第1215話 新たな任務依頼の予感
「ぇ、ちょ、待、え? 待て待て待て待て、急に何を言い出すんだ???」
突如深く頭を下げて頼み込むイーノに、レオニスが思いっきり狼狽している。
そしてイーノが思いの外大きな声を発したせいで、周囲の注目がレオニス達の方に向けられてしまった。
これを見たバッカニアが、スススー……とレオニスに近寄り、小声でそっと耳打ちする。
「なぁ、レオニスの旦那……これ、もうちょい端っこに移動してから続きをした方がいいんじゃね?」
「そ、そうだな……とりあえずそうするか……」
バッカニアの尤もな提案に、レオニスは即時頷きつつそそくさと壁の方に移動する。
そしてレオニスの後ろを、ライトやフェリックス、バッカニア、イーノの背にそっと手を当てて移動を促すスパイキーとヨーキャが続く。
そうして庭園の端に移動したライト達。ひとまず長いベンチの真ん中にレオニスが座り、その左側にライト、右側にイーノを座らせて話を聞くことにした。
「お前、イーノ、と言ったか? さっきのあれは一体どういう意味だ。つーか、何で俺が鷲獅子騎士団に力を貸さなきゃならん? そもそも俺は、鷲獅子騎士団と関わったことなんぞ一度もねぇってのに」
「それは……話せば少し長くなるのですが……」
「構わん。お前の言っている意味が全く分からんし、話が理解できんことには俺だってまともな返事のしようもない」
「分かりました……」
そこからイーノが鷲獅子騎士団の現状を、ぽつりぽつりと語り始めた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
イーノの話によると、今の鷲獅子騎士団は完全にお通夜状態らしい。
何故かというと、彼らのライバルである竜騎士団が原因であった。
「竜騎士団が何か大きな任務を近々控えている、というのは鷲獅子騎士団も聞き及んでいました。そのために遠い地に赴いて、地獄のような猛特訓も行っている、と」
「ぁー、まぁな……そこら辺は俺もちぃとばかり噛んでるから、一応知ってはいるが……」
イーノが言っている『地獄のような猛特訓』とは、言わずもがなシュマルリでの竜族達との特訓のことである。
邪竜の島討滅戦という重大任務のために、竜騎士団は精鋭をシュマルリに送り込み日々特訓に明け暮れた。
もっともそれは、白銀の君他シュマルリの竜族達との親睦や交流も兼ねていたので、竜族大好き☆な竜騎士達にとっては半分地獄・半分天国という、イーノが言う程そこまで悪いものではなかったのだが。
「その噂に対し、我ら鷲獅子騎士団は別段思うところはありませんでした。竜騎士団には竜騎士団の、そして我ら鷲獅子騎士団には鷲獅子騎士団の、それぞれの特性に合った任務というものがありますし」
「そりゃまぁそうだろうな」
「しかし……そのような呑気で甘い考えは、先日の公国生誕祭で完全に打ち砕かれました……」
「「「?????」」」
膝の上に握り拳を乗せ、真下に俯きながら目をギュッ、と閉じ身体を震わせるイーノ。
彼のその仕草は、心から悔しがっていることが見て取れる。
しかし、レオニス達にしてみれば何のことやらさっぱり分からない。
公国生誕祭といえば、つい先日の一昨日まで各地で盛大に催されていた、国を挙げてのビッグイベント。その最中に、鷲獅子騎士団で一体何が起きたかなど、部外者には知りようもないのだから。
しかし今ここにいる者達の中で、唯一イーノの話の意味を正しく理解した者がいた。それは、誰あろうライトである。
イーノが言っているのは、公国生誕祭の目玉行事である飛行ショーのことなのだ、ということを瞬時に察した。
何故ならば、この中で唯一ライトだけが公国生誕祭の飛行ショーをその目で直に見ていたからだ。
