第二話 誰かサブタイトル考えて
宇宙人ってなんすか?
人が死ぬ瞬間とは周りが遅く感じるというのを聞いたことがある。
しかし、私が、死ぬ時は全くの真逆であった。世界が速くみえた。頭が追いつかず、体も追いつかない。瞬きする間に死んでしまった。
気がつくと私はどこまでも真っ白な空間にいた。
天国か?
???「元気ですかー?」
鬱夫「死んでるよ!」
ついついツッコんでしまったが、今話かけてきたのは誰だろうか。
???「こっちだよこっち」
声のする方を見てみると女性が立っていた。
鬱夫「だれですかあなた」
???「う〜ん君たちが宇宙人と呼んでる存在かな。まあ宇宙人とよんでくれよ」
宇宙人!?彼女の答えに少々驚いたが、私は今どういう状況なのだろうか。ひとまず、情報を聞き出そう。
鬱夫「私は、死んだのではないのですか?」
宇宙人「ああ、確かに死んだ。すまない、実は我々が行った転移・転生魔法が失敗してな。
タンカーで間違えて君を轢き殺してしまったんだ。」
鬱夫「えぇ(困惑)。というかここはどこなんです?」
宇宙人「ここは...まああの世とこの世の狭間だとでも思ってくれ。それよりも轢き殺した謝罪になるかは分からないが、異世界転生をしてはどうだ?」
鬱夫「マジスカ?でもどうせなら俺TUEEEEEEEE
したいんだが?」
宇宙人「そうだな....。その手に持ってる兵器らしきにでもなるか?ちなみに我々が使ってるのは君たち
の科学とは違い魔法だから多少違ってくるがいいか?」
彼女は私のプラモの戦艦紀伊に指を指した。
私は、喜んで飛び跳ねそうになったがそれを堪えた。
鬱夫「わかった、そうしよう。しかしなんでわざわざ生き返らせてくれるんだ?きみにとっては私が死のうが関係ないだろう。」
宇宙人「一応罪悪感があるのでな。(ホントは異世界に転生装置が使えるかの実験の為)」
鬱夫「おお、ありがとたい。よし!異世界で俺TUEEEEEEEEしてきます!」
宇宙人「ではいってらっしゃい。」
ピザじゃない!ピッツァだ!