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マイナーゲーム世界で人生を切り拓く〜気がつけばそこは、誰も知らないドマイナーソシャゲの世界でした〜  作者: 潟湖
邪竜の島討滅戦に向けて

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第1162話 ラウルの料理の欠点

 客間で一旦解散し、食堂に再度集合したライト達。

 レオニスが一番最後に食堂に入ってきて、全員揃う頃には豪勢な食事がテーブルの上にたくさん並んでいた。

 王侯貴族の晩餐さながらのメニューに、シャーリィが目を丸くして驚いている。


「ンまぁぁぁぁ……これ、全部ラウルが作ったの……?」

「おう、全部俺が作った料理だ」

「私は『暁紅の明星』の皆といっしょに全国を旅しているから、各地のいろんな料理を食べたり領主や貴族に招かれて食事をすることも多いんだけど……この豪華さは、そんじょそこらの貴族に負けない程すごいわね……」

「お褒めに与り光栄だ」


 本日のメイン『火山蜥蜴の極厚ステーキ』に前菜の『ジャイアントホタテのマリネ』、『じゃがいものビシソワーズ』、『パイア肉のポワレ』などが並ぶ食卓。

 世界中を旅するシャーリィでも、この豪華ラインナップには圧倒されているようだ。

 そしてここで、最後に席についたレオニスが皆に声をかける。


「さ、冷めないうちにいただくとするか。いッただッきまーーーす!」

「「「いッただッきまーーーす!」」」


 レオニスの食事の挨拶に、ライト達だけでなくシャーリィも普通に手を合わせて唱和する。

 シャーリィが所属する『暁紅の明星』でも、この食事前の挨拶を必ずしているらしい。


 シャーリィの横にはレオニスとライト、そして向かいの席にはラウルとマキシがいる。

 そしてライトの横にはフォル、マキシの横には父ウルスと次兄ケリオンがいた。

 二人の人族と二人の妖精、そして三羽の八咫烏と一匹のカーバンクルの楽しくも賑やかな晩餐が始まった。


「ンーーーッ!美味しーい!ラウル、貴方が凄腕料理人だというのはさっきライト君やマキシ君からも聞いてはいたけど、これ程の腕前だとは思わなかったわ!」

「度重なるお褒めの言葉、誠に光栄だ」

「これなら宮廷料理人にもなれるんじゃない? ラグナ宮殿の晩餐会の料理以上に美味しいもの!」

「そんなもんになるつもりは全くないがな」


 ラウルの料理をベタ褒めするシャーリィに、ラウルは事も無げにクールに受け答えしている。

 人族が食する美食に慣れきったシャーリィでも、ラウルの料理はまた格別に美味しいらしい。


「……つーか、何だ、シャーリィ、ラグナ宮殿の晩餐会になんて出たことあんのか?」

「ええ、何度もあるわよ?『暁紅の明星』が公国生誕祭に招聘される度に、団の皆全員でラグナ宮殿で宿泊してるもの」

「さいですか……ホンット、優雅な妖精生を送ってるんだな……」


 何故にシャーリィが宮殿の晩餐の味を知ってるんだ?と疑問に思ったラウル。

 シャーリィの優雅な答えに、ほとほと感心している。

 ラグナ宮殿が旅の一座をそんなに厚遇しているとは初耳だが、実はそこまで不可解な話ではない。

 彼女達は、アクシーディア公国生誕祭をより華やかに飾る大事なVIP。貴賓扱いすることで彼女達の身の安全を守り、なおかつ行動管理もしやすくなるというメリットがあるのだ。


 しかしここで、シャーリィが頬を膨らませながらラウルに物申す。


「そんないいもんでもないわよ? ラグナ宮殿で寝泊まりすると、必ずどこかしらの外国の王子だとか貴族に口説かれたり絡まれたりするし。毎回三回は『わしの愛人にならないか? 金ならいくらでも出すぞ』とかキモいことを耳打ちされるんだから」