「ぁー、うん、まぁ、確かにね……イーノさんがそう思うのも、無理はないかもね……」
思わず呟いたライトに、レオニスがその意図を問うてきた。
「何だ、ライト。お前にはこいつの言っていることが分かるのか?」
「うん。実はね……」
心底不思議そうに尋ねるレオニスに、ライトは毎年公国生誕祭の中日に行われる飛行ショーのことを話した。
先に行われた鷲獅子騎士団の飛行ショーは、去年と変わらないくらいに素晴らしかったこと。だがその後に出てきた竜騎士団の飛行ショーが、去年とは比べものにならない程全てにおいてパワーアップしていたこと。
そして両者の差は歴然で、兎にも角にも竜騎士団の凄まじい飛躍ぶりが見て取れたこと等々。
それを聞いたレオニス他一同は、唖然とするしかなかった。
「はぁ……そういうことか……」
「俺達は、ラグナロッツァの飛行ショーなんて久しく見ちゃいねぇから、そんなことになってるとは全く知らなかったが……」
「レオさんの屋敷から、毎年飛行ショーを見ている坊っちゃんがそう言うくらいなんだから、それは間違いないことなんだろうなぁ……」
「そこでイーノ君は、竜騎士団と鷲獅子騎士団の実力差が開いちゃったことに、絶望してるってこと? カナ?」
「はい……その通りです……」
ライトの説明に、フェリックスやバッカニア達もようやく話を飲み込めてきたようで、ヨーキャの確認の問いかけにイーノも力無く頷いた。
鷲獅子騎士団は、竜騎士団とともに『アクシーディア公国最強の双璧』として名を馳せる。
その役割は、アクシーディア公国の防衛の要。
普段はラグナロッツァを拠点にしているが、被災地からの要請があれば全国どこへでも赴いて尽力を惜しまない。
そして竜騎士団と並び称される鷲獅子騎士団にとって、先日の公国生誕祭の飛行ショーは冗談抜きで衝撃だったらしい。
「飛行ショーを終えた後なんて、そりゃもう騎士団内は惨憺たるものでした……そこから一夜明けた昨日だって、団長他上層部の人達が気力を振り絞って緊急会議をしていましたが……一日中会議をしても、開いた戦力差を埋める良い案がなかなか出てこなかったようで……」
「「「…………」」」
未だがっくりと項垂れながら実情を語るイーノに、他の者達は言葉が出ない。
さっきまで平気な顔で披露宴のご馳走を食べ続けていたヨーキャですら、その箸が止まり無言になっている。
そんな中、それまでずっと黙ってイーノの話を聞いていたレオニスがようやく口を開いた。
「イーノ、お前がしょぼくれていた原因は分かった。だが、そんなん俺に言われてもどうしようもないんだが」
「いいえ、そんなことはありません!だって竜騎士団をビシビシ扱いて鍛え上げたのは、レオニスさんだって聞いています!」
「「「!?!?!?」」」
レオニスの言葉に、イーノがガバッ!と頭を上げて反論する。
そしてその反論を聞いたバッカニア達が、目を点にしながらギュルン!と首を90°向けてレオニスの顔をガン見する。
「おいおい、レオニスの旦那、今の話は本当か!?」
「つーか、レオニス、お前いつから竜騎士団とそんな仲になってんの!?」
「何をどうしたら、レオさんが竜騎士団を鍛えるって話になるんだ!?」
「レオニス君、もしかして竜騎士団の顧問にでもなっちゃったのん!?ウソーン!」
あまりにも衝撃的な初耳情報に、バッカニアやフェリックス達が思わずレオニスに詰め寄る。
その詰め寄り方たるや、ライトとイーノ以外の四人の顔がレオニスの上下左右四方からくっつきそうな勢いで迫っている。
ちなみにレオニスの右側がバッカニア、左側がフェリックス、上がスパイキー、下がヨーキャという位置である。
