうなったら、我らの財力では落札できなかったかもしれませんね」

「本当に、レオニス君には感謝してもしきれん……改めて礼を言わせてくれ、レオニス君。本当にありがとう」


 それまでクラウスとともに半ば呆然としていたアレクシス。

 彼らが何故こんなにも戦慄しているかといえば、それは彼らはレオニスと個人的な取引により二個の【炎の乙女の雫】を先に譲り受けていたからだ。


 しかもレオニスから受け取った雫は、炎の女王が手のひらから生み出した雫だけではない。彼女が歓喜で流した本物の涙の雫もあった。

 その価格は二つ合わせて4000万G。

 本物の涙という稀少性はあるものの、それでも当時の乙女の雫の相場に照らし合わせれば間違いなくそれは適正価格の範疇だった。


 だがそれも、今となっては破格の安値に思えるアレクシスとクラウス。

 今年の乙女の雫の落札価格を見れば、それは火を見るより明らかで、今後も乙女の雫の相場は右肩上がりの一途を辿るであろう。

 そうなったら、如何に高位貴族であるウォーベック兄弟でもおいそれと手が出せなくなる。

 そうなる前に、レオニスから直接【炎の乙女の雫】を買い付けることができたのは、まさに僥倖という他ない。


 その幸運に心から感謝し、レオニスに礼を言うアレクシス。

 アレクシスの横にいるクラウスも、深々と頭を下げている。

 真摯なウォーベック兄弟に、レオニスが微笑みながら言葉を返す。


「いいってことよ。【炎の乙女の雫】は、プロステスを治めるあんた達にこそ相応しい品だからな。来年、再来年もまた鑑競祭りに雫を出品するかもしれんが、炎の雫だけは今後も一切出品するつもりはないから安心してくれ」

「そう言ってもらえるとありがたい。レオニス君が譲ってくれたアレは、我が家の家宝として子々孫々まで大事にすると誓おう」


 レオニスの言葉に、アレクシスが感激の面持ちでレオニスの手をガシッ!と握りしめていた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 四人が話し込んでいるうちに、迎賓館のダンスホールにいた他の入札者達のほとんどが退室していった。

