表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『霧島華音』 ~『不思議』の『何でも屋』~  作者: hermina
第5章 『学校の七不思議』
36/60

『学校の七不思議』 終 ~ホントウの『七不思議』~

香奈、知真、葉和、香織の4人が帰った後、華音と花子はまだ学校に残っていた。


「華音様っずるいですっ!」

「結局自分の事は何も言わないんですから・・・」


華音は、少し悲しそうな表情をする。


「あ、すみません・・・」

「私とは状況が・・・違います・・・よね。」


「いや、私に勇気がなかっただけだろうな。」


「でも、あの子達は分かってくれてる・・・と思いますよ?」


「・・・ああ。」


「にゃーーー」


「どうしたの?」


『桜』が咲いている。

学校の裏手、咲くはずの無いご神木の『桜』

季節も秋。

時間も夜。

なにより、数十年前より花をつける事は無かった『桜』が咲いていた。

夜の闇に怪しく光り輝く。

しかし、それも一時の事。

『桜』の輝きは失われ、夜の闇にのまれていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