彼らがそうやって、レオニスにギャンギャンと詰め寄るのも無理はない。冒険者と竜騎士団、被災地以外でこの二者が同じ場に居合わせること自体が稀なのだから。
しかも、同じ場に居合わせるどころか地獄の特訓の指揮をレオニスが竜騎士達相手に揮うとか、前代未聞もいいところである。
同業者達からの怒涛の質問攻めに遭うレオニス。
「ちょ、待、お前ら、落ち着けって!」と小さく叫びつつ、ギュウギュウ詰めに寄ってくる四人の顔を両手でグイグイと押し退けた。
ただでさえ強面&むさ苦しい&胡散臭い男四人だというのに、さらには頬ずり寸前まで近寄られてもいい迷惑である。
ようやくバッカニア達の顔を押し退けて、ふぅ……と一息つくレオニス。
頭の中でだいたいの算段がついたのか、少しづつ説明をし始めた。
「まぁ、その重大な任務は昨日のうちにケリがついたから、お前らに話しても問題はないと思うが……一応これ、オフレコだからな? 他所でペラペラ喋るなよ?」
「「「「……(コクコク)……」」」」
「実は冒険者ギルドが主体となって、邪竜に占領された天空島の討滅戦が計画されててな……」
「「「「……(コクコク)……」」」」
先日急遽行われた邪竜の島討滅戦、その経緯をレオニスがバッカニア達に順を追って聞かせていった。
廃都の魔城の四帝は邪竜を手駒にして悪事を働くことが多いこと、その邪竜の巣となっている天空島が存在することが判明したこと、廃都の魔城の戦力を削ぎ落とすために邪竜の島討滅戦が計画されたこと等々。
「でな、俺達が邪竜の島の存在を知ったのは、本当に偶然なんだ。もともと光の女王と雷の女王に会うために、俺達は天空島に行ったんだが。その天空島に行く手段として、シュマルリの野良ドラゴン達と仲良くなったんだ」
「え? シュマルリのドラゴン達と仲良くなるって、どゆこと?」
「そりゃあれだ、俺達だけじゃとてもじゃないが天空島まで飛べんだろ? だからはるか上空まで飛べる野生のドラゴンと友達になって、背中に乗せてもらって天空島まで行こう!って計画だよ」
「「「「………………」」」」
あまりにも常識外にぶっ飛んだレオニスの話に、バッカニア達は小首を傾げつつ怪訝な顔をしている。
その先もレオニスが「だってよぅ、天空島まで飛べそうな飛竜は国が徹底的に管理してるもんだから、俺達冒険者にゃ絶対に使えんし」「かといって、翼竜じゃパワー不足で天空島まで行けんだろ?」「だから俺は去年の夏になる手前くらいに、シュマルリ山脈に単身で遠征に行ったんだ」等々言い募っているが、それらの言葉は殆ど彼らの耳に入らないようだ。
「野良ドラゴンと友達になる? そのためにシュマルリに単身遠征? 意味分かんねぇ……」
「レオさんが考えることは、ホンット俺達にゃ想像もつかんわ……」
「レオニス君、冗談抜きで人外街道まっしぐらだヨね……ウヒィィィィ」
「金剛級冒険者ってのは、これくらいぶっ飛んでねぇとなれねぇもんなのか? だとしたら、俺には一生無理な話だぁ……」
四人とも頬を引き攣らせながら、レオニスの行動のあまりの破天荒さに脱力している。
しかし、そんな四人に反してイーノだけはその目をキラキラと輝かせながら、レオニスの話に聞き入っていた。
「そうやって、ご自身で努力なさった末に野生のドラゴン達と友誼を結んだんですね!」
「ああ、早い話がそういうこった。で、例の話、竜騎士団の実力がとんでもなく上がったってのは、竜族の巣とも呼ばれるシュマルリで修行したせいだろう。あいつらが邪竜の島討滅戦のために、シュマルリで修行を始めたのが去年の秋頃……十月の半ばあたりからだからな」
「竜騎士団は、僅か三ヶ月の間にあんなにも強くなったのですね……」
先程まで俯いて、悔しがっていたばかりのイーノが得心している。