「「「………………」」」


 ジャイアントホタテのマリネをもっしゃもっしゃと頬張りながら愚痴るシャーリィ。

 先程頬を膨らませていたのは、ラウルへの怒りではなくほっぺたの中にご馳走がたくさん詰まっていたせいだったようだ。


 そしてシャーリィの生々しい話に、ライト達は絶句する。

 確かにこんな絶世の美女、しかも貴族ではなく平民となれば、立場の違いを利用して言い寄ってくる輩は腐る程涌き出てくるに違いない。

 もっとも、シャーリィの場合妖精であって人間ではないので、平民もへったくれもないのだが。


 そんな生臭い話の他にも、シャーリィの旅先での様々な話に花を咲かせるライト達。

 普段なかなか聞けない話だけに、ライトやマキシだけでなくレオニスも興味津々で聞き入っている。

 そしてデザートも食べ終わり、食後のお茶でのんびりと過ごすシャーリィ。

 満足そうな顔で紅茶を啜りながら、ラウルに礼を言う。


「はぁー、久しぶりにたくさん食べたー!ごちそうさまでした!ラウル、すっごく美味しい食事をありがとうね!」

「おう、喜んでもらえたなら良かった」

「さっきも言ったけど、貴方、本当に宮廷料理人になれるわよ。私が保証するわ」

「そんな保証は要らん」


 ごちそうさまの言葉とともに、再びラウルの料理を大絶賛するシャーリィ。

 だが、ふと何かを思いついたようにシャーリィがぽつりと呟いた。


「ああ、でもそうね、貴方の料理には一つだけ欠点があるわ」

「何? 俺の料理に欠点だと? ……聞き捨てならんな、文句があるなら受けて立つぞ?」


 シャーリィがふと漏らした言葉に、ラウルが静かに怒気を放つ。

 今までラウルの料理は、その極上の味を大絶賛されることはあっても欠点を指摘されたことなど一度もなかった。

 確かに味の好みは人それぞれだろうが、それでも『不味い』とか『美味しくない』と言われたことは皆無だ。

 料理をこよなく愛するラウルにとって、こんな不名誉なことはない。ラウルが気色ばむのも当然である。


 しかし、当のシャーリィはそんなラウルの怒りなどどこ吹く風でその理由を語る。


「ラウル、貴方の料理の欠点、それはね……」

「…………」

「美味し過ぎることよ!!」

「………………は?????」


 シャーリィの言い分に、身構えていたラウルが思わず呆けた顔になる。

 料理が美味しいことの、一体何が悪いと言うのか。ラウルにはさっぱり意味が分からない。

 だが、シャーリィの横にいるライトは『あー、なるほどね……』という納得顔をしている。

 ラウルは不思議そうな顔でライトに尋ねた。


「……ライト、こいつは一体何を言っているんだ? ライトには意味が分かるのか?」

「うん、分かるよー」

「なら、俺にも分かるように教えてくれ」

「うん、いいよ」


 率直に教えを請うラウルに、ライトは快く解説し始めた。


「えーとねぇ、シャルさんは『ラウルの料理は美味し過ぎて、ついついたくさん食べちゃうから困る!』って言ってるんだよ」

「??? 美味しいから食が進むのは、困るようなことじゃないだろ?」

「うん、普通はあまり困らないんだけどね。でもほら、シャルさんのお仕事は踊り子さんでしょ? たくさん食べ過ぎて太ったら困る職業ナンバーワンだよね」

「!!!!!」


 ライトの解説に、ラウルもようやくその意味を理解した。

 食べ過ぎることで唯一困ること、それは『カロリー摂り過ぎて太る!問題』である。

 この問題、育ち盛りのライトや基本肉体労働が主な仕事のレオニスにはほとんど関係ない。

 だが、体型が気になるお年頃の女子や太りたくない淑女達には割と本気で死活問題だったりする。


 特にシャーリィに至っては、仕事柄体型維持は最重要課題だ。

 暴飲暴食で腰のくびれや美脚のラインが崩れたら、それこそ洒落にならない。人気が翳って裏方に回されたり、最悪の場合リストラ対象になりかねない。

 表舞台で華やかな活躍をするためには、食事の節制などにものすごく気を遣っているのだ。


 実際ライトの解説中も、シャーリィは目を閉じ拳を握りしめながら、くーッ!という悔しげな顔をしている。

 そしてその都度「そうそう、そうなのよ!」「今日のご飯はあまりにも美味し過ぎて、気がついたらいつもの二倍以上食べちゃってたわよ……」と激しく同意していた。

 シャーリィがそこまでドカ食いしていたようには見えなかったが、それでも普段よりも多くカロリー摂取してしまったことに変わりはないのだろう。


 そうしたシャーリィの涙ぐましい日々の努力?を察したラウル。

 これまでラウルは、ダイエットの類いに全く縁なく生きてきた。だが、今までの経験を通して一つ学んだことがある。

 それは『人族他鬼人族や小人族などの女性陣は、体型や体重などを気にする傾向にある』ということだ。

 そしてそれはシャーリィにも当てはまるのだ、ということにラウルはようやく気づき、何だか申し訳ない気持ちになってきた。


「ぁー、うん……何というか、すまなかった……明日からシャーリィにはもっと質素な食事を出すから、許してくれ」

「ぅぅッ……私、踊り子を引退したら、ラウルのご飯を心ゆくまでお腹いっぱい食べるの……それまで我慢よ……」

「何だその聞いてて侘びしくなってくるフラグは」


 がっくりと項垂れながら、ボソボソと呟くシャーリィ。

 いつも凛として華やかな空気をまとっているシャーリィの、初めて見せる素顔がそこにはあった。

 人里での顔『暁紅の明星の看板スター、絶世の美姫シャル』ではなく、ラウルが知る幼馴染『プーリア族のお転婆娘、シャーリィ』の懐かしい顔に、ラウルが思わずフフッ、と笑う。


