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俺はあなたに一途です。  作者: 真室裕利
9/12

リア充⑤

動物園に着いた。ここの動物園は高校生まで入場料がなんと200円!!



こんなに安くて元は取れるのだろうか?だって、動物園って餌代で結構かかるんじゃないか?


……と、そんな心配をしていたが大丈夫だから経営しているのだろうと思った。まぁ、たった200円で1日中遊べるんだから消費者としてはとてもありがたい。


俺らはまず、キリンがいるエリアに行った。


「おお、すごいよ!すごい大きいね!」

「そーだね!迫力あるね。」


美紅がとても興奮していた。ここではキリンと同じ目線で見ることが出来る。確かに俺もこれは凄いなと思った。目の前でキリンが餌を食べているところが見れた。


「すげー!まじやばたんだわ!」

「ほんとそれな!俺初だわこんなの!」

「キリンの赤ちゃんかわゆ過ぎなんすけど!」


隣で軽い会話が聞こえてくる。はるぽよと悟瑠の元にもキリンが集まっていた。しかも親子連れがいた。うん、あれはめっちゃ可愛い。


「あー!あのキリンの赤ちゃんかわいいーー!」


美紅も気づいたようだ。


「そだね、めっちゃ可愛いね。」


俺らはその次に象を見に行った。ここではちょうど、象たちに餌をあげている時間だった。象たちは鼻で器用に食べ物を掴んでいる。


「象って器用だね〜。」

と、美紅。

「ほんとだね。俺はあんなこと出来ないよ。」

「そりゃそうでしょ!蒼汰が鼻であんな事出来たら怖いよ!」


と、めっちゃ笑われた。え、そんなに笑うところか?まぁ、笑っている美紅はとても可愛いからこんな表情見れて嬉しい!ごちそうさまです!!


ここで俺らは2人とはるぽよたちは一旦解散した。


そして、俺らは何故か昆虫館に入った。なんか美紅が急に入りたいって言って俺らは入ることにした。



……俺、あんま虫好きじゃないんだよな。でも美紅にダサいところは見せられない!だから頑張るぞ俺!……ところで美紅は虫とか好きなのだろうか?聞いたことがないな。



昆虫館の中には様々な虫がいた。ケースの中に見たことの無いレアそうな綺麗な蝶がいた。おお、凄いなこれは。と、俺は感動していた。


「ねね!あっちのエリア行かない?」


美紅に言われて見た先には「昆虫ドーム」と書かれたエリアがあった。昆虫ドームってなんだ?


「いいよ!なんだか気になる!」


俺はそう言って美紅と入ることにした。


実際に入ってみると……そこには様々な蝶やバッタが飛んでいた。なるほど、直接昆虫に触れるってことか。なんかちょっと嫌だな。


……と思っていたら美紅が軽く悲鳴をあげた。


「どうした!?」

「実はね、蝶とかは平気なんだけど、バッタが嫌いなの。」


そうか、バッタが嫌いか。俺もあんま得意ではない。だが俺の方に向かって来なければ大丈夫だ。


しかし、それは急にやってきた。ブーンと羽音をたてて、美紅を方に飛んできた!


「きゃああ!」


美紅は案の定悲鳴をあげた。そして、俺の腕にぎゅっとしがみついてきた。



なっ……!?ちょっと待て!む、胸が当たってるんですけど!?いくら美紅の胸がないと言ったってそりゃもう女子高生だ。少し柔らかいものが俺の腕に当たる。



やばいって!!!まじでやばいって!!!俺は自分の心拍数が上がったのを感じた。


だが、俺はなんとか耐えることができた。昆虫ドームからすぐに出て、美紅が離れたからだ。でも美紅はまだ涙目のままだ。


「怖かったよぉぉ。」

「大変だったね。昆虫館出よっか。」

「うん。」


こうして俺らは昆虫館を出た。まだ俺の腕には美紅の感覚が残っている。もしかしたらあれは一生に一度の体験かもしれない。そう考えると昆虫ドームを出たのは勿体ないかなと思った。


でも結構ガチで美紅は怖がっていたので出て正解かなとも思った。


はぁ、美紅のあの涙目の顔も可愛かったなー……


キリンを見て興奮している時の顔、怖くて涙目になっている顔、どちらも可愛いすぎた。

写真に収めとけば良かったなぁ。


……折角の美紅といられるたった1日なんだから。



もうすぐはるぽよたちと合流する時間だ。2人で見て回れるのはあと1箇所くらいだけだろう。いっその事ずっと2人でいて、合流したくない。


しかし、今日ははるぽよと悟瑠がメインだ。はぁ、4人でも楽しいけど2人で来たかったなー。


……と、考えていたが今日こうやって楽しい時間を過ごせるのはあの2人のおかげなんだ、と改めて思うとなんだか急に寂しくなった。


明日も明後日もその先もずっと美紅と仲良くしたいなー。

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