何故竜騎士団があんなにも強く、しかもより統制の取れた俊敏な動きができるようになったのか。その秘訣を、イーノ達鷲獅子騎士団はもとより他の誰も知る由もなかった。
しかし、竜騎士団を指導したというレオニスの話を聞けば納得できる。
竜族の巣であるシュマルリで、野生のドラゴン相手に三ヶ月も修行をすれば強くなって当然である。
そしてここでレオニスが、イーノに向けて静かに告げる。
「てことで、竜騎士達が力をつけたのはあいつら自身が研鑽に励んだ末の成果であって、俺は単にその橋渡しをしただけってことは分かってくれたか?」
「はい」
「なら、俺に鷲獅子騎士団の力になれっていうのは無理な話だってのも、分かるよな? さすがに俺でも、野良グリフォンの友達なんていねぇし」
「…………」
レオニスの言い分に、イーノはまたしても力無く俯く。
実際レオニスの言う通りで、レオニスは別目的で友達になっていたシュマルリの竜族と竜騎士団を引き合わせただけで、直接竜騎士団を指導した訳ではない。
レオニスがそうした橋渡し役ができたのも、それより先に野良ドラゴン達と友誼を結んでいたからに過ぎないのだ。
そして今のレオニスには、鷲獅子=グリフォンとの個人的な交流は全くない。故に、レオニスが鷲獅子騎士団と鷲獅子の仲を取り持つこともできない。
これはレオニスでなくとも、誰にでも分かる道理だ。
イーノの横にいたスパイキーやヨーキャが、落ち込んでいるイーノに向かって励ましの言葉をかける。
「イーノ、その、何だ……鷲獅子騎士団だって、今以上に頑張ればきっと強くなれるさ。だからそう落ち込むなって。な?」
「そうそう。てゆか、レオニス君に頼んだら最後、ホントに地獄を見る羽目になるからネ? ネ?」
「そうだぞ、イーノ、ヨーキャの言う通りだ。レオニスの旦那はな、正真正銘地獄からの使者だからな!」
「ヨーキャ、お前ね、バッカニアみたいなこと言ってんじゃねーよ」
ヨーキャとバッカニアのなかなかに酷い慰め方に、レオニスがブチブチと文句を言っている。
そんな中、イーノが再び顔を上げてレオニスに声をかけた。
「でも……昨日の夜、団長が言ってたんです。『ダメ元でレオニス卿に頼んでみるか』って」
「え?」
「それと、団長はこうも言っていました。『明日にも冒険者ギルドを通して、正式に指名依頼を出してみよう』って」
「え??」
「『竜騎士団のやつらを扱けるほどの人物ならば、我らの鍛錬にも御力を貸してくださるに違いない!』、団長はそう言って会議を締め括ったんです」
「え???」
イーノがつらつらと語る『鷲獅子騎士団団長の言葉』に、レオニスの目がどんどん丸くなっていく。
イーノの話でいくと、鷲獅子騎士団団長が冒険者ギルドに相談?をするのは昨日でいうところの明日。つまりは今日だ。
もしかしたら、今頃ラグナロッツァの冒険者ギルド総本部では、マスターパレンと鷲獅子騎士団団長のトップ会談?が行われているかもしれない。
その事実に気づいたレオニスが、慌てた様子でイーノを問い質す。
「ちょちょ、ちょっと待て……冒険者ギルドを通して、俺個人を指名した依頼を出すってのか? それ、マジで言ってんのか?」
「はい、マジです」
「嘘だろー……」
イーノの言葉に、今度はレオニスが真下を向いてがっくりと項垂れる。
鷲獅子騎士団団長が、冒険者ギルドを通して正式にレオニスへの指名依頼を出す―――これはほぼ間違いなく断れない案件である。
しかもそれが『鷲獅子騎士団の能力強化』という名目で出されたら、絶対にレオニスの一存では断れないやつだ。
特に正義の人マスターパレンなど、輝かんばかりの笑顔とともに大乗り気で引き受けることだろう。