 ほんの数分前までは、あれ程の熱気に包まれていたのが嘘のような閑散とした静けさだ。


「さて……そろそろ俺達も帰るとするか」

「そうだな、いつまでもここにいて呆けている訳にはいかんからな」


 レオニスが徐に席から立ち上がったのをきっかけに、ライトやウォーベック兄弟もゆっくりと立ち上がる。

 会場のダンスホールを出て、ラグナ宮殿の出入口である正門に向かって四人でのんびりと歩きながら雑談に花を咲かせる。


「しっかし……金ってのは本当に、あるとこにはあるもんなんだなぁ……」

「出品手数料を差し引かれても約1億Gって、ホンットすごいよね……てゆか、レオ兄ちゃん、1億Gは何に使うの?」

「ンー、そうだなぁ……まずはカイ姉達に、謝礼として落札額の一割を渡すつもりではいるが……」


 ライトの問いかけに、レオニスが上目遣いで天を仰ぎながら思案する。

 今回の乙女の雫の出品にも、前回同様魔術師ギルドの正式鑑定書と『アイギスでの優先的加工権利』をつけてある。

 もちろんどちらともレオニスが手配したものだ。


 レオニスがアイギスにオプション権利の話をしに行った時、謝礼についても話し合いをした。

 レオニスに甘いカイは「そんなの気にしないでいいのよー」と言ってくれたが、仕事を頼む側のレオニスとしてはそうはいかない。

 引く手数多の職人の時間を奪い、レオニスのために働いてもらうのだから無償という訳には絶対にいかないのだ。


 それに、今回の出品は前回の『ラグナロッツァ孤児院再建のため』という、レオニスとアイギス三姉妹に共通するような正当な理由がない。

 そしてそれはセイとメイも同じようで、レオニスに甘いカイに代わりきっちりと報酬を要求してきた。


「レオ、お金とかそんなのは要らないから、今回も去年と同じにしてちょうだい」

「去年と同じってーと、【雷の乙女の雫】と【水の乙女の雫】の現物か?」

「そう!せっかくなら、お金では手に入らないものが欲しいじゃない!」

「まぁなぁ、セイ姉やメイの気持ちも分からんでもないが」

「なら、それで決まりね!」

「……分かった、とりあえず先渡ししとくわ」


 レオニスもセイとメイの要求を受け入れ、空間魔法陣から二つの乙女の雫を取り出してセイに手渡した。

 そうした交渉の甲斐あって、レオニスは今回の鑑競祭りでも『アイギスでの優先的加工権利』というスペシャルオプションをつけることができたのだ。

 謝礼は既に現物を渡してはあるが、それとはまた別に一割の謝礼金もレオニスはカイ達に渡すつもりでいた。


 しかし、カイ達への謝礼金一割を引いてもまだ9000万Gという大金が残る。

 前回のように孤児院再建という大金が必要な訳ではないし、そもそも普段から食費以外ではそんなに贅沢をしないレオニスのこと、なかなかその使い道がすぐには思い浮かばない。

 だが、隣にいたアレクシスの存在にふと気づき、レオニスの中で一つの閃きが起きた。


「……そうだな、そしたらプロステスで別荘でも買うか」

「何ッ!? レオニス君、それは本当かね!?」

「ああ。とりあえず5000万Gもありゃ、別荘の一つや二つくらいは買えるだろう?」

「一つや二つどころじゃない、最低でも五つは買えるさ!」


 レオニスが呟いた案に、アレクシスが飛び上がらんばかりに食いつく。

 アレクシスは以前、レオニスにプロステスへの移住勧誘をしたことがある。

 それは、死の街と化す寸前だったプロステスを救ってくれた救世主(レオニス)達への恩返しという意味を込めての提案で、移住のための土地家屋全てを無償で提供するという破格の提案だった。


 その時には、レオニスに『すぐには無理だが、冒険者引退後に考えておく』という答えをもらっていた。

 だいぶ先延ばしになると思われた、アレクシスの恩返しの機会。それが、もよやこんなところで予想外に早く恵まれるとは。

 アレクシスの顔が喜びに満ち溢れるのに、そう時間はかからなかった。


「そしたら今度、プロステスにある別荘になりそうな物件を紹介してもらえるか?」

「もちろんいいとも!レオニス君をプロステスの名誉市民に迎えられるなら、これ程喜ばしいことはない!官民総出でオススメ物件を探しておこう!」

「ぉ、ぉぅ、あんたの仕事に差し支えない程度に頼むな」


 興奮気味に張り切るアレクシスに、レオニスが若干後退りしながら苦笑いしている。

 一方アレクシスは、クラウスの方に身体を向き直して声をかけた。


「なあ、クラウスよ、今日の晩餐にレオニス君達を呼んでも問題はないか?」

「もちろんです。帰宅後すぐに手配させましょう」

「さすが我が弟、話が分かる頼もしさだな!」

「いえいえ、普段プロステスを治めておられる兄上の足元にも及びませんよ」


 クラウスの了承を得たアレクシス、今度はレオニスに向けて嬉々とした声で話しかけた。


「レオニス君、良かったらクラウスの屋敷で今晩食事をともにしないか? 先程のプロステスの別荘についても、領地に帰る前に是非とも直接話をしておきたいんだ」

「そりゃ別に構わんが……でも、俺一人だけ飯に呼ばれるってのも……」


 アレクシスの提案に、レオニスがちろり、とライトの方を見遣る。

 そんなレオニスの視線に、アレクシスがすかさずライトに声をかけた。


「ライト君も、レオニス君といっしょにご飯を食べに来てくれるかい?」

「今日の晩餐は、明日プロステスに帰られる兄上を送り出すための内々だけのささやかな食事会でね。もしライト君がレオニス君といっしょに来てくれたら、ハリエットもきっと大喜びすると思うんだが……どうかな?」