「お前がいつ踊り子を引退するかは知らんが……ま、そうなったらまたここに来い。いつでもたらふく飯を食わせてやる」

「……ホント? そしたら私、今日出してくれたご馳走の倍以上は食べちゃうかもしれないわよ?」

「上等だ。それくらい余裕だし、むしろその程度で収まるなら可愛いもんだ。何しろこの大きなご主人様は、十人前二十人前食べるのが当たり前だからな」

「え、マジ?」

「マジマジ」


 ラウルの言葉に、シャーリィが上目遣いでラウルを見つめる。

 シャーリィも何気に大食い要素がありそうだが、それでもレオニスやフェネセン、クレア姉妹に比べたら可愛らしいものだ、とラウルは思う。

 当のシャーリィは、レオニスの大食いやフェネセン、クレア姉妹の驚異の胃袋を知らないので、ラウルの言い分にびっくりしているが。


「……さ、シャーリィもそろそろ風呂に入って寝る支度しろ。お前が風呂に入っている間に、お前が泊まるための二階の来客用寝室を整えておくから」

「ありがとう……お言葉に甘えて先にお風呂をいただくわね」

「つーか、タオルくらいは用意してやれるが、パジャマなんかの着替えはあるか? この家には女が一人もいねぇから、女物の服とか貸してやりたくても一枚もねぇぞ?」


 寝る前にシャーリィに入浴を勧めるラウル。

 シャーリィの入浴中に、彼女の寝る部屋を用意するつもりなのだ。

 ただし、女物の寝間着や着替えなどこの屋敷には一枚もない。ここには日頃から男しか住んでいないので、当然至極のことである。

 そのことを確認しようとしたラウルの言葉に、シャーリィの口からとんでもない返事が放たれた。


「あ、それは大丈夫、私寝る時は裸族だから」

「裸族……お前、裸族の姿で絶対に部屋から外に出るなよ?」


 シャーリィが放った『裸族』というとんでもないパワーワードが飛び出してくるとは、夢にも思わなかったラウル。

 確かにそれならパジャマ問題は無事解決するが、その反面他のリスクが甚大過ぎる。

 一糸まとわぬシャーリィが寝室の外をホイホイと出歩いたら、それこそ大問題勃発必至である。


 そんな大問題が起きては敵わないので、ラウルが渋い顔をしつつ早々に釘を刺し、シャーリィもまたラウルの釘刺しに「はぁーい」とのんびりとした口調で答えている。

 そんな呑気なシャーリィに、ラウルは『こいつ、本当に大丈夫か……?』という顔をしているが、ここはシャーリィの言葉と良心を信じる他ない。


 そしてシャーリィはクルッ!と振り向き、今度はライトやマキシに向かって声をかけた。


「ねぇ、そしたら皆でお風呂入りましょうよ!」

「え!?!?!? そそそそれはちょっと……ぼくは遠慮しときます……」

「えー、何よぅー、ライト君ってばつれないわねぇ。じゃあ、マキシ君、フォルちゃん、お風呂に行きましょ♪」

「え!? 僕ですか!?」

「そう!何ならマキシ君のお父さんとお兄ちゃんもいっしょに、皆で楽しくお風呂しましょ!」

「え、えーと……」


 ライトを風呂に誘うも、敢えなくフラれたシャーリィ。

 そう、シャーリィは知る由もないことだが、ライトの中身はアラフォーなので妙齢の女性とともに入浴するなど絶対にあり得ないのだ。

 しかし、シャーリィはそれにめげることなく今度はマキシやフォルを風呂に誘う。


 シャーリィは食事中にも「木の実のサラダを食べているフォルちゃん、すっごく可愛いー♪」とか「八咫烏のお父さんとお兄ちゃん、唐揚げとか食べるのね!」等々、ものすごく楽しそうにはしゃいでいた。

