詩 叫べ 作者: 荻雅 康一 掲載日:2013/08/15 泣け泣け叫べ 我が身連なるこの苦痛 うねる我が身の蛇の中 留まり知らぬこの孤独 堪えろ堪えろと叫ぶほど 我が身を襲う潮の味 たえた先には光か闇か 解らぬ雲路は 祈りのようで 泣け泣け叫べ 我が身連なるこの恐怖 引きし大波渦の中 流しきれぬこの傷を 耐えた耐えたと叫ぶほど 我が身を襲う灰の味 たえる先には望みか狂気か 判らぬ思慕は 祈りのようで 波間漂う一(ヽ)匹(ヽ)の鳥 ―――――――――――――――――――――――――――――