 アレクシスに続き、クラウスまでもがライトとレオニスを晩餐に誘ってきた。

 ライトの同級生であるハリエットが喜ぶと言われれば、ライトとしても否やは言えない。

 躊躇いがちに答えを口にした。


「そうですね……せっかくお誘いいただいたので、お邪魔しようかな……レオ兄ちゃん、ぼくもついていっていい?」

「もちろん」

「おお、承諾してもらえてよかった!ライト君、レオニス君、ありがとう!」


 レオニス達を晩餐に誘うことに成功したアレクシスが破顔する。

 そしてライトがレオニスに改めて声をかけた。


「そしたら、家に帰ったらラウルに今日の晩御飯は要らないって言っておかなくっちゃね」

「そうだな」

「ン? 何ならラウル君もいっしょに晩餐に来てくれても構わんぞ?」


 ライトとレオニスの会話に、アレクシスが事も無げに『ラウルも晩餐に誘ってもOK』と言い出したではないか。

 その突拍子もない案に、クラウスも速攻で乗り出した。


「そうですね、ラウル君にはいつも私もお世話になっていることですし。レオニス君、もし良ければラウル君とマキシ君も誘って四人で晩餐に来てくれるかい?」

「おいおい、マキシまで呼んでいいのか?」

「もちろんだとも。マキシ君だって、レオニス君の屋敷に住んでいるのだから君達の家族だろう? だったらご近所さんの(よしみ)だ、レオニス君の家族全員を誘わなくてはな」


 爽やかな笑顔でマキシのことを『レオニスの家族』と言い切るクラウス。

 アレクシスはマキシのことを知らないが、クラウスはレオニス邸の三軒隣のご近所さんなのでレオニス邸に住む者全員を知っている。


 クラウス自身はマキシと直接会話をしたことはないが、マキシが毎朝毎晩レオニス邸を出入りしているのは当然見て知っているし、ラウルからも度々マキシに関する話を聞いてはいた。

