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僕の私のヒーロー  作者: 日向 ゆい
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__始まってもないものは終わらないと思うby立山 茉菜

__形あるものはいつか壊れる。なんて言葉があるけど、だったら、形ないものはいつか終わる。なんてことが言えるんじゃないかな…なんて思ったり思わなかったり。

「__お疲れ様でした」

…なんて考えていると部長の春奈先輩によるその一言で皆は解散し、各々楽器を片付け始めた。

今日は音楽室で練習した後、大視聴覚室で練習したのもあってとりあえず大視聴覚室に行って楽器を運んでいた。

「__…早く帰りたい」

ため息と共に決意とも愚痴とも取れる独り言を呟いてまた楽器を運び始める。

「…茉菜ちゃん」

楽器を運んでいると、同じパートの凪浠(なぎ)ちゃんが手伝ってくれた。…なぎは私と意見が合うしいい人だとは思うけど…

「あの…楽器片付けよう…?」

「…あと少しだけ…」

後ろにくっつくのはどうなんだろう……お互いに彼氏持ちなのに…

最近見かける女の子好きなのかな…なんて考えてたら少し落ち込んでる大宮先輩に見付かった。…あぁ、音楽あるの知らなかったのか…

「…遊んでないで片付けろ…」

イライラをぶつけられたような感じに取れる投げやりな言い方で怒られた。とりあえずなぎをどうにかしないと…

「なぎ…?とりあえず片付けたら…?」

「…こうしてる方楽しい…」

…そろそろ大宮先輩以外の先輩に怒られるかなーと思ってたら

「…さっさと片付けろ。邪魔だ。」

と大宮先輩から一喝。なぎは渋々離れて片付けを始めた。

「…よかった…」

ため息と共に出てきたその言葉は誰の耳にも届いていなかった。

※ ※ ※

「__…疲れた…」

片付けが全部終わって、身支度を少しゆっくりしていた時に、大宮先輩が「……ありがとうございました。」って言って音楽室を出て行った。

「あ…なんか送らなきゃ…」

先輩を惚れさせるための計画のためになんでもいいから会話をしなきゃ…っていう考えを持っていたから少し急ぎ足で片付けをした。

「…ありがとうございました」

そう言って音楽室を出て玄関まで向かう。先輩の姿を見つけられなかったから、RIGHTに一言送ってみた。

「こんなのでいいかな…」

とりあえず『お疲れ様です!』って送って様子を見てみることにした。

少しそわそわしながら親の迎えを待っていると、大宮先輩から『…おつかれ、頑張ったな』というRIGHTが返ってきた。

「…ど、どう返そう?」

帰ってきたのはいいけどどうやって返せば自然かな…と考えること数分。とりあえず他の人に返信しながら考えることにして、良いのが浮かんだらそう返そうと計画した。

……結局何も浮かばなかったから『だいぶ疲れました…』って送ることした__

えー、だいぶ遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

多分明日に異世界現実と怪異探偵を最低1話ずつあげたいなと思っております。

……もしかすると遅くなってしまう可能性もあるので、気長に更新をお待ちください!

それでは、他の作品もお楽しみください

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