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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
二度目の春休み

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第1344話 生まれて初めての体験

 鷲獅子騎士団の修行をともにしたライトとレオニス。

 休憩のためにお茶やスイーツなどをたくさん出して、鷲獅子騎士達とともに皆で食べ始めた。


「いやー、運動した後の甘いもんってのは最ッ高だな!」

「ホントだよねー。結構汗もかいたし、水分補給はこまめにしないとねー」

「あの戦闘を単なる運動と言えるのは、レオニス卿とライト君くらいのものですよ……」

「全くです……」


 ニコニコ笑顔でパクパクとスイーツを食べる人外ブラザーズを、鷲獅子騎士達がため息をつきながら見つめている。

 しかし、そんな鷲獅子騎士達もラウル特製スイーツを一口食べると、皆ハッ!とした顔で目を見張りパクパクと食べ続けている。

 鷲獅子騎士達の胃袋も、しっかり鷲掴みされたようだ。


 そうして皆で美味しいものを食べながら、和やかな談笑がしばし続く。

 特にライトと鷲獅子騎士達はこれが初対面なので、互いに軽く自己紹介したり相棒の鷲獅子の紹介などをしていた。


「ほう、ライト君は今九歳なんだね。となると、ジョブ適性判断ももうすぐ受けるのかい?」

「はい!どんなジョブが出てくるか分かりませんけど、十歳になったらすぐに冒険者登録するつもりです!」

「ぁー、養い親であるレオニス卿が冒険者だもんねぇ。やっぱりレオニス卿のような冒険者になりたいのかい?」

「はい!レオ兄ちゃんもだけど、ぼくの父さんも冒険者だったんです。なので、レオ兄ちゃんや父さんに負けないくらいに立派な冒険者になりたいんです!」

「そっかぁ、今から叶えたい夢や目標があるのはいいことだね」


 冒険者を目指すという夢を語るライトに、鷲獅子騎士達が納得顔でうんうん、と頷いている。

 そんな中で、エドガーが残念そうに呟く。


「実に惜しい……ライト君程身体能力が高ければ、我が鷲獅子騎士団にも入団できるだろうに」

「え、でも鷲獅子騎士団や竜騎士団って、【魔物使い】とかの特殊なジョブでないと入団できないんですよね?」

「一応表向きはそういうことにはなっているがな。要は鷲獅子や飛竜を乗りこなす能力が求められるというだけのことで、ライト君程の力を持つなら十分可能だろう。それは、今日ここでともに修行した我らが保証しよう」

「そうなんですかー……」


 エドガーの鷲獅子騎士団へのスカウト話に、ライトの心が少しだけ揺らぐ。

 しかし、ライトの横にいたレオニスが待ったをかける。


「おいおい、エドガー、鷲獅子騎士団にうちのライトはやらんぞ? ライトが冒険者になったら、俺といっしょに世界中を旅するって先約があるんだからな」

「それはますます以って残念無念……しかし、どんなジョブを得るにせよ、将来が楽しみですな」

「おう!ライトはな、俺なんかよりはるかにすげー才能を持ってんだぜ!」

「レ、レオ兄ちゃん、それは言い過ぎだって……」

「ンー? そんなことないぞ? お前は俺の自慢の弟なんだからな!」


 エドガーのスカウトを全力で阻止するレオニスに、エドガーが残念そうにしながらも最後はライトの明るい未来を讃える。

 それに気を良くしたレオニスが、ニカッ!と破顔しながらライトの才能を絶賛している。

 その絶賛ぶりにライトが照れ臭そうにしているが、レオニスの言葉は兄の欲目などではない。


 先日の謎の亀裂事件は、ライトが自ら人身御供となることでビースリーに発展するとこなく事を収めた。

 これは決して誰にも明かせないことなので、レオニスもライトが持つ『すげー才能』の詳細は語らないし、傍から見ればそれは単なる弟自慢のようにしか思えない。

 しかし、レオニスの中ではライトは既に金剛級冒険者である自分をはるかに超えた逸材で、ラグナロッツァを救った英雄なのだ。


 そんな仲睦まじい兄弟のやり取りに、鷲獅子騎士達もほんわかと和んでいた。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そうして一頻り休憩したライト達。

 するとライトがふと何かを思いついたようで、レオニスに声をかけた。


「ねぇ、レオ兄ちゃん。もしよかったら、アウルムさんの身体をブラッシングしてあげたいんだけど……どうかな?」

「ン? ああ、そりゃいいんじゃねぇか? 鷲獅子ってのはその名の通り、身体が獅子だからな。アル達と同じく、翼を除けて身体だけを丁寧にブラッシングしてやれば気持ちいいだろ」


