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俺はあなたに一途です。  作者: 真室裕利
2/12

やってやる!

翌日……


決戦の日がやってきた。おれが初リア充になれるかどうか決まる日だ。当たって砕けろって言葉もあるくらいだしね!告ってみなきゃなにも始まらない。


もう既にたくさん準備はしてある。佐藤美紅ちゃんを呼び出したのは自分でも完璧だと思った。



LIMEで「明日の放課後暇?」と聞いておいた。典型的だが、これが1番いい。シンプル・イズ・ベストだからな。暇だよって返ってきたので場所を決めた。場所は屋上だ。これも典型的だも思われるかもしれないが俺はその1つ上をいく。


きちんと天気予報も確認しといたのだ。天気予報によると晴れ。放課後だから夕日が綺麗な時間だ。まさに完璧。いやーさすがは俺だ。


で、肝心の告白の言葉だが、パターンは何個か考えている。


パターン1.魅惑的な言葉。「君と僕は1つに結ばれる運命(さだめ)なんだ。だから付き合おう。」……うん、普通にきもい。こんな事言われたら引くな…ってことで却下。


パターン2.上から目線な言葉。「おい、佐藤、俺と付き合え。そうしないと1週間以内に大変なことが起きるぞ。」……うん、こんな事言ったら警察呼ばれて即捕まっちゃうよ。ってことで却下。


パターン3.シンプルに言う。「僕はあなたの事が前から好きでした。付き合って下さい!!」……うん、これかな?

あれ?なんか結局ド定番の告白になってね?さすが俺。これが物語の主人公になれない逸材の運命か……


まぁ、いいや。気持ちが伝わればなんでもOK。んじゃ告りに行ってくるね!




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