 どうやらシャーリィもフォルやウルス、ケリオンのことがとても気に入ったようだ。


 ちなみにフォルは、今はシャーリィの腕に抱っこされている。

 フォルの愛らしさに一目で射抜かれたシャーリィが、ご飯の時以外は抱っこして離さないのだ。

 これはシャーリィがフォル教信者第六号になること確定か。


 そんなシャーリィが風呂に誘っているのは、人化の姿をしたマキシではなく八咫烏としてのマキシ。フォルの他にもウルスやケリオンも誘っていることからも、それは十分に見て取れた。

 人の姿では恥ずかしいことでも、八咫烏の姿なら問題なく入浴をともにできるだろう。『カラスの行水』ならぬ『八咫烏の行水』になるかもしれないが。


「フォルちゃんや父様兄様がいっしょなら……父様、兄様、どうなさいますか?」

「ふむ、人族の入浴か。文化の違いをより深く理解するためにも、ここは一つ我らも同行させていただこう」

「そうですね。我らの砂浴びとは全く異なるでしょうが、モクヨーク池での水浴びと思えば問題ないかと」

「やったぁー!じゃ、決まりね♪」


 マキシ達八咫烏とフォルとともにお風呂に行けることが決まったシャーリィ。

 今まで以上にご機嫌そうな笑顔でラウルに話しかける。


「じゃ、そゆことで。ラウル、お風呂にいってくるわね♪」

「おう、ゆっくり入って旅の疲れを癒やしてこい」

「はーい♪……あ、一応聞くけど、レオニスさんもいらっしゃる?」

「いや、ライトと同じく遠慮しとこう」

「うふふ、そう仰ると思ったわ。大きなご主人様は本当に紳士な御方ね!」


 客間の入口手前で、レオニスにも声をかけたシャーリィ。

 もちろんレオニスはその誘いを断り、シャーリィの方もレオニスが断るであろうことを予想していた。

 如何にもそれは形式的な誘い方だったが、レオニスがシャーリィの誘惑にホイホイと乗っかることなく断ってきたことが彼女にはとても嬉しいようだ。


 そうしてシャーリィはマキシ達とともに風呂に行き、ラウルは早々にシャーリィ達のバスタオルやら来客用寝室を整えるために客間を出ていった。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 客間に残ったのは、ライトとレオニスの二人のみ。

 それまで賑やかだった空間が、一気に静まり返る。

 静けさが横たわる中、レオニスがぽつりと呟く。


「……何ともお転婆で賑やかなプーリアだな」

「だねぇ……でも、ラウルも何だかんだ言って楽しそうだよね」

「まぁな。あいつが外で会える唯一の同族だからな」


 ふぅ……とため息をつく二人だが、別にシャーリィのことが嫌いな訳ではない。

 むしろラウルの同族として、二人ともシャーリィのことを好意的に受け止めている。


「レオ兄ちゃん、明日は何時に出かけるの?」

「朝五時には家を出る」

「そっか、そしたらぼく達もレオ兄ちゃんお見送りするために、朝早くに起きるね!」

「おお、朝早いのにお見送りしてくれるのか。そりゃ嬉しいな、ありがとよ」

「どういたしまして。三日目のお祭り、楽しみにしてるからね!」

「おう、俺もそれを楽しみに初日と二日目頑張るわ」


 明日から始まる公国生誕祭。レオニスは初日と二日目は終日冒険者ギルド総本部に詰めるので、その間この屋敷に帰宅しない。

 二日間もレオニスと顔を合わせないのは、ライトにとってとても寂しいことだ。

 だがしかし、仕事とあればそれも致し方ない。


 三日目の祭りを心の支えにしつつ、初日と二日目はウルスさんとケリオンさん、そしてシャルさんと目一杯生誕祭を楽しもう!

 そう心に誓うライトだった。

 ライト達レギュラー陣とスペシャルゲストシャーリィの心温まる?交流風景です。

 ぃゃー、シャーリィさんってばなかなかに自由奔放な妖精さんです。


 そして今回初めて出てきた、ラウルの料理の欠点。『美味しいものは太る!』問題。

 これねー、ホントにねー、普通の人間にとってはキツい問題ですよねぇ。

 作者も糖尿病の家系の生まれなので、糖分や脂分には気をつけなきゃならないんですが(=ω=)

 この世の中には、美味しいものが溢れ返っててですね…(=ω=)…

 しかも美味しいものは太る=たくさん食べ過ぎると糖尿病まっしぐら!なのが悲しいー(;ω;)


 そしてこの糖尿病、罹るのはアジア人やヒスパニック、黒人で、白人は糖尿病に罹りにくいんだそうで(゜ω゜)

 まぁ、そうは言っても絶対に罹らない!という訳ではないんでしょうが。それでも糖尿病になり難い体質というのは実に羨ましいものです。

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