垂れ目釣り眉と真っ白い歯を輝かせながら、大喜びでレオニスに話を持ちかける様子が今からありありと浮かんでくるようだ。
「……分かった。とりあえず近いうちに、冒険者ギルド総本部で話を聞くだけは聞いてくるわ」
「!!よろしくお願いします!!」
「ただし!俺がその依頼を絶対に引き受けるとは限らんからな!? それだけはよーく覚えとけよ!?」
「はい!!ありがとうございます!!」
ダメ元でレオニスに頼んだイーノ。一縷の望みが繋がったことに、ただただ喜びながら満面の笑みでレオニスに礼を言う。
はぁー……と深いため息をつくレオニスに、フェリックスやバッカニアが哀れみの声をかける。
「レオニス、お前も大変だなぁ……お前の苦労を見てたら、俺、このままずっと聖銀級でいいと思えてきたわ」
「全くだ。俺もこないだ黄金級に上がったばかりだが、しばらくはこのままでいいや。……さ、レオニスの旦那、話が一息ついたところでデザートでも食うか?」
「ぃゃ……もうちょい肉食わせてくれ……」
二人の言葉はあまり慰めになっていないが、それでもデザートを勧めるあたりバッカニアにしてはかなり気を遣っている方か。
そんなバッカニアの気遣いに、レオニスは項垂れつつ『甘いもんより肉!肉食わせろ!』と返す。
そんなレオニスの様子に、バッカニアもすぐに応える。
「おお、そうか、レオニスの旦那の胃はまだ食事モードのままか。そしたらスパイキー、ヨーキャ、レオニスの旦那のためにステーキやローストビーフなんかをたくさん持ってきてやってくれ」
「「あいあいさー!!」」
バッカニアが出した指示に、スパイキーもヨーキャもビシッ!と敬礼をした後すぐに食事が並ぶテーブルの方に走っていく。
こんな目出度い席でも新たな任務が発生するとは、何とも気の毒なことである。
しかし、それもまたレオニスが持つ強大な力故の人気なのだと思えば、逃れられない宿命なのかもしれない。
そしてライトもまたデザートのテーブルに行き、チョコレートケーキやシュークリームなどのデザートを皿いっぱいに乗せて帰ってきた。
「レオ兄ちゃん、レオ兄ちゃんの分のデザートをとっといたからね!」
「おう、ありがとうな……」
「レオ兄ちゃん、ぼくでも手伝えることがあったら何でも言ってね!たくさんお手伝いするから!」
「……ああ、そん時はよろしくな」
ライトの精一杯の気遣いに、最初はまだ力無い返事をしていたレオニス。
だが、たくさんお手伝いする!と張り切るライトの顔を見て、疲れて脱力していたレオニスの顔が次第に和らいでいく。
フンス!と今から鼻息も荒く兄を手伝う気満々の弟に、レオニスの心も少しづつ癒やされていった。
鷲獅子騎士団団員イーノの訴え、その一部始終です。
鷲獅子騎士団という言葉が出てきた時点で、その目的を察した読者様もいらっしゃるかもしれませんが。その予想通り?鷲獅子騎士団の窮状を訴えるものです。
実際第1170話でのアクシーディア公国生誕祭の飛行ショーでは、それまでほぼ拮抗していた竜騎士団と鷲獅子騎士団の実力が一気に開く結果になってしまいました。
これはまぁ必然というか、竜騎士団がシュマルリでの修行でメキメキと力を着けた故の避けられない結果だったのですが。
そうなると、双璧と謳われた鷲獅子騎士団の立場が完全になくなりますよねぇ(=ω=)
なので、この目出度い結婚式の最中でなくても、遅かれ早かれいずれはレオニスが直面したであろう問題だったのですね(´^ω^`)
とりあえずレオニスからの即答は避けて明言してはいませんが、まぁレオニスの予想通り断れない案件になるでしょう。実力ある人気者はツラいのぅ(´^ω^`) ←他人事
いつ、どういう形でレオニスが協力するかはまだ分かりませんが、頑張れレオニス!