 マキシとクラウス、立場的に顔を合わすこと自体まずないのだが、クラウスとしてはこれを機にレオニスの家族の一人であるマキシとも親交を深めたい、という思いがあった。


 そうしたクラウスの誘いを受け、真っ先にライトが反応した。


「クラウス伯爵様、ありがとうございます!そしたらラウルとマキシ君も誘って、四人でお邪魔しますね!」

「何、礼を言うのはこちらの方だよ。兄上を送り出す晩餐会が賑やかになり、我が娘ハリエットの笑顔も見られるのだからね」


 礼を言うライトの頭を、そっと撫でるクラウス。

 大人の男性の大きな手が撫でるぬくもり。それはまるで父親のような温かさに包まれている気分にさせてくれる。

 クラウスの優しさが嬉しくなったライトは、花咲くような笑顔で喜びを表した。


「そしたらラウルに、今日の晩御飯の後にデザートを出してくれるように頼んでおきますね!」

「何ッ!? それはますますありがたいぞ!」

「うむ!プロステスに帰る前にラウル君のスイーツを食べられるとは、何たる幸運!でかした、クラウス!」


 ライトが何気なく発した言葉に、クラウスだけでなく何故かアレクシスまで目を大きく見開きながら歓喜している。

 この二人も既にラウルが作るスイーツの虜なので、ラウル特製スイーツを食べられるのは超絶ハッピーラッキー☆なのである。


 高位貴族であるウォーベック兄弟なら、これまで腐るほど美食を食べてきただろうに。

 それでもラウルが作るスイーツに完全に魅了されてしまうというのだから、ラウルのスイーツの威力はもはや神レベルである。


 ラウルのスイーツと聞いて目をキラッキラに輝かせるウォーベック兄弟に、レオニスがくつくつと笑いながら話しかける。


「あんた達、ホンットに貴族らしからぬ変わり者だよなぁ」

「うむ、それはよく言われる」

「レオニス君、よく知ってたね? そう、兄上は昔っから優秀だったが、それ以上に変わり者と評判だったのだよ」

「クラウスよ、お前一人だけ逃げようとするんじゃない。レオニス君は『あんた達』と言ったのだから、そこにはお前も含まれているんだぞ?」

「何ですって!? でもまぁ、兄上とごいっしょできるなら私に異存はありませんよ? 兄上と肩を並べられるとは、実に光栄なことです」

「よくもまぁ回る口だな……」


 まるで喜劇のようなウォーベック兄弟のやり取りに、ライトもたまらず噴き出した。


「ププッ……アレクシス侯爵様とクラウス伯爵様って、仲が良いんですね」

「まぁな。二人きりの兄弟だからな」

「ええ。兄上がプロステスを立派に治めてくださるからこそ、私はこのラグナロッツァにいられるのです」

「私こそクラウスを誇りに思う。地方ではなかなか得られない、中央の貴重な情報を得てくれるのだからな」


 ライトの言葉に、二人とも同意しつつ互いを褒め称える。

 兄弟がいてくれることのありがたさ、頼もしさはライトにもよく分かる。ライトにもレオニスという養い親兼頼もしい兄がいるから。

 そして侯爵や伯爵という地位を鼻にかけることなく、ライトやレオニスにも気さくに接してくれるウォーベック兄弟に対して、ライトはますます尊敬していた。


 そうして話をしているうちに、ラグナ宮殿正門に着いたライト達。

 正門横にはウォーベック伯爵家の馬車が停まっていた。


「そしたらレオニス君、ライト君、二人とも私達の馬車に乗って帰ろうじゃないか」

「乗せてもらってもいいんですか?」

「もちろんだとも。クラウスの家から近いんだから、乗っていかない手はないだろう?」

「ありがとうございます!」


 ライトの問いかけに、言い出しっぺのアレクシスがウィンクをしながら快諾する。

 ライト達は馬車に乗らなくても平気なのだが、貴族が乗るような高級な馬車というのは何気に乗る機会がほとんどない。

 せっかくだから乗りたい!とライトが思うのも当然だ。


 まず先にアレクシスが馬車に乗り込み、続いてクラウス、ライト、レオニスと順々に馬車に乗った。

 そうして四人を乗せた馬車は、貴族街にあるウォーベック邸に向かっていった。

 うおーん、今日も書いても書いても終わらないー><

 オークションのリアル実況とか書いてもいないのに、何でこんなに時間も文字数もかかるのん?_| ̄|●

 それもこれも、多分ラウルのスイーツが食べたい下心満載なウォーベック兄弟がライト達を懸命に晩餐に誘ったせいね!(`ω´) ←八つ当たり


 ……と、作者の醜い八つ当たりは横に置いといて。

 作中で言及した【炎の乙女の雫】譲渡話は第653話、プロステス移住勧誘話は第654話にあります(・∀・)

 あれからもう800話、二年と四ヶ月が経ったのか…( ̄ω ̄)… 月日が経つのは本当に早(以下略云々


 でもって、最後の方でアレクシスがライトに向けて放ったウィンク。

 リアルでウィンクする人なんて、作者は生まれてこの方一度もお目にかかったことがないんですが( ̄ω ̄)

 それは作者がド田舎住まいだからですかね?( ̄ω ̄ ≡  ̄ω ̄)

 でも、漫画やアニメなんかでは定番の仕草で、特にこっ恥ずかしいとも思わない不思議。

 二次元と三次元には様々な面において厳然とした壁がありますが、二次元でなら許される『二次元ならではの良さ』というのも面白いものですよね(^∀^)

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