 ライトの案に、レオニスも特に異を唱えることなく同意する。

 ライト達のブラッシングは、アル達銀碧狼親子や黒妖狼のラニなど獣系の知己にはものすごく好評を得ている。

 特にアウルムは穢れから解放されたばかりの病み上がりだし、ブラッシングして毛並みを整えてあげることで気分もさっぱりして喜んでもらえるのではないか、とライトは思ったのだ。


 そんなライト達のやり取りに、アウルムは不思議そうな顔をしてレオニスに問うた。


『その、『ぶらっしんぐ』というのは、何ぞ?』

「えーと、ブラッシングってのは犬や猫なんかの毛皮を持つものの毛並みを、櫛を使って整えてやることだ。シーナ達銀碧狼も、このブラッシングが大好きなんだぜ。な、シーナ?」

『ええ。毛並みを整えることで輝くような毛艶が得られますね。また、皮膚に適度な刺激が与えられて全身の血の巡りが良くなりますし、特に自分では決して手が届かない背中などを他者の手で優しく(くしけず)られるというのは、何とも心地良いものです』

『ほう、銀碧狼も認める心地良さか……それは唆られるのぅ』


 ブラッシングとは何ぞや?というアウルムの問いに、レオニスが適宜答えながらもシーナにも話を振る。

 もちろんシーナはレオニスの話を受け、ブラッシングの有用性を滔々と語る。

 そんなシーナの魅力的な解説に、アウルムが興味を持ったようだ。


 そして、ライト達のやり取りを聞き逃せないのは、何もアウルムだけではない。

 それまでのんびりと寛いでいた鷲獅子騎士達が、急にそわそわとしだした。


「ぁ、あの、レオニス卿……今からアウルム殿のお身体をブラッシングなさるのですか?」

「ン? ああ、そのつもりだが」

「ならば!是非とも我らも参加させていただきたいのですが!」

「ぉ、ぉぅ、そりゃ構わんが……つーか、そうだな、人数が多けりゃその分ブラッシング作業も捗るか」

「「「ありがとうございます!」」」


 鷲獅子騎士達のブラッシング参加を認めたレオニスに、エドガー達五人が一斉に頭を深々と下げて礼を言う。

 エドガー達だって、日頃から己の相棒達にこまめにブラッシングをしてあげているし、そうすることで鷲獅子は喜ぶし、何より相棒との絆も深まることをよく知っている。

 だが、アウルムに対してそれを言い出すことはできなかった。


 何故ならアウルムは鷲獅子の王。

 金鷲獅子(アウルム)を崇敬するエドガー達にはあまりにも畏れ多過ぎて、アウルムに面と向かって『ブラッシングさせてください!』などとは口が裂けても言えなかったのだ。


 だが、ライトやレオニスにとってアウルムはそこまで畏まる相手ではない。

 もちろん金鷲獅子が高位の存在であることは理解しているが、それ以前にラーデやシーナ達と同じく『友達』なのだ。

 友達の体調を気遣い、快癒を願ってブラッシングを申し出たライト達。その申し出は、鷲獅子騎士達にとっても渡りに船だった。


「よし、じゃあ今から皆でアウルムのブラッシングをするか」

「「「はい!」」」


 レオニスの呼びかけに、エドガー達五人の鷲獅子騎士達が嬉しそうに全力で応える。


「エドガー達は、相棒のブラッシング用のブラシを持ってるよな? 今日も持ってきているか?」

「もちろんです!相棒の身だしなみを整えて、リラックス効果も得られるブラッシング道具は我ら鷲獅子騎士の必須道具です!」

「そうか、ならそれをここでアウルムに使っても問題ないか?」

「全く問題ありません。むしろ自分の愛用の道具を鷲獅子の王のために使えることは、私達同様この上ない栄誉となるでしょう」

「よし、じゃあ全員ブラシを持ってアウルムの前に集合な」

「「「はいッ!」」」


 テキパキと指示を出すレオニスに、鷲獅子騎士達が速攻で自分の鞄が置いてある場所にすっ飛んでいく。

 ライトとレオニスも、アイテムリュックや空間魔法陣からそれぞれブラッシング用の最高級ブラシを取り出して準備をする。

 そしてアウルムの前に集合した鷲獅子騎士達に、再びレオニスが指示を出す。


「俺とライトはアウルムの背中や上の方を担当するから、エドガー達は下の方をブラッシングしてやってくれ。左右に二人づつ、残りの一人は胸元をやるといいだろう。人員の振り分けはエドガーに任せる」

「承知しました」

「じゃ、俺達は先にブラッシングを始めるから、エドガー達も持ち場を決め次第取りかかってくれ」

「「「はい!」」」


 大まかな役割分担を決めた後、ライトとレオニスが宙を飛びアウルムの背中やうなじをブラッシングし始めた。

 アウルムは普通の鷲獅子と違って体長が20メートルを超す巨体なので、普通に寝そべっている状態でも背中などの高い部分はどうしても人の手が届かないのだ。

 そして、そんな場所でも手が届くのが空を飛べるライトやレオニスが上の部分を担当して、飛べないエドガー達には下の部分を任せる、という訳である。


 エドガー達もサクッと持ち場を決めて、五人の鷲獅子騎士達が迅速に散らばりブラッシングを開始する。

 鷲獅子用のブラシでアウルムの身体を梳るエドガー達の手際は良く、実に見事なものだ。

 これも日頃から相棒達に対して、コミュニケーションを兼ねた丁ブラッシングをしているおかげだろう。


 全身を四方八方から隈なくブラッシングされているアウルム。

 その表情は恍惚としていて、とても心地良い気分であることが手に取るように分かる。


『むふぅ……これが『ぶらっしんぐ』なるものか……銀の娘の言う通り、実に心地良きものよのぅ……』

『そうでしょうとも。これだけの大人数から一斉に梳られれば、さぞや心地良いことでしょう』

『うぬぅ……我は其方らのような毛皮を持っていないので、ブラッシングなる奉仕の心地良さを味わえぬのが残念だ』


 うっとりとした顔で感想を洩らすアウルムに、したり顔で同意するシーナ。

 その間にいるラーデが、自身の身体ではブラッシングを体験できないことを悔しがっている。

 確かにラーデの身体は毛皮ではなく鱗で覆われているので、アウルムやシーナ達のようなブラッシングの天国気分は味わえない。

 甚だ残念ではあるが、こればかりは致し方ない。


 ちなみにこのブラッシングで得たアウルムの抜け毛は、後日アイギスにて毛糸にしてもらう予定である。

 もちろんエドガー達も、アウルムの抜け毛を鷲獅子騎士団の家宝にする気満々だったのだが。ライトがアイギスに毛糸化の依頼を出すと知り、「ライト君!是非とも我らの分の抜け毛も、毛糸に加工していただきたい!」と頼み込んだのだ。


 もちろんライトに否やはない。

 鷲獅子騎士達がブラッシングで採取した抜け毛を預かり、自分の分の抜け毛とともにアイギスに加工委託する約束をした。

 加工賃は当然各自持ちで、アイギスにて品物受け取り時に支払う手筈である。


 そうしてライト達が手分けして、アウルムの身体をブラッシングすること約三十分。

 ツヤッツヤに綺麗に整ったアウルムの身体は、それまで以上に黄金色に煌めいていた。


『おお……アウルムよ、もともと美しい毛並みがさらに艶を増したな』

『ええ、流れるように美しい黄金色の毛がますます眩くなりましたね』

「ワゥワゥ!」

『そ、そうか? 自分で自分の姿はよく見えぬが……確かに腕や胸元を見ると、いつもより光っている、ように思える』


 ブラッシング後のアウルムの輝きを褒め称えるラーデと銀碧狼親子。

 彼らの惜しみない絶賛に、アウルムもまんざらでもなさそうに認めている。

 そしてアウルムは、エドガー達に向けて声をかけた。


『エドガー、クレイグ、マイク、アンジェラ、アルノー。吾へのブラッシング、大儀であった。ラーデの大家さん二人も、吾への惜しみない奉仕に感謝する』

「とんでもございません!アウルム殿に喜んでもらえたなら、我らも本望です!」

「そうですとも!我ら鷲獅子とともに生きる騎士、鷲獅子の王たるアウルム殿にご奉仕できただけでも誉れというものです!」

「ブラッシングで出た抜け毛も、毛糸に加工して鷲獅子騎士団の家宝とさせていただきます!」

「アウルム殿に名前まで覚えていただけるなんて……生きてて良かった……」


 アウルムに礼を言われたエドガー達が、感激の面持ちでそれぞれ応えている。

 特に五人全員の名前を個々に呼ばれたことがとても嬉しかったようで、全員直立姿勢で涙ぐんでいる。


 一方、『ラーデの大家さん』と呼ばれたレオニスがアウルムに話しかけた。


「アウルム、どうだ、ブラッシングは気に入ったか?」

『ああ。こんなにも心地良いものがあるとは、長い時を生きていた吾ですら知らなんだ』

「そっか、そりゃ良かった」

『このように素晴らしきひと時と新たなる知識を得られたこと、心より感謝する。本当にありがとう』 


 レオニスの問いかけに、アウルムが素直な心情を伝える。

 そして改めてライト達に礼を言うアウルムに、レオニスが笑顔で応える。


「いいってことよ。アウルムはもう俺達の友達なんだからよ!」

「そうですよ!アウルムさんはラーデの親友で、シーナさんのひいお爺さんとも親友なんだから、ぼく達にとっても大事な友達です!」

『そうか……そうだな……吾にとって其の方らは生命の恩人だが、友達の友達は友達、ということになるのだな』

「そうそう!生命の恩人なんて堅苦しいもんより、友達になってくれた方が気楽で何倍も嬉しいもんなんだぜ!」


 ライト達の言葉に、アウルムが感じ入ったように呟く。

 ただの友達なんかより、生命の恩人として接する方がアウルムに恩を着せることだってできるのに。

 そんなことよりも友達の方が気楽でいい、と言い切るレオニスの潔い姿勢に、アウルムは改めて感謝の念を抱く。


 そしてここで、レオニスがロングジャケットの内ポケットから懐中時計を取り出し現在の時間を確認する。

 時刻は午後三時半を少し回った頃。レオニスは懐中時計を内ポケットに仕舞い、アウルムに向かって声をかけた。


「……さて、俺達はそろそろ家に帰る時間だ」

『ぬ、そうか……楽しい時間というものは、あっという間に過ぎゆくものよの』

「だな。エドガー達も帰還するだろ?」

「ええ。実に名残惜しいですが、今日の演習も無事こなせたことですし、我らもそろそろラグナロッツァに戻らねばなりません」

「じゃ、転移門まで俺達といっしょに行くか」

「そうしましょう」


 レオニスの帰宅宣言に、エドガー達も同意する。

 エドガー達が荷物をまとめて各自相棒の鷲獅子に乗り込む間、ラーデとシーナ達もまたアウルムに別れの挨拶をする。


『アウルムよ、今日は其方の元気な姿を見ることができて嬉しかったぞ』

『吾もラーデの顔を見れて良かった。ラリーの玄孫シーナ、そしてその子供アルよ、其の方達にも会えて本当に良かった。其の方らの気が向いたら、またここに遊びに来るがよい。いつ何時でも吾は歓迎するぞ』

『ありがとうございます。私の方こそ、曽祖父様を知る御方と出会えましたことに心から感謝しております』

「バゥワゥ、アォーン!」


 ラーデとアウルム、そしてシーナとアル。

 見目麗しい金の毛と銀の毛、そして赤黒い鱗を持つ高位の存在達も再会の約束を誓う。


 エドガー達鷲獅子騎士団の面々の帰り支度が整い、ラーデを抱っこしたライトとレオニスもまたふわり、と宙に浮く。


「じゃ、アウルム、またな!」

『其の方らも元気で過ごせよ!エドガー、他の騎士達にもよろしく伝えておいてくれ!』

「承知しました!アウルム殿も、どうぞお元気で!」

「また修行に参ります!」

「今日もありがとうございました!」


 特に鷲獅子騎士達が名残惜しそうにしつつ、皆次々にアウルムに挨拶しながら転移門のある方向に向かって空や地上を駆けていく。

 二人の人族と五頭の鷲獅子、そして高原を颯爽と駆けていく二頭の銀碧狼を見送るアウルムの後ろに、いつの間にか野生の鷲獅子達も集まっている。

 遠ざかるたくさんの友の後ろ姿が見えなくなるまで、アウルムは無言でずっと見送っていた。

 アウルムへのブラッシングご奉仕と、ライト達の帰還の時です。

 サブタイの『生まれて初めての体験』とは、アウルムのブラッシングのことを指しています。


 アウルムが住む場所は『鷲獅子の生息地』『金鷲獅子がいる場所』という以外には、特に取り立てて特徴のない土地なので、ここを訪れたライト達に何をさせるか?というのが作者の悩みだったんですが。

 まずは鷲獅子騎士団の来訪による追いかけっこ修行を捻り出し、その後の休憩お茶会の他にもう一つエピソード欲しいなぁ……と考えていた時に、シーナさんの『ブラッシングはどうです? 金鷲獅子は身体が獅子なのだから、私のようにブラッシングしてあげるときっと喜びますよ?』という囁きが脳内に降臨。

 えぇえぇ、もちろん作者は速攻でその御神託に飛びつきましたとも!(º∀º)

 その抜け毛もちゃっかりと毛糸にする予定までいただいちゃったりして。

 後日どこかで『金鷲獅子の抜け毛の毛糸』が使えるといいなー( ´ω` )

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